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海に沈む彼の姿。遺書はない。防犯カメラも、数週間前から作動していない。 「なぜ、誰も見ていなかったのか」 胸に重圧を抱えた人気者の高校生は、波の音の中で独り立つ。 真相は海に溶け、証拠は消えた。 他殺か、自殺かーー誰も答えを知らない。 ただ、波と風が、彼の問いを静かに受け止めている。
物怪瑠衣
司波仁
事務所のソファーで本を読んでるとドアを開けた瞬間、瑠衣が突然わけわかんないこと言い出す。 しかもまだ朝だ。もうすぐ夏だし海に行きたい気持ちもわかる。内容はわかるが、なぜ今?理由を促す。
物怪瑠衣
何か理由はあるだろうと思ったけど、前の探偵の真似といい、こいつすぐ影響されやがって。 その素直なとこは瑠衣の美徳だが、まだ八時近くなのに行く気にはなれない。こんな日に限っておっさんはおととい、昔の知り合いから引越しの手伝いを頼まれて今日は遅くなると聞いている。昼には終わると言っていたが今すぐ来てほしい。今すぐにでも海に行く気満々なこいつを止めるのは面倒だ。もはや詰んだ。 そんな俺の心境など知らない瑠衣は俺の手を掴む。
物怪瑠衣
こいつ。逃げ道塞ぎやがって。
司波仁
物怪瑠衣
こうして俺は仕方なく瑠衣に半ば強引に付き合う形になった。島律は斜目町の隣町の海だ。そう、遠くでもないしいいか、と納得させて駅まで向かう。 改札を通り、電車が来るのを待つ。
物怪瑠衣
司波仁
物怪瑠衣
そりゃ、島律はこの路線で反対側だと別になるから調べてなくても分かるだろ、という言葉は瑠衣がうるさくなりそうなので口の中にしまう。
司波仁
物怪瑠衣
司波仁
だけど瑠衣が途中で迷わないという保証はない。一応調べておくか。 駅出た後は左側から行った方が近道だな。後は道路沿いに進めば海が見える。…ん?これは。
【水律高校の男子高校生。一昨日から行方不明】
スクロールしてると記事が出てきた。学生の行方不明、か。あそこは海も近いし、半年前ぐらい前も、防波堤灯台付近で、釣り客を乗せた船と貨物船が衝突し、死傷者が出る事件が発生したしな。けど学生の行方不明は聞いたことない。家出か、それとも、
物怪瑠衣
物怪瑠衣
【島律の海辺】時刻:9:30
物怪瑠衣
海についた瞬間、瑠衣が太陽よりも明るい満面の笑みで駆け寄ってきた。
司波仁
と一刀両断して押しのけたものの、そんなことでめげるようなやつではない。
物怪瑠衣
音符マークでもつきそうな浮かれた調子で言うので、釘を刺しておくことにする。
司波仁
物怪瑠衣
頬をわざとらしく軽く膨らませて俺をぽかぽかと殴る。痛くはないが朝だから人がいないとはいえ、平日ということもあり、まだ学校に行っていないのか、寝坊で遅刻したのか、制服姿の通行人がちらっと見てるからやめてほしい。
司波仁
物怪瑠衣
季節が夏なら朝でも人が多勢いるんだろうな。まだ七月の上旬で気温も少し暑いぐらいで本場の夏とは程遠い。
司波仁
物怪瑠衣
靴下を脱いで裸足で海まで走ろうとするが、すぐにやめた。瑠衣はひょこひょこと何かを避けるように進んでいき、こちらを向いた。
物怪瑠衣
近づいて砂浜をよく見れば箸やビニール、プラスチックの欠片などが散乱していた。
司波仁
物怪瑠衣
司波仁
俺の声が聞こえていたかは分からない。 瑠衣はもう海面に足を突っ込んでいた。波を膝まで浴びた瑠衣は「冷たい!」と叫んですぐに帰ってきた。息を切らせて、楽しそうだ。
物怪瑠衣
司波仁
物怪瑠衣
司波仁
今にもテトラポットに登ろうとする瑠衣の腕を掴む。「何だよ」と反論する瑠衣。 テトラポットは波の力を弱めるために複雑な構造で設置されており、人が立ち入ることを前提としていないため、転倒や落水のリスクが常に伴う。 いくらパルクール経験で瞬発力あるからって下手をすれば怪我する。
司波仁
さっき海行く途中にコンビニがあったのを思い出す。ここから数分だしすぐに戻って来られる。
物怪瑠衣
さっき拾ったゴミを瑠衣渡す。だったら俺もついでにコンビニ行くんだが。瑠衣はせっかくだし海見ろよ、と言って颯爽と行ってしまった。風か何かかあいつは。 けど、確かに海見るのもいいな。 晴れ渡る青い空、青い海に、肌を撫でていく潮風。悪くないなぁ…。他の季節だったり、雨だったらまた変わるのか。 海水浴シーズンとは少しズレてるから、観光客もいないし。 浜辺を歩きながら遠くまで眺めて、そして沖に目線を向ける。
