テラーノベル
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好きな人ができた。
それだけで、毎日が少しだけ違って見える。
朝、学校に向かう道も、
教室で過ごす時間も、
放課後、部活生の声が聞こえる廊下も、
全部少しだけ特別になった気がした。
私が好きになった人は_____
及川徹さん。
青葉城西高校のバレー部。
校内では有名な人だから、名前を知っている人も 多いと思う。
もちろん、私も最初から好きだったわけじゃない。
いつからだったかなんて、もう覚えていない。
ただ、
気づいたら、目で追うようになっていた。
笑っているところを見ると嬉しくて、
誰かと話しているだけで気になって、
少しでも近くにいると、それだけで緊張する。
そんなある日だった。
及川 徹 .
桑名 蜜羽 .
突然、名前を呼ばれた。
振り返る。
そこにいたのは、及川さんだった。
桑名 蜜羽 .
及川 徹 .
及川さんが、私の髪を見る。
それだけで心臓が跳ねた。
なに。
なんでこっちを見てるの。
何か変だった?
制服?
髪?
もしかして_____
及川 徹 .
桑名 蜜羽 .
及川 徹 .
桑名 蜜羽 .
一瞬。
本当に、一瞬だけ。
時間が止まったみたいだった。
及川 徹 .
桑名 蜜羽 .
それしか言えなかった。
本当は、
嬉しいです。とか、
及川さんに言ってもらえるなんて思ってなかった。 とか、
私も及川さんと話したかった。とか、
いっぱい言いたかったのに。
喉の奥で全部つっかえてしまった。
及川 徹 .
桑名 蜜羽 .
及川さんが離れていく。
その背中を見ながら、私はしばらく動けなかった。
……どうしよう。
今、
及川さんに、
髪、綺麗って……
桑名 蜜羽 .
顔が熱い。
絶対、今の私すごく変な顔してる。
でも、
嬉しかった。
ものすごく。
教室に戻る。
自分の席に座って、机に突っ伏した。
国見 英 .
隣から声がした。
桑名 蜜羽 .
国見 英 .
顔を上げた。
隣の席に顔を向けると、今日も眠そうな顔をした 英がいた。
桑名 蜜羽 .
国見 英 .
桑名 蜜羽 .
国見 英 .
桑名 蜜羽 .
なんか今日の英は冴えてる気がする。
まぁいつもか。
こういうときだけ感が鋭くなる。気がする。
国見 英 .
桑名 蜜羽 .
国見 英 .
桑名 蜜羽 .
国見 英 .
桑名 蜜羽 .
思い出しただけで、また顔が赤くなる。
桑名 蜜羽 .
国見 英 .
英は、やっぱりそれだけだった。
桑名 蜜羽 .
国見 英 .
桑名 蜜羽 .
思わず身を乗り出した。
桑名 蜜羽 .
国見 英 .
桑名 蜜羽 .
国見 英 .
その言葉に少しだけ引っかかりを覚える。
でも、また恥ずかしくなった。
隠すつもりはなかった。
だから、
桑名 蜜羽 .
小さく呟く。
桑名 蜜羽 .
口に出すと、なんだか胸がくすぐったかった。
英は何も言わない。
ただ私の話を聞いてる。
それが少し嬉しくて、
私はそのまま今日あったことを全部話した。
及川さんがどんなことをしていたのか、
どんな声だったか、
どんな風に髪を褒めてくれたか。
桑名 蜜羽 .
国見 英 .
桑名 蜜羽 .
国見 英 .
桑名 蜜羽 .
国見 英 .
呆れたような声。
でも、席から離れることはなかった。
だから私は嬉しくて、
また話すのを再開した。
それから数日。
私は、英に毎日声をかけた。
だけど、それは全て及川さんの話ばかり。
それでもいいと思えてしまった。
桑名 蜜羽 .
国見 英 .
桑名 蜜羽 .
昼休み。
桑名 蜜羽 .
国見 英 .
桑名 蜜羽 .
放課後。
桑名 蜜羽 .
国見 英 .
桑名 蜜羽 .
国見 英 .
いつの間にか、それが当たり前になっていた。
そしてある日。
桑名 蜜羽 .
国見 英 .
桑名 蜜羽 .
国見 英 .
桑名 蜜羽 .
国見 英 .
桑名 蜜羽 .
国見 英 .
桑名 蜜羽 .
少し考えてから、英はため息をついた。
国見 英 .
桑名 蜜羽 .
国見 英 .
桑名 蜜羽 .
嬉しくて笑う。
この時の私は、
ただ、恋の相談ができる相手ができたことを 喜んでいた。
好きな人のことを話せる。
好きな人の近くにいる人に相談できる。
それだけで充分だった。
少なくともこの時は。
まだ私にとっての国見英は、
"好きな人の話を聞いてくれる、隣の席の男の子"だった。
そして英にとっても、
私はただの隣の席の友達だった。
#ハイキュー!
ひな 💐💫
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コメント
1件
みぅ🤍🥀だよ〜。第1話読んだよ! 及川さんに「髪、綺麗だよね」って言われた瞬間、こっちまでどきどきしちゃった〜💦 好きな人に急に話しかけられて、心臓飛び出そうになる気持ちすごくわかる。 それでいて英くんとの会話の空気感がすごく自然で、じれったいけど愛おしい距離感だなって思ったよ。 この世界観、続きがすごく気になる…!素敵な作品をありがとう🌙