紫
紫
桃
桃
こんな調子で
俺と桃はだらだらと雑談のラリーを続けていく。
桃は最初こそはツンツンとしていたが
小ボケやツッコミを挟んでくるタイプで
意外と絡みやすい。
これなら仲良くなれると踏んで
「桃たん」と呼んでみたら
それはやめてと一蹴された。
真面目ボーイとの距離感は難しい。
とはいえ
この散歩の目的は交流では無い。
そろそろ本題を切り出してもいいタイミングだろう。
俺は桃に視線を流し
あくまでも軽い口調で質問した。
紫
紫
桃
桃
桃
桃はさ答えにくそうに
視線を逸らす。
普通に考えれば
こんな見ず知らずの馬鹿を頼るより
親や親友を頼るべきだろう。
紫
紫
桃
桃
紫
紫
俺が押し黙ると
桃は観念したように口を開いた。
桃
桃
桃
桃
桃が述べる「いざ」は
言うまでもなくドッペルゲンガーの殺害を意味するのだろう。
生前の桃を知る人間には
酷な話に違いない。
桃
桃
思わぬ名前が飛び出した。
苺高校といえば
俺が日々勉学に励む学び舎だ。
1年の桃は
後輩にあたる。
桃
桃
紫
紫
桃
紫
流れから察するに
どう転んでも好意的な意見は期待できないだろう。
桃
桃
桃は確かめるように俺の顔を覗き込む。
紫
紫
桃
桃
紫
紫
次回❤×470
コメント
1件
まぜけちゃのツッコミ、ボケ好きww近い事してよく牢屋入らんかったなww主様書き方大好きです❤︎