テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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Yui視点#小さな実から始まる恋。

第1話 - Yui視点#小さな実から始まる恋。

1,234

2020年02月10日

#バレンタイン

#恋愛物語

#ファンタジー

#痴漢

🍓*.いちごあめ.*🍬

Yui/結衣

やばい…遅刻する…っ！

私の名前はYui。

今はとても忙しい中学3年生！

母親

Yui、お弁当置いておいたからね。

Yui/結衣

はーいっ！

母親

…あと、痴漢には気をつけなさい。

母親

最近は多いんだから…っ。（ボソッ）

Yui/結衣

わ、分かったよ…っ！

リビングにいる父に

Yui/結衣

お父さん、学校行ってくるね！

…と、一言。

父親

…ん、あぁ。

父親

行ってらっしゃい。

私の顔を見ずに、『行ってらっしゃい。』と言う。

たまにしか、家にいないんだから娘の顔を見て言えばいいのに…っ。

Yui/結衣

…なんて、思ってしまう。

Asahi/朝陽

…遅せぇよ。

彼は、私の同級生。

…っていうより、幼馴染かな？

Asahi/朝陽

…ったく、待ちくたびれたじゃねぇか。

Yui/結衣

…Asahiって、昔からそういう
性格だよね。

Asahi/朝陽

べ、別にそんな訳じゃねぇし…っ…！

Asahiの顔が赤くなる。

Yui/結衣

…ふふっ、そんなこと言って。

Yui/結衣

本当の気持ちを話してみて？

Asahi/朝陽

…これ以上、俺をいじるなよ。

Yui/結衣

…あはははっ！

…と、ツンデレっぽい性格だが学校からの信頼は厚い。

Yui/結衣

…しかも、学校全体の優等生よ！？

こんな感じで、私達は最寄り駅のホームまで歩いていった。

ｰｰｰ電車の中ｰｰｰ

Asahi/朝陽

…うわっ、混んでる…

Yui/結衣

ね〜…

相変わらずの満員電車。

…まぁ、会社員や学生が乗る電車はこれしかないから、仕方ないか。

Asahi/朝陽

Yui/結衣

せ、狭い…っ。

Asahi/朝陽

これぐらい、我慢しろ。

Yui/結衣

…ううっ。

実は、席を見つけたら座る派。

電車やバスの中で『立つ』動作なんて滅多にしなかった。

Yui/結衣

降りる駅が、残り3駅になった時だった。

Yui/結衣

ん…っ…？

私の下半身に異変を感じた。

私は、静かに触られている後ろを見る。

痴漢男

ふふふふっ…っ。

30代〜40代ぐらいの男性だろうか。

私のお尻を必要以上に触ってくる。

痴漢男

これだから、女子中高生に痴漢するのは止められないなぁ…っ！((小声

Yui/結衣

ひゃっ…

Yui/結衣

な、何を…してるんですか…っ…？

痴漢男

この行為を見て、分からないかい？
（小声）

男性は、私のスカートを脱がそうとしてくる。

Yui/結衣

や、やめて下さい…っ…

痴漢男

君が可愛いのがいけないんだよ。

Asahi/朝陽

駅長

まもなく〜

駅長

○○駅〜

駅長

○○駅でございます〜

こうしている間に、学校があるの1つ前駅に到着した。

Yui/結衣

…は、離してください…っ！

Asahi/朝陽

痴漢男

君、名前は？

私は、Asahiが来るまでずっと待っていた。

Asahi/朝陽

Yui/結衣

周りを見て、特徴を抑えていく。

痴漢男

誰にも言ってないだろうな？

Yui/結衣

…は、はい…っ。

スっ…

Yui/結衣

き、きゃあ…っ。

Yui/結衣

や、やめて…っ…。

痴漢男

…感じてる？

痴漢男

ふふっ、可愛い。

私のスカートを捲ろうとした瞬間___

