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十二支の神様

十二支の神様

「十二支の神様」のメインビジュアル

1

1話 逃走・思い出

♥

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2023年08月19日

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名前 草摩 凪斗 年齢 透と同じ 好きな○○ 十二支・慊人 嫌いな○○ 本家・呪い

・十二支に出てくる神様 ・十二支を癒す力がある

凪斗様 急に居なくなるのは 辞めてください

慊人さんが 1番気に入って 居られるのですから

何故か その日だけ俺の中に 行動の制限を拒むものがあった

はぁ...

何て お可哀想な方...

哀れな 言い方をする使用人にも 腹が立った

凪斗(ナギト)

少し 黙ってくれる

はい?

凪斗(ナギト)

何回も 言わせないで...

凪斗(ナギト)

黙れって 言ってるの...

使用人は こちらを睨みつけると 顔を背け 前を向いた

コンコンッ

慊人

誰...

凪斗(ナギト)

俺だよ。慊人

慊人

入って

慊人

遅いよ

凪斗(ナギト)

ごめん

慊人

ねぇ...僕から 逃げないでね

俺を包むかのように 抱きしめる細い腕

そんな中 邪魔が入った

慊人

チッ...何だよ....

慊人は眉を顰めると 不機嫌そうに こちらを見た

慊人

凪斗 今日は下がって

凪斗(ナギト)

うん

日差しが...強いな....

気づいたら 森の方まで来ていて そのまま 視界が歪んだ

楽しそうな鼻歌が 遠くの方から 微かに聞こえる

えぇ?!ひ、人が 倒れている!!

ど、どうしましょう!!

救急車...?いや まずは
家に 連れて行く....?

俺の顔が 真っ青になっていたから なのか とても焦っていた

由希

あれ?本田さん どうしたの?

あ!!由希くん!!!

女の子は 言葉を選びながら 説明していた

由希

凪斗!!

何処か 見覚えのある顔だった

え?お知り合いですか?

由希

あ、うん

由希

十二支の神様だよ

冷静を取り戻すと 優しく微笑んだ

えぇ?!神様!?

す、凄いお方 なんですね!

由希

とりあえず 家に運ぼうか

はい!

紫呉

おやおや??

紫呉

その子は 凪斗かい?

由希

うん。森で倒れてたから
連れてきた

凪斗(ナギト)

ん.....?

直ぐに慊人の元へ 戻らないといけないと 思って 勢いよく起き上がった

紫呉

こらこら いきなり
起き上がらないで

凪斗(ナギト)

紫呉...?

由希

凪斗 大丈夫...?

凪斗(ナギト)

由希!?

見慣れた顔が揃い 驚きが隠せない

凪斗(ナギト)

あ、うん。大丈夫だよ

はい。どうぞ

凪斗(ナギト)

...ありがとう

前に話していた女の子のことを 思い出して この子だと確信した

紫呉

何で 森で倒れてたの?

凪斗(ナギト)

本家が 嫌になった....

凪斗(ナギト)

あそこは、、息苦しいよ

溜まっていたのが 零れたのだろうか

凪斗(ナギト)

俺は 報われてるように
見えるらしい...

凪斗(ナギト)

でも違う....
辛さは 人それぞれだ

凪斗(ナギト)

俺は....疲れた.....

優しく 抱きしめる温もりを感じた

由希

ねぇ、一緒に ここで
暮らそう...?

凪斗(ナギト)

無理だよ....

そんな目で見つめられると 何も言えなくて 困り顔で答えた

紫呉

そうだよ。由希くん

紫呉

これを慊人さんが 許して
くれるわけ 無いでしょ、

深刻的です....、))

?!凪斗!!

また見慣れた顔が出てきて 反応に 困ってしまう

どうしたんだ?!
何でここに...、

凪斗(ナギト)

逃げた...

はぁ!?

逃げたって!どういう.....!

聞きたい事が 沢山あるのか 一斉に喋られて 困っていると 夾は 勢いよく池に落ちた

由希

うるさいよ。バカ猫

何すんだ クソネズミ!!💢

2人の喧嘩は いつでも絶えない

紫呉

よしっ!凪斗は隠そう!

