蓮
大介君…注射まだ?//
大介
はいはい、注射の時間だよっ
いつものように注射を入れる
蓮
うぅ…//あぁ
大介
じゃあ、俺仕事行くからいい子に留守番しててね
蓮
はい…//
パタン
蓮
う…//
大介君がいない間はなかなかお薬(注射)をもらえないので我慢しないといけない。
蓮
早く帰ってきてよぉ…//
その時、頭の片隅にオレンジの髪をした男子が浮かび上がる。顔はあんまりわからないけど。
次に、『康二』という言葉が出てくる。
蓮
康二…康二…?
なんだろう、誰かわからないけれどすごく愛おしい気持ちがこみあげてくる
蓮
康二…康二…っ
蓮
康二に会いたい…っ
蓮
康二…康二…会いたいよぉ…
誰かわからない人だけど、すごく会いたい
蓮
康二ぃ、康二、会いたいよ、
脳内から大介君が消え、『康二』という名の人に頭が支配される
蓮
康二ぃ、こぉじ、康…
バンッ
大介
はぁ、はぁ、はぁ
大介
監視カメラつけておいてよかった…
蓮
大介君!
大介
いいよ…もう一回お注射ね
蓮
やったぁ
ぷすっ
蓮
うっ♡
蓮
大介君、好き♡
大介
ありがと。
キスをされた
蓮
ん…好き
蓮
すぅ…すぅ
大介
はぁ、よかった
だめだ…これからは定期的に『洗脳注射』を打たないと…
大介
手放すわけにはいかない
大介
俺だけの蓮、せっかく手に入れたんだから
大介
康二を思い出させたら、またあいつのところに戻ってしまう
大介
ずっと俺のそばにいてね♡
ちゅっ
end.