Asahi/朝陽

女性の方、気をつけてください！

Asahi/朝陽

この電車内に、痴漢が潜んでいます！

Asahiは大声で、叫んだ。

男子生徒

…うおっ、まじかよ…

女子生徒

えっ、まじ！？

電車に乗っていた人は、皆反応した。

痴漢男

くそ…っ、バレたか…っ！

男性

…ちょっと待て。

男性

…お前、女子生徒に痴漢行為しただろ？

痴漢男

い、いやそんなつもりは…！

男性

警察に誰か連絡しろ！

女性

私が通報するわ！

Asahiの一声で、皆が私を助ける為に協力してくれた。

Yui/結衣

Asahi…

Asahi/朝陽

…何だ？

Yui/結衣

た、助けてくれてありがと…

Asahi/朝陽

…幼馴染が困ってるのをほっておく
訳にはいかないだろ。

Yui/結衣

…Asahiって、優しいんだね。

Asahi/朝陽

…そ、そうか？

…あれ？

彼の答え方が変わってる…？

ｰｰｰ3年6組ｰｰｰ

Yui/結衣

はぁ…っ。

Yui/結衣

き、教室着いた…っ！

Mikan/蜜柑

Yui、おはよ〜！

Yui/結衣

Mikanじゃん！

Yui/結衣

おはおは！

Mikan/蜜柑

なんか、校庭走ってたけど…

Mikan/蜜柑

どうしたの？何かあった？

Yui/結衣

じ、実は朝電車に乗ってたらね。

Yui/結衣

痴漢に襲われて…

Yui/結衣

Mikan/蜜柑

あ、ありゃ…

Mikan/蜜柑

女子中高生恐怖Ｎｏ.1はやっぱり
『痴漢』だよね〜…

Mikan/蜜柑

そういえば、今日誰と来たの？

Yui/結衣

…え、Asahiだけど…

Asahiは絶対に譲りたくない。

なぜなら、Asahiは私の大切な幼馴染だから…

Mikan/蜜柑

…え、Asahiくんと！？

…そう、この学校の中3女子は『Asahi』にメロメロなのだ！

女子生徒

…え、Asahi様！？

女子生徒

どこどこどこ！？

Yui/結衣

…皆ごめん。

Yui/結衣

Asahiのクラス…

Yui/結衣

1組だから…

女子生徒

ほ、本当に！？

女子生徒

昼休み、会いに行ってこよっと♪

女子の群れがヤバすぎるよ。この学校。

男子生徒

Yuiはいいなぁ…

Mikan/蜜柑

あ〜…たしかに！

Yui/結衣

…えっ、何で？

男子生徒

だって、幼馴染で家近いし…

男子生徒

保育園や小学校も、
一緒だったよね！？

女子生徒

…Yuiは羨ましい…っ…

担任教師

ほら、席に付けー

担任の先生が入って来た。

Yui/結衣

はあ…っ、はあ…っ。

Yui/結衣

こ、これ辛い…っ。

Mikan/蜜柑

Yui、頑張れ〜！

Mikanが遠くから応援している。

今は、体育の持久走。

先生曰く、速い人限定の駅伝大会のチーム決めだって。

Asahi/朝陽

ふう…っ。

すると、少し後ろにAsahiの姿が、見えた。

Asahi/朝陽

…おっ。（小声）

彼は、私の存在に気が付くと…

Yui/結衣

（えっ、ちょい…っ…！）

Yui/結衣

（待って、Asahi速い…っ！）

物凄いスピードで私を追いかけて来た。

Asahi/朝陽

…よっ。

Yui/結衣

や、やぁ…？

Asahi/朝陽

…何を同様してんだよ。

Yui/結衣

Asahiのクラスも…体育なの？

少しずつ、呼吸が整って来た。

Asahi/朝陽

…まぁ、最後のタイム取りだからな。

Asahi/朝陽

…Yuiも頑張んないと運動神経鍛を
鍛えられないからな？

Yui/結衣

そんなこと言っても…っ。

Yui/結衣

苦手なものは苦手なんだって…っ！

Asahiは、元陸上部の部長。

だから、物凄く足が早い。

それに比べて、私は美術部の副書記。