?どういう事ですか?

紫呉

慊人さんには 内緒で
ここに隔離する!

紫呉なら直ぐに 慊人に報告すると 思っていたから 驚いた

それって 良いので
しょうか....、

由希

そうしよう。凪斗が
それで 良いなら...

これは お前が決めることだ

皆は納得しているようで 混乱した

それが良いのか 嫌なのか
決めろ

数秒考えて 何とか出した答えを 力の無い声が 放った

凪斗(ナギト)

....それが..いい....

由希

じゃあ 決まりだね

紫呉

部屋は どうする?

紫呉

明日までは 誰かの部屋で
寝てもらえる?

悩んでいると 2人は同時に 口を開いた

由希

僕の部屋でも 良いよ

俺の部屋でも 良いぜ

...あ"?

由希

...は?

やんのか"??

由希

良いよ。本気で 相手して
あげる....

やっぱり2人は いつも喧嘩をしてる

お、お2人とも..!

紫呉

じゃあ!僕の部屋で寝よう!

凪斗(ナギト)

あ、うん

紫呉は そんな2人を ほっといて 勝手に決めていた

腹減った...

あ、じゃあ 今すぐ
ご飯作りますね!

胸のざわつきが 収まらない

紫呉

心配するなって〜!

紫呉

慊人さんは きっと
大丈夫だよ!

凪斗(ナギト)

....うん

慊人

凪斗...凪斗は何処だ....

慊人

何でここに居ない...

いつもは 笑顔で迎えてくれるはずの 凪斗の姿は そこにはなかった

慊人

この僕から 逃げたのか...?

落ち着いた空気を 漂わせている 部屋の中は 何時もより暗かった

今まで僕の許可なく 何処かへ 行くことは 無かったのに

出来ましたよ!

凪斗(ナギト)

....頂きます

皆も手を合わせると 次々に食べていった

口の中に 幸せな味が広がる いつもは味のしない ご飯が美味しい

どうですか?
お口に 合いますか?

凪斗(ナギト)

うん。とっても 美味しいよ

それは良かったです!

凪斗(ナギト)

少し 失礼するね

はい!

俺は少し 部屋を出た

由希

凪斗が幸せそうで
良かった、

由希くんは 神様が
好きなのですね!

由希

うん。いつも 一緒に
居てくれた人だから....

初めて会う時 どんな人なんだろうと思った

ネズミ憑きのお方が ご誕生なされた事は 草摩にとって 祝着至極に存じます

現当主の慊人さんや 凪斗様は元より 今は亡き前当主も さぞやお喜びの ことでしょう

由希母

でも どうにも この子は
病弱で心配だわ...

由希母

満足に御相手 出来ずに
愛想 尽かされるんじゃ
ないかしら、

そのような事の心配は__。

神と十二支の間には 言葉で語られぬ 絆があると 言われております。

すぐにも 仏間軸なられ ましょう

昔の俺は病弱で 咳をよくしていた

由希母

由希 ご当主と凪斗様の
前では 咳をしないで

母親に そう言われて 口元を押えた

慊人さん 凪斗様 お連れ致しました

会ってみると 何とも言えない気持ちが 襲ってきた

自然と 涙が溢れてくる

由希母

ぇ、まぁ 何?!

由希母

何泣いてるの 由希!!

由希母

失礼でしょ!!

先に お生まれになられた 物の憑きの 方々も お泣きになられました

これを絆と言わず なんと 言うでしょうか

切れぬ縁とでも 言いましょう。

泣いてる俺を 慊人は優しく 抱きしめてくれた

慊人

やっと 会えたね

慊人

僕の由希

慊人

ネズミはね 十二支の中で
1番偉くて 神に1番近い存在なんだ

凪斗は いつも慊人の話を 聞きながら 鼻歌を歌っていた

慊人

つまり 僕や凪斗と1番 近い
存在なのは君で 僕達と同じ
ように君も特別なんだ

慊人が 茶碗を投げた事も あった

凪斗(ナギト)

ん?

