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また会える日まで

11 - どっちを…

♥

635

2022年04月09日

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ロゼ

こんにちは

ロゼ

遅くなってすみませんm(_ _)m

ロゼ

しばらくこのような形になると思うのでよろしくお願いします

ロゼ

ではどぞ

『魔王を発見しました』

💙

あれが…魔王…

🧡

今までよりもでけぇしキモイじゃん!

💙

でもこいつを倒さない限り出られない

🧡

……

🧡

そうだよな、こいつを倒せば終わるんだ…!

僕は剣を、🧡は斧を構えた

💜はそばでで銃を祭壇のモンスターに向けていた

💜

🧡くん、💙ちゃん俺と💖くんで核を狙う。それで少しは動きを止められると思うから

💙

わかりました

💜

💖くんやれるね?

💖

…はい

僕と🧡がうなずいて魔王に向かおうとした時、♥️くんが飛び出してきた

僕の耳に♥️くんの焦るような声が聞こえた

♥️

俺が、この手で…殺してあげるから

その声は殺意ではなく悲しみに満ちていた

💙

(殺してあげる…?何でそんな風に…)

僕は1人で何かを背負っている。 そんな気がした

💙

僕は…頼りないの…?

🧡

💙!俺らも行こうぜ!

💙

う、うん

今は目の前のことに集中しろ

魔王を倒して、このゲームは終わりだ

パン! キィン!

僕らが走り出すと背後から先輩の銃弾が飛び、魔王の胸部に当たって高い音を響かせた

それが合図となったのか魔王が祭壇から飛び降りこちらへ向かってきた

魔王

アハははハ!

♥️

……!

♥️くんは左足に剣を突き立てすぐに抜いて次の足に向かう

魔王

きゃぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁあぁぁぁあ

耳障りな叫び声が響く。

その巨体がズンと傾いた

🧡

……!

💙

……

🧡くんが震える声で呟いた

🧡

な、何だよあいつ…何であんな…

💙

……

魔王はもちろん怖い。

だが、♥️くんの迷いの無さにも怯んでいた

💙

(何かを傷つけるような人じゃないのに…何で…)

何があったらあんなに優しかった♥️くんを変えてしまうんだろう…

魔王

きゃははハハ!

♥️

ッ……!

💙

♥️くん!

♥️くんは剣を支えに立ち上がる。

💙

やっぱり…どんどん強くなってる…

ヒュッ! パン!

💙

魔王の核に銃弾と矢が当たる。

魔王の動きが止まった。

💜

🧡くん!殺れ!

💖

💙!

💙

🧡

💙!俺らもやるしかないって!こいつを倒せば元に戻るんだから!

💙

わかってるよ…!

魔王の注意は今♥️くんに向かっている

殺るなら今だ…

🧡

おりゃ!

💙

……!

🧡

うげっ…!

残りはあと…

💜

💙ちゃん!

💙

僕の目の前にいる蛇だ

なんとか💖くんの矢で動きを止めた。

💖

核を壊せ!

武器の重さの分か僕の方が早く回り込み核に向かって剣を振り下ろす

💙

このっ……!

ギィンッ!

💙

な……

💙

なんで邪魔するの!

💙

♥️くん!

♥️

💙ちゃん達は攻撃しちゃいけないんだ…俺じゃないと…

🧡

お前らだけいい格好させねぇし!

倒れた魔王の核に向かって🧡が斧を振り下ろす

ガギンッ!

核に刺さった🧡の斧は♥️くんの剣によって切っ先をずらされた

🧡

お前まじでなんなん!いい加減にしろ!

♥️

こいつだけは俺が倒さなきゃいけないん…

💖

みんな!

💖くんの切迫した声が飛んできた。

魔王の足が動いていた。 ♥️くんは僕と🧡くんの身体を突き飛ばし、即座に魔王を倒そうとした

パン! キィン!

甲高い金属音が響き渡った。

先輩の放った銃弾を♥️くんが剣で弾いた。

💙

先…輩…!?

先輩は厳しい目を僕らに向けてきた

💜

君達は魔王に集中して!

💙

(本当に…撃った…)

♥️

先輩…!これは先輩達が無事に帰るためなんです…!

💜

悪いけど今さら信用できないよ。

💜

こんな風にしかできない俺を許して

先輩は引き金に指をかけてみせながら 悲しげに笑った

💙

(撃っておいて何言ってるの…!)

その時不意に物音がしてハッと魔王に目を向ける

魔王

……

💙

……!

💙

どうしよう…

🧡

💙

💙

何?

🧡

俺があと蛇を引きつけるよ。足はもう動かないだろうし、その間に懐に入って核、割ってきてよ

💙

え?

🧡

俺の斧だと正直当たるか分からないし

🧡

💙の方がのぞみあるっしょ?

🧡

それに……

🧡はぎこちなく笑ってこう言った

🧡

これであの時の詫びになんないかな?

💙

……

性根から悪い奴ではないことはわかっていた。 だがここまで僕を信用してくれると思わなかった。

💙

…死ぬとか気分悪いから絶対やめてね

🧡

うん、よく知ってる

🧡

💖、俺死にたくないから援護よろしくな

💖

え?あ、ああ

💖くんは一瞬戸惑ったがすぐに何をするのか理解していた

♥️くんも僕らの作戦を察したのかこちらに走ってきた

♥️

やめ……

仰向けに倒された♥️くんを押さえつけ銃を突きつける先輩がいた

♥️

っ…!先輩!どいてください!

💜

ダメだよ。ねぇ♥️くん。これ以上俺に君を傷つけさせないで。

💜

🧡くん!💙ちゃん!

先輩の厳しい視線と声に呆然とした🧡が動き出す

💙

(本当にこれでいいの…?)

💙

(でも…こうするしか…)

🧡

まずお前をぶった切ってやるよ!こいや!

完全に蛇が🧡をターゲットにして向かっていった

💙

…今だ…!

💙

っ……!

💙ちゃん!

💙

切っ先が核を捉えたところで聞こえたのは♥️くんの声

物心ついた頃には、すでに♥️くんは僕の隣にいた。家族以上の存在。 見なくても今どんな顔をしているのかわかった。

今の♥️くんは必死に僕を案じている。 そう感じた瞬間剣を握った僕の手は止まってしまった

💙

(本当に、倒していいのかな…?)

💙

(倒したら本当に全てが元に戻るの?)

🧡

何やってんねん!早くやれよ!

💜

💙ちゃん、早く壊せ!早く!

♥️

💙ちゃん!やめて!それじゃダメなんだよ…!

💙

(♥️くんがこんなに叫んでるのに無視していいの…?)

💖

💙!

💖くんの声にハッとして視線を戻すと蛇の頭がこちらに向かってきて僕の首に巻きついてきた

💙

あ、が……

💙

(また死ぬの…)

💙

(苦し……)

パキンッ…

また会える日まで

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コメント

5

ユーザー

え、大丈夫…? 続き楽しみ!((o(^∇^)o))

ユーザー

💙…ちゃん…!?続き待ってます!

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