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どーも主だお☆((何言ってんだこいつ。

今日も書いていきま~す!

それじゃれっつご~!

莉犬

ころちゃんおはよー!

莉犬

あの後、大丈夫だった……?

教室に入るなり駆け寄ってきた莉犬くんが心配そうに聞いてきた。

ころん

うん……。ありがとう。一日経って少しマシ、かな

本当は全然立ち直れてなんかいなかったけど…… 心配してくれている親友に少しでも安心してほしくて嘘をついた。

莉犬

無理しなくていいんだからね?

ころん

ありがとう……

そんな僕の嘘なんてお見通しの莉犬くんは、 心配そうな表情を崩さないまま席に向かう。

ころん

そういえば昨日懐かしい夢を見たんだよね~

少しでも笑ってもらえればと、昨日見た夢の話をしてみる。

ころん

中三の始業式に、さとみくん達が、先生にいたずら仕掛けてたの覚えてる?

その夢の中の僕がさーと続けようとした時、 莉犬くんがおかしなことを言い出した。

莉犬

覚えてるよ!さとみくん達がせっかく仕掛けたのに
男に邪魔された~!って、騒いでたもん

ころん

え?

莉犬

昨日、さとみくんのことで久しぶりにみんなと話してて、
あの時の男子がころちゃんって知ってビックリしたよ~ww

ころん

ま、待って?

ころん

え、それは夢の話で実際は先生がいたずらに引っかかったでしょ!?

動揺が隠せない。 だってそれは、夢の中での話のはずだ。 実際の僕はあの新しいクラスにドキドキしていて、 そんなことが行われていることさえ知らなかった。

莉犬

ころちゃん、大丈夫?

莉犬

記憶混乱してても仕方ないよね…。

莉犬

さとみくんのことはショックだっただろうし……

だけど、莉犬くんは夢の内容こそが現実だと言う。

わからない。 どういうこと?

ころん

そうだ!

僕はカバンの中から日記帳を取り出した。 なんとなく傍に置きたくてカバンの中に忍ばせていた日記帳だったけど、 こんなふうに役に立つなんて思ってもみなかった。

ころん

ほら、見て!これさとみくんの日記ちょ……

昨日見たページを見せようと二ページ目を開いた僕の目に、 信じられないものが飛び込んできた。

ころん

え……

そこに書かれていた内容は昨日のものとは変わっていた。 昨日は確かに源先生がいたずらに引っかかったと書かれていたのに…。 今開いたそこには、いたずらが不発に終わったという…夢の中で見たままの 内容に変わっていた。

ころん

なん、で…

莉犬

ころちゃん、ホントに大丈夫?

莉犬

何かあったらなんでも聞くから言ってね…?

心配そうに僕を見つめる莉犬くんに僕は、何も言うことができなかった…。

ただ、何が起きているのか理解ができないまま日記帳を…… 綴られた文字を見つめる。 けれど僕は、日記帳に書いてある内容が理解できずにいた。

何も言わなくなった僕の顔を莉犬くんが覗き込む。

莉犬

ころちゃん…?

莉犬

そのノートがどうかしたの……?

不思議そうに、けれどどこか心配するような口調で問いかけてくる。

ころん

な、なんでもない!

ころん

あれー?僕記憶違いしてたのかな?

ころん

アハハ、気にしないで

莉犬

う、ん…。

莉犬

ホント何かあったら言ってね?

納得してないような、そんな表情で莉犬くんは言った。

勘違いに決まっている。 過去が変わるなんて、そんなことが起きるわけないんだから…。

一瞬よぎった考えを振り払うように、日記帳をカバンの中に押し込んだ。

朝の出来事は僕の思い過ごし…。 そう思い込むことに決めた僕は、寝る前に再び日記帳を開いた。

4月10日

今日は各委員会を決めた。

最悪だー。委員長になっちゃった。

副委員長は青井っていう知らない子。

知ってる奴だったら楽だったんだけど…

でも、可愛い子だったからラッキーw

ころん

可愛い子って///

ころん

懐かしいなぁ…

ころん

そういえば一学期は二人で学級委員やったんだっけ

それが僕がさとみくんを初めて認識した時…。

どうして忘れていたんだろう。

どうして忘れていられたんだろう。

こんなにも大事な思い出なのに…。

ころん

僕も日記つけておけばよかったなー

そうすればさとみくんとの思い出を、 何一つなくすことなく覚えていられたのに。

でも、あの時はまさかさとみくんと付き合うなんて思ってなかったし…

そして、あんな風に最後の…… 最期のお別れを迎えるなんて知らなかったから…。

そんなことを考えていると、いつの間にか僕は眠りについていた。

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