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★シリーズ(◍•ᴗ•◍) 1話完結型を 思いつくまま不定期更新
■ねこミラクル■ エル(飼い主)✕うさぎ(元にゃん) 注:元にゃんの名前はどうしても『なな』しかないので、ななで再掲していきますネ。
〈 始まりは夕焼け空 〉 再掲
家に向かういつもの道。 夕焼け空きれいなオレンジ色やなあ、明日はええことありそやなあ。
ちょっとゆっくり歩みを進めていくと、二人の少年が道端に見えた。 下を向いて何か話している···と思うたら、足元に黒い影がある。
あ。猫や。
一人がそれを蹴ろうと足を上げた瞬間、 L 「ちょ待て、やめぇ!」 とっさに駆け寄って抱き上げた。
L 「ああ、まだ仔猫やん···震えとる」 少年「黒猫は縁起が悪いんだぞ」
L 「こないにカワエエ仔猫、黒いってだけでそんなん言うて虐めるのあかんで?」 少年「だって縁起悪いから捨てられたんだろー」
L 「ええか、今から俺がこの仔猫の飼い主や。お前らも早よ帰り」 少年「えーお兄さん本気なんだぁ」
L 「そうやで··· あとな、きみらは見た目やデマに振り回されん賢い大人になりぃな?」
黙り込む2人を背に、しがみついて震える仔猫をしっかり抱いて歩き出す。
L 「怖かったな、可哀想にな···もう安心やで。一緒に帰ろな?」
******
家に着いて取りあえずミルクとツナ缶を与えてみる。
警戒する事もなく必死に食べ始め、あっと言う間に完食した。 どれくらい食べてなかったんやろな···
まあ、離乳は済んどるなら生後2ヶ月てとこか? そうやな···あと名前を決めんとな〜
L「アハハ、お腹いっぱいになったのにまだなーなー鳴くんか?名前なーにするで?」
いや··· それええな。
うん!『なな』にしよ、うん!
たくさんええ事があるようにラッキーセブンの『なな』やで。 そうや、縁起が悪いなんて言わさへん。 お前の名前『なな』や。
そう言って抱っこすると、ななはちょっと眠そうに「なー」と鳴いて、俺の胸に顔をすり付けて甘えてきた。
明日は餌のお皿とトイレを買いに行こうと考えながら、甘えるななを抱いて寝た。 はずだった。
朝起きると、ななが人間になっていた。 →第2話
コメント
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めっちゃ久しぶりに ゆるな様の小説見ました👀✨ あと私フォローしていませんでした💦今フォロー致しますm(_ _)m
エルくん、優しいよね−♪
ほんわかした空気がただよってきました(*´꒳`*)