紬
また不合格
紬
そう、次のオーディションで 応募しているのは最後なのだ
紬
紬
母
紬
母
紬
湊
紬
紬
憂鬱な気持ちも、そうこうしてたら晴れてきた
のに
湊
紬
母
湊
ドサッッ
紬
母
お兄ちゃんが
湊
母
紬
倒れた
父
湊
苦しそうだった
紬
母
紬
紬
私のせいでこうなったのだ
母
紬
母
涙が止まらない
後悔しかなかった。
湊
紬
私は、 ずっとお兄ちゃんの手を握っていた
紬
湊
紬
湊
紬
湊
紬
湊
酸素マスクをつけたお兄ちゃんは いつもの柔和な笑顔で、私を応援した
あれから私は、 最後のチャンスだったオーディションに
合格した
紬
母
紬
けれど
紬
私はずっと、空を眺めていた
母
紬
母
柔らかな微笑みで、紙をくれる。
そこには、
頑張れ!
とだけ書かれていた
紬
湊の字だ
紬
泣きすぎて出なくなったはずの涙が 久しぶりにまた零れた
母
そういって母は私の背中を優しく撫でる
大好きな兄の柔和な笑顔や温かさは きっと母に似たのだろう
母
紬
終始私はずっと泣いていた
紬
紬
努力する才能がある
𝑭𝒊𝒏.
ここまで見て下さり ありがとうございました!
長らく物語を作っていませんでしたので 質は落ちていると思います…笑 リハビリとして書いてみました!
これからゆっくりと おもしろい話を作っていけたらと思います!
何卒よろしくお願いいたします!
それではまたお会いしましょ!
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