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コメント
2件
めっちゃ泣いたァぁぁぁぁ、、ボロボロ
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Lan
見えちゃいけないもの
そう呼ばれ続けた彼は、この村の守り神だ。
illma
Lan
Lan
illma
Lan
なにも無い、平凡な村に『神』という特色をいるまは恵んでくれた。
いるまがこの村に来てから、この村は劇的に大きく変わった。
りおん
りおん
りおん
りおん
Lan
suchi
Lan
Mikoto
Lan
Lan
Mikoto
Lan
Mikoto
suchi
Lan
suchi
Lan
いるまが来てから、水が枯渇していたこの村には雨がよく降るようになって水道の設備もしっかりし始めた。
そのお陰で、手を洗う水も飲み水も清潔なまま。
お菓子の材料だって、ほかの村に買い出しに行かなくたって自分たちの村で自給自足出来るようになった。
Lan
不便な頃と変わって、過ごしやすくなった家族との生活がこの頃は幸せだった。
けど、少しづつ大きくなるにつれてこの村はおかしいことに気づいた。
Lan
Mikoto
suchi
優しい顔をしてる村長から告げられる『今年はらんくんで決まりだね。』と…
どういう意味なのか、その言葉が何を示してるのか…俺にはまだ分からなかった。
Lan
Mikoto
ぎゅっ(優しく抱きしめる
Mikoto
suchi
Lan
泣いて抱きしめられる。
村長が部屋からいなくなって、みこともすちも俺の顔を見てくれない。
これは後からわかったことだけど、この時俺はどうやらこの村の生贄に選ばれたらしい。
Lan
illma
Lan
illma
Lan
Lan
illma
Lan
illma
Lan
illma
いつだって、こいつは『生贄なんて要らない』なんて言う。
本当は、捧げられる人間がいないと力が弱くなってすぐに消えそうになるくせに。
illma
Lan
Lan
illma
Lan
illma
Lan
Lan
過去に何度か、村の人にその事を言ってみた。
けど、俺に向けられたのは褒め言葉でもなく驚きの目でもなかった。
軽蔑、愚か、怒り、辛辣な言葉や目線だけだった。そのせいで俺は村の子供達と遠ざけられた。
Lan
illma
Lan
illma
illma
Lan
illma
生贄まで、残り____日
あぁ、五月蝿いッ
祭囃子の音も、鐘の音も、人の笑い声も
全部、全部、耳障りだ。
illma
ギュッ(耳を強く抑える
『いるまニコッ笑』
illma
段々と、太鼓や鈴の音が近づいてくる。
人の足音が大きくなる。
もう……ッ
選ばれてしまったの…ッ?
白粉に、ふっくらとした赤い唇。
着慣れない着物に腕を通しながら、村の道を歩く。
Lan
Mikoto
suchi
喜ぶ村の人々の隙間に、泣いて思いを伝えてくれる。
それでも、村の掟。 選ばれた人は、守り神の姿が見えるまで絶対に言葉を発しては行けない。
重たい足を、1歩ずつ前に動かす。綺麗に結ばれた髪に刺さる簪が、ちゃらちゃら音を立てる。
道は短かった。
周りの子供たちから石を投げられ、罵声を浴びせられ、それを周りの大人は笑う。
それでも、想い人に会えるなら
俺はもう、なんだって良かった。
Lan
illma
Lan
Lan
illma
Lan
Lan
Lan
illma
Lan
Lan
ポロッ(涙
Lan
Lan
illma
illma
Lan
Lan
illma
Lan
Lan
ポロポロッ(涙
illma
illma
Lan
illma
illma
illma
illma
Lan
illma
あぁ、頭が痛い。
Lan
illma
Lan
いつも、俺は弱いなぁ…
自分で喉を切って死ぬって言ったのに、
それより先に、毒が回ってきちゃうなんて…
illma
Lan
バタッ
illma
Lan
illma
ようやく、分かった。
分かったんだ。
俺は、守る相手が違ったんだ。
illma
illma
illma
Lan
illma
ギュッ
suchi
illma
Mikoto
Mikoto
Lan
suchi
スッ…(LANの顔に触れる
suchi
Mikoto