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かげち⋆⸜♱⸝⋆
50
#星喰左手
ゆらっぴ
22
100
#びじぱと
いろは🌸
いろは🌸
いろは🌸
いろは🌸
瑠衣
瞼を開くと、白い天井が視界いっぱいに広がった。
消毒液の匂いが、つんと鼻を突く。
仁
ドアの方から驚いたような声が聞こえ、仁とおっさんが駆け寄ってくる。
杖道
瑠衣
おっさんの声がいつもより優しく、心に沁みる。
―――突然、仁がそっと口を開く。
仁
回想
仁
あれは、ただの俺の八つ当たりだ。 仁が本気で悩むようなことではない。
瑠衣
瑠衣の謝罪を遮るように、仁がゆっくりと言葉を発する。
仁
瑠衣
仁
瑠衣
仁だって、たくさん傷ついたはずだ。
まだ、幼い頃に両親をなくして。
ずっと、一人で背負ってきたのだろう。
瑠衣
連城家。
俺の生家であり、一番嫌いな場所だ。
瑠衣
連城家の人間として。
しかし、俺だって人間だ。
完璧な人間などいない。
瑠衣
食事を抜かれることも、骨を折られたことも決して少なくはなかった。
瑠衣
我慢しなくてはならなかった。
心の傷を、笑顔で隠して。
明るさで、感情に蓋をして。
瑠衣
ずっと、ずっと、考えていたことだった。
たらればなんて、意味はない。 分かっていたはずだったけれど。
どうしても考えてしまうのは仕方がないことで。
瑠衣
馬鹿だよな、と無理矢理顔に笑みを貼り付ける。
そうしないと、泣いてしまいそうだったから。
杖道
痛ましげに話を聞いていたおっさんが、俺の目を見る。
そして―――
杖道
おっさんから思いも寄らない謝罪が飛び出し、驚く。
瑠衣
杖道
いつもなら子どもと言われるとむっとするが、今日は気にならなかった。
杖道
本当にすまない、と頭を下げるおっさんに、堪えていた涙が再び溢れ出す。
瑠衣
―――俺の居場所はここにある。
仁と、おっさんの横に。
――――――俺は、ひとりなんかじゃなかった。
大輪の向日葵が、3人の笑顔を照らし出していた―――。
コメント
2件
うん やっぱ見に来てよかった