俺はずっと咳をしていた

慊人

うるさいなぁ!

慊人

その咳 辞めろよ!!

慊人

ウザったいんだよ!!

止めようと思っても 咳が止まらない

凪斗(ナギト)

由希 咳止めは飲んだ?

俺は軽く 首を横に振った

凪斗(ナギト)

じゃあ 咳止めを
用意させるね

優しい対応に 安心して咳は 少しずつ 落ち着いていた

慊人

何で 由希ばかりに
構うんだ....

凪斗(ナギト)

慊人が うるさいって
言ったんでしょ?

凪斗は 茶碗を拾うと 零れた米も 丁寧に一つ一つ 全て拾った

慊人

そうだけど...、

凪斗(ナギト)

ちょっと 待ってね

凪斗(ナギト)

今 新しいご飯を
持ってこさせるから

慊人

うん...

いつも慊人と 俺の間に入って 解決してくれる

泣いてる慊人を 凪斗が 慰めてる事もあった

たまに 思う事がある

俺と同い年とは 思えないほど 大人びていて 気品があると、

そんな時に 慊人が 可笑しくなり始めた 部屋の中を 真っ黒に墨で 覆い尽くした

慊人

この世は 僕の世界は
真っ暗だ....

慊人

だったら部屋も それに
相応しい色に しなくちゃ...
ダメだよね

由希

慊人....、

どれだけ 俺が声をかけても 辞めない

慊人

由希も...由希も 真っ暗だ!

慊人

僕達と君は いつも一緒
なんだから!!

慊人

君も 真っ暗じゃなきゃ
ダメだ!!

そんな慊人の様子を 凪斗は 黙ったまま 見つめていた

慊人

一緒じゃないと 不公平だろ?

慊人

違う...違う....

どれだけ 慊人が狂おうとも 凪斗は 見つめていた

慊人

一緒 何かじゃない...

慊人

僕達は 要らない存在
何かじゃない.....

由希

慊人......

慊人

僕達は 選ばれた存在で
必要と される存在で、

部屋の中に 墨が垂れる

慊人

居るべきだから
ここに 居る....

慊人

お前と一緒 何かじゃない!!!

怒鳴りながら 筆を叩きつけると その筆は 歪な音をたてながら 折れた

慊人

お前は 僕の玩具なんだよ!!!

慊人

お前の母親が
僕に くれたんだ!!

凪斗に助けを求める目を 向けた時の 凪斗の顔を 今でも忘れられない

慊人

お前w捨てられたも
同然なんだよw

慊人

そろそろ気づけよ 馬鹿w

慊人

ネズミは 嫌われ者なんだよ!

そんな顔を 見つめていると 慊人に 突き飛ばされた

慊人

誰も...誰も お前なんか
気にかけない!

慊人

僕が居なくちゃ 僕が構って
やらなくちゃ お前が居る
価値なんて 無いんだよ!

凪斗(ナギト)

慊人 そろそろ辞めよう

俺を叩こうとした 手を止めて 凪斗は 微笑んだ

慊人

何?邪魔しないでよ...。

凪斗(ナギト)

違うよ。慊人の 肌と服が
墨に 汚されてる

今 気づいたのか 着物を見て ハッとしていた

凪斗(ナギト)

ほら 墨の匂いが付いたら
大変でしょ?

凪斗(ナギト)

早く 洗いに行こう

慊人

分かった....

凪斗は凄い。 直ぐに 慊人を納得させてしまう

凪斗(ナギト)

あ、先に行ってて

凪斗(ナギト)

墨とかを 片付けさせないと
いけないから、

慊人

早く来てね....

凪斗(ナギト)

うん。すぐ行くよ

慊人が居なくなると 凪斗は 俺を抱きしめた

凪斗(ナギト)

由希 君は要らない存在
なんかじゃない

凪斗(ナギト)

だから 慊人の言葉を
聞かないで 見ないで

慊人が僕に対して 酷いことを言った時 初めて分かった

凪斗(ナギト)

絶対に 信じちゃダメ

凪斗は僕達 十二支を守る為に 慊人の傍に ずっと居たことが

凪斗(ナギト)

そうしなきゃ 由希は自分を見失ってしまうから

でなきゃ あんな傷ついた顔を していない

凪斗(ナギト)

紫呉 何言ってるの....

