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才能と努力

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才能と努力

3 - 最終話

♥

30

2023年12月29日

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はぁーあ…

また不合格

次のに賭けるしかない…

そう、次のオーディションで 応募しているのは最後なのだ

もぉ〜〜なんでだよぉ…

頑張ったのに…!

あら?どうしたの紬

…落ちた

そうなの…でも、次があるわ。次に向けて頑張るのよ

わかってる…

よし、じゃあお兄ちゃんがマカロン作ってやろう!

マカロンって…笑

てか、なんで食べ物でご機嫌とるの笑私子供じゃないんだけど?笑

憂鬱な気持ちも、そうこうしてたら晴れてきた

のに

ははは…

湊?

……

ドサッッ

え……?

湊ッ、!?

お兄ちゃんが

紬っ、救急車!!

う、うんっ、!

倒れた

湊!!しっかりしろ!

…ッ……

苦しそうだった

そんな……なんで、

紬…

私のせいだ…

私があの時、不幸になればなんて思っちゃったから…

私のせいでこうなったのだ

紬っ、違うわ。貴方のせいじゃない。

お兄ちゃん…ッ

きっと大丈夫よ

涙が止まらない

後悔しかなかった。

……

…お兄ちゃん、

私は、 ずっとお兄ちゃんの手を握っていた

……

なに…してんの……?

え……?

オー…ディションは…?

そんな、こんな状況で…

まだ……間に合う

…っ、ポロポロ

…頑張れ

酸素マスクをつけたお兄ちゃんは いつもの柔和な笑顔で、私を応援した

    

     

あれから私は、 最後のチャンスだったオーディションに

合格した

やったぁぁあーーー!!!

すごいじゃない紬!!

うんっ!

けれど

……

私はずっと、空を眺めていた

ん…?

これ、湊から。

柔らかな微笑みで、紙をくれる。

そこには、

頑張れ!

とだけ書かれていた

…っ!

湊の字だ

うぅ…ッポロポロ

泣きすぎて出なくなったはずの涙が 久しぶりにまた零れた

大丈夫、お兄ちゃんもちゃんと、見てくれてるわ

そういって母は私の背中を優しく撫でる

大好きな兄の柔和な笑顔や温かさは きっと母に似たのだろう

さ、家に戻りましょ。

うん…ッ…

終始私はずっと泣いていた

(お兄ちゃんは、言ってくれた)

(私にはちゃんと)

努力する才能がある

𝑭𝒊𝒏.

ここまで見て下さり ありがとうございました!

長らく物語を作っていませんでしたので 質は落ちていると思います…笑 リハビリとして書いてみました!

これからゆっくりと おもしろい話を作っていけたらと思います!

何卒よろしくお願いいたします!

それではまたお会いしましょ!

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