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コツコツと、靴の音が響き渡る。
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ウェンティ
ウェンティ
だが、返事は聞こえない。
ウェンティ
ウェンティ
もう一回呼びかけてみるが、また無反応だった。
ウェンティ
ウェンティ
そう思い、視点を上へ向ける
ウェンティ
空は真っ赤で、見るに耐えない色だった。
ウェンティ
ウェンティ
その時、後ろに何か気配を感じた。
ウェンティ
素早く身構え、恐る恐る後ろを振り返る。
?
ウェンティ
すぐに弓を構える。
ウェンティ
鍾離?
鍾離?
ウェンティ
鍾離?
ウェンティ
ウェンティ
鍾離?
そう言い終わる前に、そいつは重撃を打ってきた。
僕はギリギリの所で受け止める。
鍾離?
ウェンティ
さっきの攻撃で、地面が揺れる。
その隙を狙ったのか、そいつは重い蹴りを入れてきた。
ウェンティ
だが、風元素でダメージを軽減し、着地する。
攻撃の衝撃波が生まれ、二人とも遠くへ吹き飛ばされた。
その時、すっと肩に手が置かれた。
反射的に体が動き、再度弓を構える。
ウェンティ
だがもう遅く、腕を掴まれ、後ろへ引き寄せられた。
鍾離?
鍾離?
鍾離?