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璃音達との遊園地を楽しんだ次の日

律は夜凪に観覧車内でのことを話していた

実鳴 律

聞いてくれよ夜凪!

夕霧 夜凪

さっきも聞いた

実鳴 律

璃音さんが俺と友達になって欲しいって言ったんだよ!!

実鳴 律

これってつまりあれだよな?!

実鳴 律

脈あるよな!!

夕霧 夜凪

でもお前振られたんだろ

実鳴 律

いや!俺はまだ諦めねぇ!

夕霧 夜凪

諦めわっる…

実鳴 律

そうだ!

実鳴 律

この友達の立場を利用してデートに誘えば…

実鳴 律

また告白したら成功するんじゃ!?

夕霧 夜凪

あまり告白のスパン短いと友達辞められるぞ

実鳴 律

何!それは困る!

夕霧 夜凪

まあただ…

夕霧 夜凪

デートには賛成だな

夕霧 夜凪

あ、本人にデートって言っちゃダメだぞ

夕霧 夜凪

本人には遊びって伝えた方がいい

実鳴 律

わかった!

そんな話をしていると、2人のテーブルに近づく影が

鏡狂 悠斗

あれっ?

鏡狂 悠斗

律と夜凪じゃん

鏡狂 悠斗

こんなとこで何してんの?

実鳴 律

あ!お前ちょうどいいところに!

鏡狂 悠斗

何なに

夕霧 夜凪

こいつが好きな人と友達になれたからデートに誘おうとしてんだよ

鏡狂 悠斗

お!それは良かったじゃんか

実鳴 律

ところでだ悠斗

実鳴 律

璃音さんはどこに誘えば喜んでくれると思う?

鏡狂 悠斗

うーん…

鏡狂 悠斗

別にその人の好み知ってるわけじゃないけど…

鏡狂 悠斗

ストーリー的にはショッピングデートとか定番だな…

悠斗はボソボソとした声で喋っていたが、律と夜凪には聞こえた

実鳴 律

ん?ストーリー?

鏡狂 悠斗

あぁいや、よく小説に出てくるのはそんな感じだなぁと

実鳴 律

なるほどな

夕霧 夜凪

(もしかしてこいつ…)

夕霧 夜凪

(律と璃音のこと小説にしようとしてる?)

実鳴 律

なるほど…定番か…

実鳴 律

だったらショッピングデートするぞ!

夕霧 夜凪

本人にはショッピングモールで買い物しつつ遊ぼうって伝えろ

鏡狂 悠斗

律のことだからすぐデートとか言っちゃいそー

夕霧 夜凪

それな

実鳴 律

なんだよお前ら

実鳴 律

俺だってやる時はやるんだぞ?

鏡狂 悠斗

それは今度のデートで証明してくださーい

夕霧 夜凪

ほんとにできるのか?

実鳴 律

なめんなよお前ら!!

実鳴 律

よーし!

実鳴 律

最高のプランを準備してデート成功させてやる!!

鏡狂 悠斗

とは言ってもぶっちゃけ律に任せるのは不安すぎる

夕霧 夜凪

別に失敗してもこいつが振られるだけだから良くね?

鏡狂 悠斗

いや…それだとせっかく見つけたネタが…モゴモゴ

悠斗が自分の小説のことを気にしている様子を見て夜凪ははぁっとため息をつく

夕霧 夜凪

仕方ねぇ、悠斗の為だ

夕霧 夜凪

デートプラン考えるぞ

実鳴 律

え!まじ!サンキュー!

実鳴 律

え?悠斗のため?

鏡狂 悠斗

(あれ、夜凪に気付かれてる)

そして2時間後

ファミレスで食事を終えた律達3人は悠斗の家で律のデートプランを考えた

夕霧 夜凪

はい、これ覚えろ

夜凪は律に1枚の紙を渡す

実鳴 律

サンキュ!

夜凪が渡した紙は、デート一日の流れを書いた紙だった

行く場所や回る順番、行く前に声掛けるセリフや言ってはいけない言葉など、事細かに書いていた

鏡狂 悠斗

思うんだけどNGワードとか細すぎね?

夕霧 夜凪

こうでもしないと…

夕霧 夜凪

というかこうしてもこいつは言う

夕霧 夜凪

失礼なこといっっぱい言う

実鳴 律

言わねぇよ!

鏡狂 悠斗

言いそー…

実鳴 律

言わねぇって!

夕霧 夜凪

あ、そうだ

夜凪は律に渡した紙のとあるセリフを赤ペンで囲む

夕霧 夜凪

これ、めっちゃ大事だから

夕霧 夜凪

絶対覚えろ、絶対タイミング間違えるな

鏡狂 悠斗

うわー…これ成功したらワンチャンオチるんじゃね?

夕霧 夜凪

あと言い方キモくならないように

鏡狂 悠斗

確かにキモかったら通報案件かも

実鳴 律

酷い言われようだな!!

実鳴 律

大丈夫だって!

実鳴 律

任せとけって!

律は胸に拳を当てて「エッヘン」とでも言うようにドヤ顔をした

鏡狂 悠斗

不安だなぁ〜

夕霧 夜凪

ま、失敗したら笑ってやるよ

実鳴 律

失敗を視野に入れんじゃねぇええええ!!

恋は魔法と一緒に…?

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