ロゼ
ロゼ
ロゼ
ロゼ
『魔王を発見しました』
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🧡
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🧡
🧡
僕は剣を、🧡は斧を構えた
💜はそばでで銃を祭壇のモンスターに向けていた
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僕と🧡がうなずいて魔王に向かおうとした時、♥️くんが飛び出してきた
僕の耳に♥️くんの焦るような声が聞こえた
♥️
その声は殺意ではなく悲しみに満ちていた
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僕は1人で何かを背負っている。 そんな気がした
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🧡
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今は目の前のことに集中しろ
魔王を倒して、このゲームは終わりだ
パン! キィン!
僕らが走り出すと背後から先輩の銃弾が飛び、魔王の胸部に当たって高い音を響かせた
それが合図となったのか魔王が祭壇から飛び降りこちらへ向かってきた
魔王
♥️
♥️くんは左足に剣を突き立てすぐに抜いて次の足に向かう
魔王
耳障りな叫び声が響く。
その巨体がズンと傾いた
🧡
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🧡くんが震える声で呟いた
🧡
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魔王はもちろん怖い。
だが、♥️くんの迷いの無さにも怯んでいた
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何があったらあんなに優しかった♥️くんを変えてしまうんだろう…
魔王
♥️
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♥️くんは剣を支えに立ち上がる。
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ヒュッ! パン!
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魔王の核に銃弾と矢が当たる。
魔王の動きが止まった。
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🧡
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魔王の注意は今♥️くんに向かっている
殺るなら今だ…
🧡
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🧡
残りはあと…
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僕の目の前にいる蛇だ
なんとか💖くんの矢で動きを止めた。
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武器の重さの分か僕の方が早く回り込み核に向かって剣を振り下ろす
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ギィンッ!
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💙
💙
♥️
🧡
倒れた魔王の核に向かって🧡が斧を振り下ろす
ガギンッ!
核に刺さった🧡の斧は♥️くんの剣によって切っ先をずらされた
🧡
♥️
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💖くんの切迫した声が飛んできた。
魔王の足が動いていた。 ♥️くんは僕と🧡くんの身体を突き飛ばし、即座に魔王を倒そうとした
パン! キィン!
甲高い金属音が響き渡った。
先輩の放った銃弾を♥️くんが剣で弾いた。
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先輩は厳しい目を僕らに向けてきた
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♥️
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先輩は引き金に指をかけてみせながら 悲しげに笑った
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その時不意に物音がしてハッと魔王に目を向ける
魔王
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🧡
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🧡
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🧡
🧡
🧡
🧡はぎこちなく笑ってこう言った
🧡
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性根から悪い奴ではないことはわかっていた。 だがここまで僕を信用してくれると思わなかった。
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🧡
🧡
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💖くんは一瞬戸惑ったがすぐに何をするのか理解していた
♥️くんも僕らの作戦を察したのかこちらに走ってきた
♥️
仰向けに倒された♥️くんを押さえつけ銃を突きつける先輩がいた
♥️
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先輩の厳しい視線と声に呆然とした🧡が動き出す
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💙
🧡
完全に蛇が🧡をターゲットにして向かっていった
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💙ちゃん!
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切っ先が核を捉えたところで聞こえたのは♥️くんの声
物心ついた頃には、すでに♥️くんは僕の隣にいた。家族以上の存在。 見なくても今どんな顔をしているのかわかった。
今の♥️くんは必死に僕を案じている。 そう感じた瞬間剣を握った僕の手は止まってしまった
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🧡
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♥️
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💖くんの声にハッとして視線を戻すと蛇の頭がこちらに向かってきて僕の首に巻きついてきた
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パキンッ…
コメント
5件
え、大丈夫…? 続き楽しみ!((o(^∇^)o))
💙…ちゃん…!?続き待ってます!