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マスター
ふー……
束樂
お前らは化け物か？
マスター
まぁ皆様方の言う化け物は我らの仲間が自我を失った姿でございます
頼豪
自我を……？
マスター
はい。自我と言うのも皆様方が地底にこられた辺りから異常なスピードで
白鵠
なんで？
マスター
それはわたくしにも……
霊喰
じゃあ君たちが俺らに能力を渡す理由は？
マスター
能力……？権能の事でしょうか？
頼豪
あぁ恐らく
束樂
権能のおかげでお前らを殺せるからな
彩華
言い方……
束樂
事実だろ
マスター
なるほど……権能は特定の渡したい相手に渡せます。まぁ能力への相性が悪いと死にますが……
頼豪
死ぬのか!?
束樂
うるせぇ
マスター
はい。体が耐えられず。うちにいる自我のある者などは体内に入り身体強化ですがやりすぎると血管や内蔵に大きな穴が開きます
霊喰
グッッロ
彩華
私達の能力は何か分かったりするの？
マスター
そうですねぇ…なんとなくは
ですが仮面の方は……
ですが仮面の方は……
白鵠
この話はもういいのでは？
頼豪
え？
束樂
……そうだな
霊喰
うんうん！
マスター
はぁ…まぁ全員が全員わたくしら地底生物の権能ではありません。特に最近聞いたのは、ロシアと日本のハーフの少女は違いますよ
束樂
ほーん
頼豪
興味を持て……
マスター
わたくしの言える事はこれくらいです……
頼豪
そうかありがとう
マスター
はい。お役に立てずすみません
束樂
充分役に立ったよ。
彩華
1回戻ろう
メイド
お帰りなさいませ。頼豪様。
頼豪
あぁ
メイド
明日は博物館へ行く予定ですが、皆様方もご一緒でしょうか？
頼豪
せっかくならそうするか
束樂
は？
白鵠
博物館？って？
霊喰
教養の無さが今ここに
彩華
いっぱい飾ってあるやつ？
頼豪
まぁ歴史的なものが沢山
束樂
へー。
白鵠
ご一緒したい
頼豪
わかった
霊喰
俺も！
彩華
みーてぅー
束樂
んじゃ私も
頼豪
分かった馬車を出そう
頼豪とメイド以外
いや歩きで
頼豪
…お、おぅ……
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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