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体育祭の翌日
教室に入ったひよりは、 昨日の出来事を思い出して胸がバクバクしていた
ひより
ひより
するとドアが開いて、 みなとが入ってきた
みなと
ひより
ちょっとぎこちない
そこへ瞬もきて、空気はさらに複雑になる
しゅん
しゅん
ひより
みなとは瞬を鋭く睨む
みなと
先生
ホームルームになると、先生が言う
先生
ひより
胸がチクッと痛む
帰りの準備をしていると、 ひよりの机に影が落ちた
みなと
ひより
みなと
ひよりの心臓はドクンと跳ねる
夕焼け色の屋上。 風がふわっと吹いて、二人だけの空間になる
みなと
ひより
みなとは深呼吸をして、 真剣な目でひよりを見た
みなと
その瞬間
ガチャッ
屋上のドアが開いた
しゅん
ひより
しゅん
しゅん
しゅん
みなと
しゅん
しゅん
ひより
みなとは拳を握る
みなと
雰囲気は最悪に
みなとが去ったあと、 ひよりとしゅんだけが屋上に残った
しゅん
ひより
しゅんは一歩近づく
しゅん
ひより
しゅん
しゅん
ひより
しゅんの声は柔らかいけど その目は真剣すぎて逃げられなかった
しゅんの言葉を受け止めきれず、 ひよりは耐えられなくなって屋上を飛び出す
ひより
ひより
階段を降りながら涙がこぼれそうになる
階段の影に、 あおいが立っていた
ひより
あおいは制服の袖を握りしめていた 目は真っ赤
あおい
あおい
ひより
あおいは震える声で言った
あおい
あおい
あおい
ひより
あおい
あおい
ひよりの胸がぎゅっと痛む
あおいはひよりの手を両手でつかんで言った
あおい
あおい
ひより
階段の電灯がチカッと光る ひよりの世界が一瞬止まった