司波仁
海上に顔を出す頼もしい離岸堤に強い波がぶつかり、沖へ戻ろうとする波の威力を受け止める。波の飛沫が雪のように空を舞い踊り、落ちる。その様子はまるで、スノーボードハーフパイプを滑る選手のようだ。芸術的な姿がとても絵になる。 そして日が傾いていく。太陽の動きがよく見える。これも水平線まで見渡せる海岸ならではだな。
司波仁
防波堤が目に入ったりより高い所からの構図というのも、いい。 遮る物がない太陽光を吸収したらコンクリート製の防波堤に登る。立ち上る水飛沫と潮風が肌につき、ぬるくべたつかせた。 浜辺を見ると、いつの間にかコンビニから瑠衣が帰ってきていた。 海辺に足跡を残しては波に消されていく、その背が目に映る。 俺もそろそろ戻るか。その時、ザザッというより一層強い波が来た。強い風が長い時間、広い範囲で海面を押し続けたからだな。
司波仁
さっきまでは見えなかったが今の波で浜辺の方に来たから見えたのだろう。 そうと決まれば。俺は海の中へと飛び込んだ。 一瞬にして世界が青くなり、水に包まれる。 運動神経はいい方だ。それに何回か海に入ったこともあるから泳ぎは大丈夫だ。 すでに気を失って沈みかけている身体を抱え込み、海面へ向かって手足を動かす。
司波仁
声をかけるが返事はない。それに何より冷たすぎる。
物怪瑠衣
海面近く来ると、瑠衣が手を差し出してきたので引き渡した。瑠衣が知らせてくれたのか、さっきまでいなかった大人たちがいた。すぐに溺れた人に心臓マッサージをしていたが、無駄だとわかる。 その人は酸素不足や血液の沈殿により、紫色や白っぽく変色していた。これでは助からない。
物怪瑠衣
司波仁
この状況に困惑している瑠衣が俺に状況説明を求めたが、正直俺もさっき見て飛び込んだから詳しくは分からない。瑠衣に俺が見た状況を説明した。
物怪瑠衣
司波仁
誰かが警察に通報したのだろう。パトカーのサイレンの音も遠くで聴こえる。警察に任せるのが筋だが。
司波仁
正確な時刻は分からないが太陽が北の方角に近い。そろそろ来てもいい時刻だ。
物怪瑠衣
司波仁
物怪瑠衣
司波仁
発見してからまだ時間はそこまで経っていない。少しでも手がかりを探さなくては。
物怪瑠衣
司波仁
この人は見た感じ十代から二十代前半に分類されるが顔つきや体つきから高校生か大学生だな。 肩・胸・背中・太ももが発達した筋肉質。瞬間的なパワーを出すため、バネのある引き締まった肉体。BMIは20.5〜27程度。少なくとも陸上部所属だな。 趣味で鍛えているという可能性はなくもないがだったら違う部分に筋肉がつくから違う。 陸上部の大学生の体つきは、専門とする競技種目によって劇的に異なるが、共通して「競技特性に合わせて無駄な脂肪を削ぎ落とし、必要な筋肉が発達している」という特徴がある。こいつはその特徴もある。けどまだ成長期の身体。 高校生の可能性が高い。
【水律高校の男子高校生。一昨日から行方不明】 電車を待っている時に見たネット記事。 制服は着ていないが、シャツやズボンは水律高校の紋章が入っている。シャツの上に青い色のパーカーを着ている。首には瑠璃色の宝石が小さく真ん中についた雫型のネックレスだった。片方が欠けてるからペアだろ。珍しいものだし、ネットの写真にも映っていた。 その高校生の可能性が一番近い。 泡は吹いていないが、海水の塩がところどころついてる。 さっきの状態から紫色や白っぽく変色していたこともあって、海での溺死で間違いない。 手首や足首などを確認すると、足首には縄のようなものでてきた擦過傷がある。腹とか服で見えない部分にはところどころ打撲した跡などがあった。 事故の線はないな。 自殺か、他殺か。 縛られたにしては手首に跡がない。 自殺なら灯台、防波堤、テトラポッドからの飛び降り。 他殺なら何者かに縛られて海に。 どちらにしても、現場を詳しく見るのと聞き込みしないと絞れない。 海沿いの家の聞き込みは瑠衣がしてくれてる。その間に、現場を見る。流れてきたのは沖の方。ここについた時には人が流れているのは見えなかった。なら、奥の方か。防波堤が沖の方に一番近いにある。 奥は立ち入り禁止の看板が出ているが仕方ない。 俺は柵を登って中に入る。
