/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
翔(かける)
ねぇ
翔(かける)
鈴？
翔(かける)
起きてるんでしょ？
翔(かける)
今俺、君の家の前にいるんだけど
翔(かける)
ドア開けてくれないの？
翔(かける)
部屋の明かりついてるのに
翔(かける)
ねぇ
翔(かける)
あ、今部屋の中移動した？
翔(かける)
影でわかったよ
翔(かける)
ねぇ
翔(かける)
開けてよ
翔(かける)
鍵壊して入っちゃうよ？
翔(かける)
…やっぱり開けてくれないんだ
翔(かける)
じゃあ、壊してもいいよね？
翔(かける)
3
翔(かける)
2
翔(かける)
1
鈴(れい)
まってよ
翔(かける)
あ、やっと返してくれた
翔(かける)
なんでもっと早くに返してくれなかったの？
鈴(れい)
それよりも、なんで居るの？
鈴(れい)
なんで私の名前と家知ってるの？
翔(かける)
なんでって…
翔(かける)
君が俺に教えてくれたんじゃないか
鈴(れい)
私あなたの事知らないんだけど…
翔(かける)
冗談言わないでよ
翔(かける)
俺と鈴は付き合ってるんだぞ？
翔(かける)
知らないわけないじゃないか
鈴(れい)
…え？何言ってるの？
鈴(れい)
私は誰とも付き合ってないよ？
翔(かける)
は？
翔(かける)
まだそんな事言うの？
翔(かける)
もうキスもその先もした仲じゃないか。
鈴(れい)
してないよ!!!
鈴(れい)
私あなたの事知らない!!!
鈴(れい)
付き合ってもない！！
翔(かける)
きっと忘れてるんだよ
翔(かける)
俺と直接会ったら思い出すよ
翔(かける)
だから鍵壊すね
鈴(れい)
え？まって、ほんとに壊したの？
翔(かける)
壊したよ？
翔(かける)
それじゃあ今から君の部屋に迎えに行くからね
翔(かける)
待っててね
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
