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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

スタスタスタスタッスタッスタッ…スタッ…

Broooock

……

ピタッ

Broooock

あれ…ッ?

Broooock

なんで僕…

泣いてんだろ…ッ¿

でも…

ただ1つだけ分かる……

羨ましかった。

ただそれだけだった。

Broooock

いいなぁ……ッ、

Broooock

僕も……

愛されたかッたなァァ?¿

Broooock

Broooock

愛したかったな…ッ、グスッ

Broooock

…ッ、ゴシッ

Broooock

さ…ッ、!学校行こ~…ッ!!

ガヤガヤ

Broooock

…ッ

五月蝿いなぁ…ッ、

MOB

おぉBroooock!おはよ!

Broooock

ッ!!ビクッ…!ニコッ

おはよぉ~!

またいつものように笑う

笑わないと行けないから

いつものように俺は

僕を偽る

MOB(♀)

キャーッ!!Broooock様~!

Broooock

…ッ、ニコ……ッ(手振

MOB(♀)

キャーッ!!

Broooock

ッッ…ごめん……1限目の準備するから先行くねぇ~ニコッ

MOB

寝る癖に?w

Broooock

うっるさぁ~い!寝る子は育つんですぅ~!

嗚呼

本当に…

何をしているんだろう?

皆が好きなのは偽りの僕なのに

本当の俺は嫌われ者なのに。

ばかじゃん…w

Broooock

ニコ~ッ!!ごめんねぇ~通して~!

MOB(♀)

はいッ!!♡

必要とされるこの瞬間

俺は僕じゃなくなる

偽りも快楽に変わる。

幸せを感じれる

必要とされるのはめんどくさい。

だから人を僕は"もう"……

信じないんだ。

快楽を感じる僕は

信じた振りをする。

まんまと騙される奴らが

僕をまた快楽にしてくれるから。

Broooock

…~ッ♪

嗚呼

もっと

必要とされたイ

僕の席は1番後ろの1番窓側。

勝ち組の席

この時間帯はまだ皆教室に入って来ない

何故なら…

Broooock

ふぁ~ッ、寝ようかな…ッ、(伏

キャーッ(校庭

何故なら……ッ!!

Broooock

…せっかく寝ようとしたのに

MOB(♀)

nakamu君ッ!!こっち向いて~ッ!!♡

nakamu

…ッ、?

シャークん

うるさぃ…ッ、

スマイル

無視しとけばいいだろ…。

きりやん

早く教室行こ…。

きんとき

…だね

彼奴らが登校してくるからだ。

Broooock

結局、顔良けりゃいいんだろ~ねぇ~…ッ、

Broooock

……

いいなぁ

愛されて。

いいなぁ

信じれて。

いいなぁ

愛せて

Broooock

…ズルい……ッ、

Broooock

僕も愛されたかった…

Broooock

愛したかった…ッ、

Broooock

愛せる相手が欲しかった…

シャークん視点

シャークん

(皆トイレ行ったから先教室来たけど……ッ、)

シャークん

Broooockさんと2人は気まづ~…ッ、(ボソッ

シャークん

(いつも皆とだからBroooockさん居ても大丈夫だけどさ)

シャークん

(教室前で皆待つか…)

______なぁ…_______。

シャークん

…?(なんか言ってる……?)

…ズルい……ッ、

シャークん

ズルい…ッ?(ボソッ

僕も愛されたかった…

シャークん

ッ!?…(愛されたかった…ッ?)

シャークん

……

愛されてる癖に…。

愛されてるから叩かれないんだろ

叩かれてる俺らを下に見てるだけの癖に。

僕も愛したかった…ッ、

シャークん

……?(愛すのは自由なんだから勝手にすればいいだろ…。)

愛せる相手が欲しかった…ッ、

シャークん

……

愛せる相手ッテ…

シャークん

…ッ、!なんだろう……ッ、

nakamu

あれ?シャークん入らないの?

シャークん

んぉ…ッ?

シャークん

あぁ、Broooockさんと2人は気まづいかなぁ…ッて……(コソッ

きりやん

ぁー、なるほどね?

Broooock

…聞こえてるよ……ッ、(ボソッ

僕は昔から耳がいい。

嫌なぐらい。

僕は奇病を持っている。

どれだけ怪我をしてもすぐ直って

何事も無かったかのように跡も無くなる

僕は耳が良くて…

でも思い込みが激しくて……

全ての汚物(悪口)が自分に向けられた物。

そう捉えてしまった。

それから精神病も発覚した。

もう僕は人を愛せないから。

誰にも話せない僕の秘密。

この奇病。周りから見たらいい物に見える。

何故なら寿命以外で死ぬことがないから。

でも僕は違う。

こんな病気。

地獄そのものだ。

昔。

耳が良いのに僕は耐えれなかった。

Broooock

あぁ…ッ(耳閉

Broooock

うるさぃうるさぃ…ッ

五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い

Broooock

ッ…(刃物

ザクッ

その時、なるはずも無い鋭い刃物の音が聞こえた。

Broooock

ポタ…ッ(血

血がたったの1滴だけ。

そう、この時僕の手には…

自分の体から切り離された

僕の耳があった。

Broooock

…ッ、

Broooock

ぁ…レ……ッ?