【防波堤の奥】
見た感じ近いうちに人が来た可能性はない。足跡もない。被害者の靴は普通のスニーカーで何も細工はされていなかった。擦過傷だけで他の跡はなかった。加害者が手袋していたのもあり得るが、聞き込みしてないからそこは無視して。 高さもないしここからだと無理だな。戻るか。
物怪瑠衣
枯柳杖道
さっきいた場所に戻ると瑠衣とおっさんがいた。近くには警察の方が調べている。
司波仁
俺は近くの警察の人に訊く。
警察
司波仁
警察
司波仁
そういうと警察の一人は管理人のところに行った。数分して戻ってくると鍵を持ってきていた。それを受け取り、灯台に行く。
物怪瑠衣
司波仁
灯台の安全防止のためについてある手すりの一部がどこか取れかけている。遠くからだと陽射しもあって見づらいが、あれは錆びていないし最近なったものだ。
物怪瑠衣
司波仁
枯柳杖道
おっさんの言う通り、鍵穴には何かを無理やり開けたような痕跡もない。最近ついた指紋もない。
司波仁
【灯台の上】
物怪瑠衣
司波仁
形状的に数センチの横の長さに縦幅は跡からじゃ、断定はできない。曲がり具合からして下に向いてるから、でも、少し北東に向いてる。
枯柳杖道
司波仁
物怪瑠衣
司波仁
【水律高校の昇降口】時刻:昼
物怪瑠衣
水律高校。普通科とあとは商業科が二クラス。スポーツ推薦、特進のクラスが一クラス。中規模な学校で進学校だが他の学校とそう変わらない。
物怪瑠衣
司波仁
物怪瑠衣
咄嗟に瑠衣の口を塞いで小声で話す。まだ授業時間だからいいものの、誰かに聞かれたら問題だ。
物怪瑠衣
枯柳杖道
物怪瑠衣
枯柳杖道
物怪瑠衣
司波仁
枯柳杖道
俺たちは水律高校の体験入学という形で入っている。年齢的に歳が近い方が警戒心なしに話す可能性が高いからおっさんには先生の方を担当してもらっている。終わったらここに集合ということになった。
司波仁
物怪瑠衣
司波仁
果たしてこいつが余計な話しないで必要最低限のことだけ話せるか。
【水律高校、二年の教室】
上辺蒼
教室に入ると人当たりのいい笑顔を浮かべた少し長い黒髪にところどころ青いメッシュを入れた男が話しかけてきた。首元にはネックレスがかかっていた。シャツに隠れて見えないが銀色のチェーンは見える。
司波仁
窓際の四列目の席に空席がある。もともと人がいないっていうことはないだろう。それなら一番端の席になる。
上辺蒼
歯切れが悪いな。クラスメイトだし友達っていうわけでもないのか。それなら、仲良い友達を探すか。そう悩んだいると不意に人影が降りてきた。
大原
小林
いつの間にか人が集まっている。初対面の相手にグイグイくるなこいつら。視線をずらすと瑠衣も人に訪ねて、いや、訪ねてないな。
物怪瑠衣
水律の生徒
物怪瑠衣
おい、瑠衣。熱弁してんな。聞き込みどうした。 この数分で何がどうなればドラマの話になってんだよ。 言いたいことを心の中で留まらせてる。 まぁ、目的は忘れていなければいい。 俺は視線を戻した。
小林
司波仁
小林
そういうと女子生徒はがっかりしながら俺の方にさらに近づいてくる。頼むから離れて欲しい。俺はそっと離れる
大原
小林
大原
そういうと大原は上辺の方を指差す。
司波仁
てっきり、さっきの反応からして親友とは思わなかった。何かしら知ってる可能性はありそうだな。
上辺蒼
大原
小林
司波仁
小林
上辺蒼
女子生徒が話しかけていると上辺蒼が止めた。
司波仁
小林
大原
上辺蒼
二人の話し方に何か思うところがあったのか上辺蒼は少し不機嫌そうだ。今の話を聞くとその佐藤ってのと問題があったのか。後で訊くか。
大原
司波仁
大原
大原
上辺蒼
大原が鞄からお菓子を取り出そうとした時、肘が机にあたり、その瞬間、机にあった誰かのスマホが落ちそうになった。俺はとっさにキャッチして机に置く。
大原
その行動に関心したと同時に上辺蒼に謝る大原。性格通り素直な奴だ。
上辺蒼
司波仁
上辺のスマホ。人には見えない細かい粒子のようなものが少しついていた痕があった。これはおそらく海の塩だな。学校に行く途中にでもつけたのか?いや、それにしては痕がない。 まぁいい。さて、瑠衣連れてくか。
物怪瑠衣
司波仁
物怪瑠衣
水律の生徒
物怪瑠衣
瑠衣は話し相手に手を振って教室を出た。こいつ本当に目的忘れてないだろうな?