紫呉

冗談だってば〜

仲間に入りたくて ずっと見つめていた

そんな時に 他の人が気づいて 俺に目を 向けていた

凪斗(ナギト)

由希 来る?

俺は嬉しかったけど 首を横に振った

慊人

凪斗....

凪斗(ナギト)

はいはい

慊人に向かって 微笑むと 立ち上がり さっきまで話してた人に 目を向けた

凪斗(ナギト)

じゃ、またね

紫呉

うん〜

綾女

まったねー!

遊んでいても 慊人が呼んだら すぐに 駆けつける

凪斗(ナギト)

どうしたの?

慊人は何も言わずに 膝に寝っ転がった

凪斗(ナギト)

もうすぐで 始まるよ?

慊人

少し このままで居る....

凪斗(ナギト)

そっか

全ての用件に従うのは 他の十二支に 八つ当たりを させない為だろう

そうなの。居るのよ ずっと猫憑きの子が

本当?外に?

恨めしそうに 立っているわよ

いやぁ〜ね、

仲間に入れないのが 悔しいのよ

ガラガラッ

ん?

綺麗な オレンジ色...

由希

ぁ、あの....、

勇気を振り絞って 声をかけてみた

お前ネズミだろ、

由希

.....うん

お前...許さないからな

鋭い目付きが 俺を睨みつけていた

俺は お前を絶対
許さないからな!!

ネズミのお前が 全部
悪いんだ!!

慊人と 同じことを言う

お前のせいで.....
お前のせいで 全部!!

お前なんか!!この世から
居なくなれば いいんだ!!!

その言葉を聞いて とても傷ついた

由希

おか...ぁ.....さん、(泣)

こちらを見たのが 分かった

由希

お母さん...!(泣)

由希

僕.....!!(泣)

抱きしめてくれることを 期待していた だけど頬に 鋭い痛みが走った

由希

ぇ..?

由希母

何処 ほっつき
歩いてたのよ!!

由希母

さっさと ご当主の所へ
戻りなさい!!

由希母

早く!!!

怒鳴られて 俺は呆然とした

凪斗(ナギト)

何....してんの...?

由希

な、凪斗.....

凪斗を見て 母親の顔色は 青ざめていた

由希母

ぁ、由希が 勝手に
どっか行__

凪斗(ナギト)

いや そういう事を
聞いてんじゃないよ

凪斗(ナギト)

何 手上げてんの?

本当に凪斗は 大人のような 威圧感を出す

由希母

それは ご当主の傍を
離れるから..!

凪斗(ナギト)

大事な俺の 十二支に
手を あげないでくれる..?

不機嫌そうに 首を傾げると 母親は萎縮した

由希母

すみません...

凪斗(ナギト)

由希 行くよ

暖かい手が 俺を引っ張ってくれる

凪斗(ナギト)

とりあえず 手当しないとね

由希

うん...!

そんな凪斗の後ろ姿が 何処か安心した

紫呉

やっと 帰ってきたね〜

多くの人を 待たせていたようだった

慊人

凪斗....!!

凪斗(ナギト)

どうしたの?慊人

慊人

勝手に僕の傍を 離れるな!
ずっと傍に居ろ!

凪斗(ナギト)

ごめんね

慊人は凪斗に すがりついていて 俺は どうしたらいいか 分からず オドオドしていた

慊人

チッ....

慊人

僕の凪斗を 取るな!
目障りなんだよ!!

手を挙げられそうになって 俺は 目をつぶる

でも 慊人の腕を掴んで 止めてくれた

凪斗(ナギト)

こら 手をあげない

慊人

でも....!!こいつは..、!