…これが、『差』というものなのか…

Asahi/朝陽

…じゃ、俺先に行く。

Yui/結衣

…え、あっ…うん。

Asahi/朝陽

…Yuiも、あと1周残っているだろ？

Yui/結衣

…や、やばいかも…っ。

Asahi/朝陽

…頑張れよ。

Asahi/朝陽

最早、人間ではない瞬間移動を覚えた動物みたいに、高速で走っていった。

Mikan/蜜柑

Yui頑張れ〜！

Mikan/蜜柑

あと1周だよ〜！

私は、残り少ない体力を全力で振り絞ることにした。

ｰｰｰ昼休みｰｰｰ

Yui/結衣

相変わらず、天気が良いなぁ…

私はお弁当を持って、屋上に来た。

普段は、滅多に開いていない屋上だけど、今回は開いていた。

Asahi/朝陽

…おっ、いたいた。

Yui/結衣

…あ、Asahiじゃん。

Yui/結衣

私のクラスの女子から
振り切って来た？

相変わらず、どこでも人気。

…羨ましいなぁ。

Asahi/朝陽

…俺の脚力なめてんの？（笑）

Yui/結衣

なめてないよ…

Yui/結衣

でも、Asahiは足が早いから
羨ましいなぁって思ってさ。

Asahi/朝陽

…はははっ。

Yui/結衣

ｰｰｰしばらくして…ｰｰｰ

Yui/結衣

…Asahiってさ。

Yui/結衣

…高校、どこ受ける？

Asahi/朝陽

…え、俺…？

Yui/結衣

うん…

Asahi/朝陽

理数系の大学目指してるから、そういう感じの専門校を目指そうと…

Yui/結衣

…そっか。

Yui/結衣

将来、科学者になりたいって
言ってたもんね。

Asahi/朝陽

…あと、推薦入学で、運動系にしようかと、考えてる。

Yui/結衣

す、推薦…っ。

私には、未知の領域だ。

Asahi/朝陽

…Yuiは？

Yui/結衣

私は、文学部かな。

Yui/結衣

…Asahiと、同じ高校の。

Asahi/朝陽

…俺達、かなりの時期一緒に過ごしてるから、息がピッタリ合うようになって来たな。

自分でも、そう思っていた。

明後日、明明後日で運命が決まる。

Yui/結衣

無事に合格しますように…

ｰｰｰ放課後ｰｰｰ

Mikan/蜜柑

そういえばさ…

Mikanが私に話を、切り出す。

Yui/結衣

…ん？

Mikan/蜜柑

Yuiって14日試験日じゃん？

Yui/結衣

…そ、そうだね。

Mikan/蜜柑

しかも、14日って…？

Yui/結衣

ば、バレンタイン…っ。

そう、2月14日はバレンタインだ。

Yui/結衣

Mikanはいいよね。

Yui/結衣

私立1本で、合格してるし…

Mikan/蜜柑

…まぁ、所詮こんなものだよ。

Mikanは、成績はそれほど良くはないらしい。

しかも、私立1本で受けたのに関わらず、合格点がギリギリだった。

Yui/結衣

嘘つけ、合格したとき泣いて
喜んでたのに？

Yui/結衣

しかも、『やばい、不合格かも…』
って言ってたよね？（笑）

Mikan/蜜柑

い、いやぁ…それほどでも。

Yui/結衣

褒めてないって！

なんやかんや、仲が良い私達なのであった。

帰宅後、両親が帰ってきていないので

私は2月14日のバレンタインの日に、渡すチョコを作ることにした。

Yui/結衣

うーん…何を作ろうかな…

Yui/結衣

（っていっても、作るものが…）

今から、作れば試験の日までには間に合うだろう。

Yui/結衣

（とりあえず、生チョコを作ろうかな。）

私は、冷蔵庫からチョコを取り早速作ることにした。

Yui/結衣

…よしっ、作れた。

こう見えても、家庭科の成績は常に 5をキープしていた私。

Yui/結衣

余程、やらかしがなければ、 5からは落ちないのだ。

Yui/結衣

あとは、小さな冷蔵庫で冷やすだけ…

