本当の記憶

私は霧橋早苗

私は、玄樹くんに告白して、振られて

クラスのみんなにいじめられて、恋の相談に乗ってくれていた友達からもいじめを受けている

特にいじめてくるのは、ポニーテールの女の子

あの子は私を裏切ったんだ

それは、一週間前のこと

次の日

クラスのライン

クラスのライン

早苗は涙が止まらなかった

それから一週間後

休み時間

私はついて行った

ついて行った先は、屋上

校庭を見ると、外は雨が降っていた

その時だ

バタッ

雨が降る校庭の床に

私のノートを落とした

涙が止まらなかった

気づいたら、屋上に私は一人

その時

雨の降る音の中、足音が聞こえてくる

その足音はどんどん近づいてくる

この声は、クラスのたった一人だけ私をいじめないでくれている

百合橋廉くんの声。

廉くんが私をかばっていたら、廉くんまでいじめられるのではないか？

その時、涙が溢れた。

この日から、私はよく廉くんに助けてもらうようになった。

クラスのみんなは気づいていないのか、ふつうにみんなと仲良くやっている

私は今日、廉くんに聞いて見ることにした

廉くんから見せられた写真は、ポニーテールの女の子

私を一番いじめてくる女の子

その子が写っている写真の右下に、「霧橋早苗」と書いてあった。

その時、玲子は早苗の頭にグッと人形を押し付けた

そして早苗は、だんだんと記憶が薄れていき、、、

そう呟き、玲子は屋上から飛び降りた

廉は驚愕した

廉は早苗が倒れている場所に駆け寄った

ガラッ