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沙織
やっ…やめて…
お前は邪魔なんだよ。 どっか行ってろ
ラウ
何してんだ？
ラウール先輩…こいつ邪魔っすよね？ 動かないし、邪魔だし。 石みたいだし…
ラウ
ふぅ〜ん…
ラウ
だけどそいつ石じゃねぇよ。
俺からしたらよ。
俺からしたらよ。
何でっすか？
ラウ
お前らは海底に沈んでる
海藻みたいに海底にいればいいんだよ。
俺からみたらお前ら哀れだな笑笑
海藻みたいに海底にいればいいんだよ。
俺からみたらお前ら哀れだな笑笑
っ… 行くぞ…
ラウ
はぁ…お前もなんか言ったらどうだ？
沙織
なっ何を…
ラウ
そうやって何も言わねぇから、
石だって言われるんだぞ。
石だって言われるんだぞ。
ラウ
俺でもいいから
助けてって言え。
助けてって言え。
ラウ
そしたらどこからでも助けに来てやる。
沙織
いいんですか？
ラウ
良いに決まってっから
俺は言ってるんだ。
俺は言ってるんだ。
ラウ
じゃあな。
沙織
はっはい！！
ラウ
その前にお前の名は？
沙織
石川 沙織です。
ラウ
石川さんね。
覚えとくわ。
覚えとくわ。
沙織
はい。
ラウ
はぁ…
沙織
あの！！先輩！！
ラウ
あぁ？
沙織
あなたの名前は…
ラウ
俺はラウール。
あだ名でラウって呼ばれてる。
好きなように呼べ。
あだ名でラウって呼ばれてる。
好きなように呼べ。
沙織
ありがとうございます、ラウ先輩…
ラウ
おう。
沙織
これが私と彼の出会いだった…
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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