私の家には、2つ冷蔵庫がある。

1つは、家庭用の冷蔵庫でもう1つは、私専用の冷蔵庫。

自分専用の冷蔵庫に作った生チョコを入れて冷やすことにした。

ｰｰｰ自室ｰｰｰ

Yui/結衣

…あれ、私…

Yui/結衣

もしかして、Asahiに恋してる…？

自分で気がついてしまった。

眠気が急に襲ってきた。

Yui/結衣

父親

おーい、Yui帰ったぞ〜

Yui/結衣

おかえりなさい！

父親が、帰って来た。

Yui/結衣

お母さんは？

父親

少し、電車が遅れて

父親

もう少ししたら、帰るってさ。

Yui/結衣

…そ、そっかぁ。

私は、どっちかというとお母さん子。

母親

Yui/結衣

あ、お母さんだ！

母親

2人共、ただいま。

父親

よぉ、お帰り。

Yui/結衣

おかえりなさい！

父親

明日から、Yuiも試験だな。

母親

…そうねぇ。

Yui/結衣

うんっ。

父親

どうだ？自信あるか？

Yui/結衣

…ううん、あんまり自信ないなぁ。

母親

…でも、Yuiはとても熱心だから

母親

きっと、合格してるって信じてるわ。

Yui/結衣

お母さん、ありがと…っ！

父親

俺も、信じてる。

父親

必ず、合格するのをな…！

Yui/結衣

それから、数分後。

父親

そういえば、Asahiくんとはどうだ？

Yui/結衣

（…！？）

飲んでいた味噌汁を、吹き出しそうになった。

Yui/結衣

ゴホッ…お父さん、いきなりだね…

母親

あなた、そう急かさないで。

父親

すまんすまん…

母親

Yui、大丈夫？

母親は、私に凄く優しい。

Yui/結衣

だ、大丈夫…

Yui/結衣

父親

それで、どうなんだ？

Yui/結衣

今日、私痴漢に会っちゃって。

母親

Yuiは、可愛いんだから気を
つけなさい。

Yui/結衣

はーい。

母親

最近は、電車の中で誘拐事件とかが
多いんだから…っ。

Yui/結衣

でもね、Asahiが電車の中にいる人全員が届く声で、私を助けてくれたの。

私は、本当のことを正直に話した。

父親

本当に、Asahiくんは優しいよな。

母親

えぇ、どこぞ屋の誰かさんと
違って…ね？（笑）

父親

…それ、俺のことだろ？

私は、こんなお父さんとお母さんが

大好きだ。

ｰｰｰテスト会場入口ｰｰｰ

Yui/結衣

とうとう来ちゃったね…

Asahi/朝陽

…あぁ。

Asahi/朝陽

…俺、合格出来るか不安だな…

Yui/結衣

たしか、会場に入ってからは
2時間ぐらい待つんだっけ。

Asahi/朝陽

…あ、そうだったな。

Yui/結衣

じゃあ、その間に自由室で
自習しない？

Asahi/朝陽

…おっ、いいな。

担当者

理数系の科目を受験する方は
こちらですよ〜

Asahi/朝陽

じゃあ、受け付けてくる。

Yui/結衣

分かった、また後でね。

ｰｰｰ自由室ｰｰｰ

Yui/結衣

ふぅ〜…

Yui/結衣

来たよ〜。

Yui/結衣

…って、誰もいないじゃん…

Asahi/朝陽

ごめ、遅れた。

Yui/結衣

ううん、大丈夫。

Yui/結衣

来たばっかりだから。

Asahiは、1つ机を借り、それを私がいる方向に合わせる。

Asahi/朝陽

文学教えられるけど、どこか
分からないところあるか？

Yui/結衣

…え、えっと、大門6の…

去年の過去問を解き直す。

Asahi/朝陽

これは、こうやって…

Asahi/朝陽

Yui/結衣

…わっ、ありがと！

Yui/結衣

理数系は大丈夫？

Asahi/朝陽

…俺は、理科のこれだな…

Yui/結衣

こうやって解くんだよ。

Asahi/朝陽

…わ、分かりやすい…

