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研究所

タッタッタッタッタッ

MEIKO_

司、レポートは出来た?

天馬司_

ああ、もちろんだ。

MEIKO_

……それで、もう聞いたかもしれないけど…

MEIKO_

…咲希は、きっと……ヴァンパイア達に連れ去られたのよ。だからまだ生きてるわ

天馬司_

…………そうか、

天馬司_

…そんな事はもう分かっている。……だから今オレにするべき事は…

天馬司_

「館に行く事」……だろう

MEIKO_

!?

MEIKO_

待って、司…!
館に行くなんて、司も捕らえかねられな__

天馬司_

オレは大丈夫だと言っただろう。

天馬司_

……両親も、咲希までもヴァンパイアに喰われる訳には行かないからな

天馬司_

オレが仇を……

「__司くん」

タッタッタッタッタッ

神代類_

僕達にはまだ足りない物があるとは思わないかい?

天馬司_

類…何だ急に

神代類_

司くんは最近研究に没頭しすぎて寝不足だと思うよ

天馬司_

1番お前に言われたくないんだが?

神代類_

……

神代類_

だからまずはゆっくり休息を取ることをオススメするよ

神代類_

疲れていては集中力も散漫になってしまうからね

天馬司_

誤魔化すな!

天馬司_

………それに…言いたい事は分かるが、今はそんな時間__

MEIKO_

大丈夫、司の課題は私達がやっておくよ

神代類_

うん。僕とメイコさんだけじゃ無く、他の研究員達もだよ

天馬司_

…何故そこまでするんだ

天馬司_

オレだけがこの事はやっておけばいい、そうだろう

MEIKO_

ううん。それは違うわね

天馬司_

なっ…

MEIKO_

言ったでしょ?皆ヴァンパイアを成敗する事を目標にしてる。

MEIKO_

だって、ヴァンパイアなんて人間の血を吸わないと生きていけない…つまり、「攫わないと生きていけない」の。

天馬司_

それは…そうだが

MEIKO_

いいから!司くんは早く寝て!

天馬司_

えぇ……(困惑)

天馬司_

……分かった。…こんな事を頼むのは悪いが…咲希の事を、宜しく頼む

神代類_

うん

MEIKO_

もっちろん!任せてよ

天馬司_

………やはり、持つべきものは仲間だな!!

神代類_

(いつもの司くんに戻ったね)

MEIKO_

(いつもの司くんね!)

Kanade.

Kanade.

(もうそろそろ、人間達がやってくるだろうな)

Kanade.

(研究員。………まぁ、捕まえれば良いだけだけど)

ガチャ

Mahuyu.

kanade、血…吸わないの?

Kanade.

え?

Kanade.

ああ……そういえばもうご飯の時間だね。

Kanade.

知らせてくれてありがとうMahuyu。行ってくるよ

Mahuyu.

うん

Mahuyu.

……心配だから私も着いて行く

Kanade.

え?う、うん…分かった

タッタッタッタッタッ…

Mizuki.

あ、kanadeも来たんだ!

Ena.

はい、大人しくなったから吸っていいよ

Kanade.

うん、ありがとう2人共

ガプッ

天馬咲希_

っ、あ…痛い………

天馬咲希_

(……もう、何も感じない)

天馬咲希_

(……何も、思えない…な、)

花里みのり_

……

桐谷遥_

……

Mahuyu.

……今日は何も言わないんだ

Mizuki.

そうなの!もう諦めたみたいだねー

Ena.

あははっ、いい気味。

Mizuki.

ちょ、Ena…

Ena.

何?本当の事じゃない。

Ena.

人間達は私達ヴァンパイアを滅ぼそうとする敵、そうでしょ?

Mizuki.

それは~…そうだけど、、

Mahuyu.

……mizuki、そろそろ私も吸っていい?

Mizuki.

えー!さっきも吸ったじゃん…

Mahuyu.

…話してたら貧血になった

Mizuki.

バレバレの嘘吐かないでね!?///

Kanade.

…あれ、そういえばShizukuは……?

Mizuki.

あ、確かに

Ena.

言われてみれば確かに…さっきまで此処に居たのに、、

Mahuyu.

…………探してくる、

Mizuki.

え、ちょ!?Mahuyu!?

Kanade.

Mahuyu…!

タッタッタッタッタッ

Ena.

……言っちゃった、、
なんなの?アイツ…

Mizuki.

コラコラ~喧嘩腰にならない~

Ena.

うっさい!

Mizuki.

えぇ…

Kanade.

Kanade.

(Mahuyu、何か気付いた事でもあったのかな、、)

タッタッタッタッタッ

Mahuyu.

(……もしかしたら、だけど…嫌な予感がする。)

???

Mahuyu.

っ、!Shizuku…

Mahuyu.

……こんな所で、何してるの

???

…Mahuyuちゃん、?

???

………ごめんなさい、心配掛けちゃったかしら?

Mahuyu.

…うん、心配した

???

……ごめんなさい、…ごめんなさい、、、

???

………私、思い出したの。
少しだけだけれど…

Mahuyu.

……何を?

???

……「人間の時の事」を。

Mahuyu.

…そう。

Mahuyu.

それで?……最期に言い残す事は?

???

…、、

Shizuku

酷いわ、Mahuyuちゃん…

Shizuku

これでも……敵対するつもりは無いのよ

Mahuyu.

……そう?私には敵対心丸見えなんだけど

Shizuku

………………Mahuyuちゃんは鋭いわね

Shizuku

私なんかが…騙せないわね

Mahuyu.

…………………Shizuku、何がしたいの?

Mahuyu.

やっぱり、私達を殺したい?

Shizuku

そんな事は無いわ!!
……ただ、、

Shizuku

みのりちゃん達を解放して欲しいの

ーーーレポート

私はただ、私でいたいだけ

それなのに…もう、それは叶わないみたいね

元はと言えば私が悪かった。 ……それは、分かっているの

それでも、、やっぱり、仲良くなる事は 出来ないのかしら?

……出来ないからこうなっているのよね

お願い、私を壊してもいいから……

…いいから、どうか、

ーーーーーーーーーー

このレポートは所々破かれている

…かなり古い様だ

良く読めない。

この作品はいかがでしたか?

184

コメント

6

ユーザー

続きだ!楽しみにしてた!最高ですね〜!

ユーザー

すっごい!

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