Broooock

なんで聞こえるの…ッ?

Broooock

スッ…(耳触

Broooock

なんで…?

Broooock

なんで切ったのに

耳が生えているの…ッ?

この時僕の奇病が判明した。

その時母さんが来た

ガチャッ…

Broooock…ッ?何をしてるの?

なんで手に耳なんか…ッ、

Broooock

お母さん…ッ(震

この時僕は母さんに事情を話した

必死になって…馬鹿のように。

唯一愛せた人だったから。

…化け物……、(ボソッ

母さんは確かにそう言った

はっきりとそう聞こえた

Broooock

…ぇ……ッ、?

でも信じれなかった

母さんがそんなこと言う訳が無い。

だから僕は

聞こえないフリをした。

聞こえた事実を受け入れれない僕の為にも。

そのあとすぐ母さんが口を開いた

そうだったのね…でもお母さんはいつでもBroooockの

味方だよ。

その言葉にまんまと騙された。

嗚呼

やっぱりお母さんはそんなこと言って無い

そう確信した。

ずっと

耳が良くて

全てが聞こえる。

家であんな態度だもん。

怖がられるよね

Broooock

……、(笑

保健室でさ~ぼろ。

ガラッ

Broooock

…ニコッちょっとごめんね~

きんとき

ぁ…はい……、

タッタッタッ

僕の足音と共に

彼らの恐怖の音

ドクッドクッ…ドッドッ

どんどん早くなって行く彼らの恐怖の音

ごめんね。すぐ消えるから。

怖がらないで…ッ¿

きりやん

…ッはー…びッッくりしたぁ……

スマイル

まぁでも…教室普通に空いたしいいだろ…ガラッ

nakamu

確かに~

Broooock

……ッ、

全部…

Broooock

聞こえてるよ。

Broooock

……

聞きたくないけどね、

ガラッ

Broooock

おッじゃまッしま~す…ッ!!

先生

あらBroooock君。またサボり?

Broooock

ぴーんぽ~んッ!!

Broooock

さっすかせんせ~♪

先生

……午後からはちゃんと授業受けなさいよ…?w

Broooock

はぁい!w

先生

じゃあベッドで寝ていいから自由にしててちょうだい

先生

先生職員室行くわよ?

Broooock

は~い

ガラッ

ガシャン

先生が出てった

Broooock

…寝ようかな……ッ、

僕はベッドに寝っ転がる

Broooock

…やべ、寝れない……w

Broooock

スマホい~じろ…ッ、

僕の学校はスマホ持ち込み自由だ。

僕は良くサボっては寝れなくてスマホで遊ぶ

数 時 間 後

チャイム

Broooock

ん…ッ、

気付いたら2時間目が終わって居た

ガラッ

扉が開く

シャークん

失礼します…

シャークん

あれ…先生居ない感じか……?

シャークん

足怪我したんだけど何が何処にあるかなんて知らねぇしな…

シャ……ッ

ベッドの周りのカーテンを開く

シャークん

ビク…ッ

Broooock

何してんの…?

シャークん

ぇ…いや……、

Broooock

…はぁ……ッ

Broooock

こっち。座って?

シャークん

ぇ…ッ?

Broooock

はやく…。

シャークん

はい…ッ、(座

ガチャガチャ(棚漁

Broooock

ん、足捻ったんでしょ。見せて。

シャークん

……スッ…(足出

Broooock

僕は弟(笑)の足を治療した。

Broooock

はぃ…ッ、終わり。

Broooock

結構ガッツリ捻ってるから安静にしなよ。

Broooock

少なくとも今日はあまり歩かない方がいい。

Broooock

帰りは家族でも呼ぶ…?(笑

シャークん

ッギロ…

Broooock

冗談だよ。

Broooock

まぁでも歩かない方がいいのはほんと。

Broooock

今日は放課後まで保健室に居ないとだね。

シャークん

いや…ッ、あるけ……ッ…(ズキッ

シャークん

ぃ゙ッ…

Broooock

だから言ったじゃん。

Broooock

めっちゃ腫れてるし。

Broooock

最悪悪化したら無くなるかもよ。

Broooock

無くなったら君の大切な人…

Broooock

守れないかもね?

シャークん

ッ……、

Broooock

……今日は僕が守ってあげるから安心しな……。

シャークん

ッぇ…?

Broooock

…ニコッ……!!

シャークん視点

Broooock

…ニコッ……!!

そう笑うコイツの肩は

小刻みに揺れていた

あのクズ親父に殴られて無いから。

コイツ(Broooock)は

俺らとは違うッて。

勝手に思ってた

でも違うんだな…

こんな震えるぐらい…

コイツだって……

シャークん

(怖いんだよな…、)

ずっとニコニコしてるから。

悩みなんてないッて

ずっと幸せなヤツッて

勝手に思って敵対してた。

……ごめんなさい。

カラフルな君らが大嫌いな赤色の僕。

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コメント

4

ユーザー

シャケあんたがブルックの希望だよ早くブルックの事を助けてあげてくれ、最終的にはみんな幸せになって欲しい…この物語読んでるだけで目から滝が…😭

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