私達は、苦手な科目を教えあっていった…

少しの休憩時間に。

Yui/結衣

…Asahiってさ。

Asahi/朝陽

…ん？

Yui/結衣

す、好きな人とか…いるの？

Asahi/朝陽

…いるよ。

Yui/結衣

そ、そっか…

Asahi/朝陽

…やけに、あっさりしてるな。

Asahi/朝陽

…何かあった？

Yui/結衣

…何でもない。

もしかして、私… Asahiに恋してる…？

Asahi/朝陽

…あれ、気がついてないの？

Yui/結衣

…えっ？

キーンコーンカーンコーン

チャイムが鳴った。

Asahi/朝陽

…時間か。

Asahi/朝陽

じゃあ、テスト終了後に
○○公園で会おう。

Yui/結衣

わ、分かった。

ｰｰｰテスト終了後ｰｰｰ

Asahi/朝陽

…お、来た来た。

Yui/結衣

ごめん、少し足止めを
くらっちゃって…

Asahi/朝陽

…まぁ、仕方ないよな。

今日は、2月14日。

渡すチョコをバックの中から出した。

Yui/結衣

こ、これ…っ。

Yui/結衣

受け取って…っ！

恥ずかしく、顔を上げられなかった。

Asahi/朝陽

…そうか。今日はバレンタインだな。

Asahi/朝陽

ありがと。

Asahi/朝陽

有難く貰うよ。

な、何とか修羅場は潜り抜けた…

Asahi/朝陽

Yui、これ見て。

Yui/結衣

な、何この数…

Asahiが、差し出した袋には大量のチョコが入っていた。

Asahi/朝陽

さっき、理数系の学部の受付で

Asahi/朝陽

学校の女子に見つかって。

Yui/結衣

えぇ…凄い量だね…

その数は大体、400個…？

近く、あったのかも知れない。

Asahi/朝陽

…この後暇？

Yui/結衣

…暇だね。

Asahi/朝陽

じゃあ、このまま俺ん家に来て。

Yui/結衣

わ、分かった。

…と、急遽彼の家に…！

Yui/結衣

お、お邪魔します…

Asahi/朝陽

…そんな緊張しなくてもいいだろ。

Yui/結衣

だって、久しぶりだし…

Asahi/朝陽

…3年ぐらい、来てないもんな。

Asahi/朝陽

…それで、話があるんだ。

Yui/結衣

…ん？

Asahi/朝陽

こんな俺だけど…
付き合ってくれるか？

まさかの告白。

…えっ、これ嘘じゃないよね？

Yui/結衣

…えっ、本当に？

Asahi/朝陽

…本当に。

Yui/結衣

もちろん、喜んで！

私達は晴れて、カップルになった。

Asahi/朝陽

これから、よろしくな。

Yui/結衣

…うん、よろしくっ！

ｰｰｰあれからｰｰｰ

Mikan/蜜柑

合格おめでとう！

Asahi/朝陽

おう、ありがとな。

Yui/結衣

ありがと！

私達は晴れて、高校生になれた。

Asahi/朝陽

おい、報告しなくていいのか？
（小声）

Yui/結衣

今からするって…！（小声）

Yui/結衣

Mikan、話があるんだ。

Mikan/蜜柑

…ん？どうしたの？

Yui/結衣

私達、付き合うことになりました！

Mikan/蜜柑

おおっ、おめでとうっ！

Mikan/蜜柑

Asahiくん、Yuiを幸せに
してあげてね！

Asahi/朝陽

あぁ、もちろんだ！

私達は前を向いて

新しい学校に足を踏み入れたのだった。

Yui/結衣

End#小さな実から始まる恋。

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好評ならば、今日〜明日辺りに『Asahi視点』を制作予定！

🍓*.いちごあめ.*🍬

プロフィール

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