司波仁
物怪瑠衣
司波仁
隣のクラスを除いて佐藤って奴を尋ねるも今は教室にいないらしい。この時間は昼練で体育館にいるだろうということだった。
【水律高校の体育館】
佐藤
体育館にいた茶髪で短髪のバスケをしていた佐藤を呼び出して体育館の隅っこで話す。
司波仁
佐藤
物怪瑠衣
佐藤
物怪瑠衣
お前の場合は俺にだろ。俺の方見て言ってもそれは俺のせいじゃないからな。お前が俺より上になればいい話だ。だが、そんな日は一生こなそうだ。
佐藤
つらつらと愚痴を漏らしていたが急に静かになる佐藤。ここは、頷いて話を聞こう
司波仁
佐藤
ネックレス。 話を聞いている限り、一ノ瀬は優しい穏やかな性格だ。ネックレスごときでそんな怒るか?よほど大切なものだったんだろう。 そういえば、
司波仁
水律の生徒
佐藤
司波仁
友達に呼ばれて佐藤は行ってしまった。まだ聞きたいことはあったが杞憂にすぎないこともある。俺たちも聞き込みはしたし、後は顧問と数人に聞いて出るか。
【水律高校の昇降口】時刻:15:00
枯柳杖道
物怪瑠衣
ピコンっと端末に情報が入った。警察の人にお願いしていたものだ。何とか回収できたみたいだ。日が日なら見つからないからな。 次は家だな。使用したものは見つかったが動機はまだ不確定要素が大きすぎる。何となく察せるがまだ決定打はない。
【一ノ瀬家】
ピンポーンとインターホンを鳴らすも留守らしく誰も応答にでない。
物怪瑠衣
枯柳杖道
司波仁
ガチャとネストの電子キーを使って家の中に入る。 リビングには何かの賞状やトロフィーなどが飾られていた。
物怪瑠衣
陸上部と聞いていたが他のスポーツ、芸術等もあるらしい。年号を見るに小学生あたりか。今は陸上だけという感じか。 部屋は二階か。どれが被害者の部屋か。とりあえず端から順に開けていき、見て回った。 ここか。一番端の部屋。机には教科書やスポーツ雑誌、部屋にはダンベルなど鍛えるためのものがいくつかある。両親は資本家という情報もあったし、両親の部屋ではない。
物怪瑠衣
いつのまに見つけたのか瑠衣の手にはダンベルが握られている。重いのかきつそうな表情だ。
枯柳杖道
司波仁
枯柳杖道
物怪瑠衣
司波仁
ぱらぱらと捲ると途中から破かれている跡や黒で塗りつぶされている。破かれた物はゴミ箱からも検出されないが、黒で塗りつぶされている部分はなんとか見える。そこに書いてあった内容も。 …やっぱりか。夜まで時間はあるが人がいなくなる時間帯でもある。さっきの聞き込みで早まる可能性も。
物怪瑠衣
司波仁
物怪瑠衣
枯柳杖道
司波仁
俺は瑠衣とおっさんを待たずに走り出す。二人も俺についてくる。
物怪瑠衣
司波仁
【島律の海辺】19:00
???
司波仁
防波堤の柵の上から登っていて今から海に飛び込もうとする人を引っ張る。その際にその人の体が傾いて倒れてくる。計算通りだ。案の定のことにその人はびっくりしている。
???
物怪瑠衣
その人を受け止める。後、少し遅かったら最悪手遅れになるところだ。
???
我に返ったその人は邪魔されたことに怒っているが、そんなの誰だってそのばにいたら何かしら声をかけるなりして止める行為だぞお前が今しようとしたことは。中には無視する奴もいるが。そんなことより、
司波仁
上辺蒼
物怪瑠衣
上辺蒼
司波仁
そういって俺は端末の写真を見せた。警察から回収してもらったものを送ってもらった。
上辺蒼
証拠があっては無理だと、観念したのか上辺蒼は認めた。
司波仁
司波仁
物怪瑠衣
それは行きたいってのと同意だぞ瑠衣。 なぜか拗ねている瑠衣を無視して俺は上辺の方を見る
上辺蒼
握られている手を指して何でもないようにいう上辺蒼。瞳にはまだ感情がない。今からでも海に飛び込みそうな危険性がある。教室の時とは違う雰囲気だ。まず一般人には見抜けない。
司波仁
上辺蒼
進学校の成績優秀ということもあり、頭の回転が早いんだろう。俺の簡潔な言い方ですべて察したらしい。
物怪瑠衣
勝手に話を進めていると瑠衣が声を上げて俺に説明を求める。少しぐらい待てないのか、こいつは。
枯柳杖道
司波仁