14歳で嫁入りした
分かってた
愛されないのは
隣の部屋から聞こえる声
別に嫌とかではない
嫉妬とかもない
あの人は私を愛していないし
男
男
目の前でイチャつくな……
男
男
男
男
男
男
………
何も音のしない廊下
私は決めていた
あの人は殺すと
もう……早く……
男
男
男
絶対にふられた
だから私としようと?
そんな馬鹿な話受け入れるものか
しかし今が絶好のチャンス
男
持っていたナイフが腹に刺さる
男
男
「恐怖」、「後悔」 「興奮」、「愉快」
頭の中にあるのは
「無」
死体を引きずりながら私は冷たい階段を下った
針を刺す 針を引き抜く
それの繰り返しが何故か楽しかった
いつの間にか鼻歌を歌っていた
3ヶ月ほどか 城に捜査員が入った
ちょうど私は 研究が終わったのだ
男
男がフッと笑う 命令くらいは聞くようになった
男は倒れる
シトラ
地下室から出ていく 扉の音 人の声 久しぶりの感覚 良かった まだ正常だった
コメント
9件
( ・∇・)
ずげえ()
皆ってどこ位でわかるんだろうね(独り言((