凪斗(ナギト)

今回のは 使用人が悪い

凪斗は 恐ろしいくらいに 眉を顰める

凪斗(ナギト)

由希の手当は
はとり お願いね

はとり

嗚呼 分かった

凪斗(ナギト)

慊人 おいで

慊人は凪斗に 引っ張られて 部屋に 行ってしまった

紫呉

何か 慊人さん
犬みたいだね

潑春

そういう事 言っちゃ
ダメでしょ、

紅葉

でも 確かに そうだね!

何かが壊れる音や ぶつかった音などが 聞こえてくる

紫呉

わ〜お

綾女

何が起きているの
だろう!!?

はとり

相当 暴れてるな....

凪斗(ナギト)

少し 時間が遅れそうだね

凪斗は 巻き込まれていたのか 少し着物が 乱れていた

紫呉

慊人さんは?

凪斗(ナギト)

暴れて疲れたのか 寝たよ

紫呉

おー!流石慊人さんの███

その言葉を聞くと 凪斗の顔は 恐ろしくなっていた

凪斗(ナギト)

....今度からは 紫呉に
任せるよ

紫呉

冗談だってー

今思い出すと 冗談では済まない 問題だと思う

紅葉

███って何?

潑春

楽しいの?

その頃 まだ子供だったハル達は 不思議そうな顔をしていた

はとり

....紫呉💢

紫呉

もみっち ハル
それは忘れて!

紅葉

?

潑春

はぁ..、?

由希くん!!

由希

あ、ごめん。どうしたの?

由希は何度 呼びかけても返事を しなかったから 心配そうな顔をしていた

いえ ボーッとして
いらしたので....

由希

少し 考えごとしてて....、

大丈夫ですか、?

由希

うん。心配かけて ごめんね

由希の微笑み方は どことなく 俺に似てきた

いえ!大丈夫なら
良かったです!

紫呉

あ〜!そういえば 凪斗

凪斗(ナギト)

ん?何?

紫呉

はーさんと さっちゃん
リンを 助けたのって 本当?

凪斗(ナギト)

嗚呼...

あの時を思い出すと 頭が痛くなる

何か あったのか?

凪斗(ナギト)

はとりが 慊人に婚約の
許しを 得に来たんだ

凪斗(ナギト)

それに 反対した慊人が
暴れた

は...、?

知らないのも 無理は無い 直ぐに 終わった話だから

凪斗(ナギト)

燈路は 杞紗の事を 好きだと慊人に伝えた

凪斗(ナギト)

それで 慊人が杞紗に
手をあげようとしたんだよ

俺だって 小さい子にまで 手をあげるとは思っていなかった

凪斗(ナギト)

リンは「ハルを唆した」
って 慊人に伝えた

凪斗(ナギト)

ハルを 守りたかったん
だろうね

凪斗(ナギト)

そして慊人は リンを窓から
突き飛ばした

由希

え、!?

流石に やり過ぎだと思ったのか 皆の顔色は 悪かった

凪斗(ナギト)

まぁ 偶然 俺が下に居たから受け止めたものの、

凪斗(ナギト)

もし 受け止めなかったら
頭を石にぶつけて 大怪我を
負っただろうね...

凪斗(ナギト)

守ったけど はとりの恋人は
自分のせいだと 自分を責め
精神的に 壊れてしまった....

凪斗(ナギト)

まぁ 記憶を消して
今は 幸せそうだけど...、

記憶を消せることに 感謝して良いのかは 分からない

凪斗(ナギト)

燈路も リンも 好きな人を
守る事に 必死だよ

紫呉

大変ですなぁ〜

他人事のように 言う紫呉に 腹が立った

凪斗(ナギト)

本当に 大変だよ....毎日毎日
慊人から 十二支を守る事はね

凪斗(ナギト)

紫呉も 守られてる身
何だから 呑気にしてん
じゃないよ

紫呉

すみませんでした☆

紫呉は おふざけがすぎる

凪斗(ナギト)

消え失せろ...

紫呉

ひっどぉ〜!

簡単な事では 怯まないし、

由希

凪斗を 困らせるな

2人は紫呉を 睨みつけていた

紫呉

君達 怖すぎw

この作品はいかがでしたか?

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