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48妄想(船 事故)

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48妄想(船 事故)

7 - 48妄想

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2022年01月31日

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こたつ

アマリザ。

アマリザ

何でしょう。

こたつ

行くんだろ。

アマリザ

えぇまぁ。

こたつ

だったらこれ。
持ってって。

そうしてこたつは自分の 救命胴衣を渡した。

アマリザ

えっ。
何でですか?

こたつ

わかゔぁ今救命胴衣
着てないんだろ。
本当は俺も一緒に
行きたいけど、
今の俺が行っても
足手まといになるだけだから。
せめて。

アマリザ

でも。
こっちゃんの分が。

こたつ

俺は平気だよ。
直ぐ救命ボートに
乗るからさ。
早く行ってあげて。

アマリザ

じゃあすみません。
行ってきます。

そうしてアマリザは わかゔぁの元に行った。

タロー社長

こたつ。
何で行かせたんだ。
普段のお前なら
絶対止めるだろ。

enn

確かに。

こたつ

俺だって
本当は行かないで
欲しかったけど。
アマリザ
止めても行くだろ。

ゑむ氏

確かに。

音羽

それなら少しでも早く
行かせたほうが。

あみか

二人共
無事で帰って来る
って事ですね。

こたつ

そういう事。

タロー社長

なるほど。

男性

あの。
本当に申し訳
ありませんでした。
皆さんの大切な人を。

こたつ

気にしないで下さい。
女子にわかゔぁと
会ってないと言われた
時からなんとなく
そんな気がしてたんです。

タロー社長

わかゔぁらしいよな。

enn

確かに。

船員さん

あの。
こちらの
救命ボート後7人
乗れるんですがどうしますか?

こたつ

俺残ります。
だから他の人達
乗ってください。

タロー社長

駄目だよ。
こたつ怪我してるし救命胴衣
だって着てないんだから。
俺が残るから。

男性

それなら俺が。

こたつ

彼女さん
居るんですから。
一緒に居てあげて下さい。
俺なら大丈夫ですから。

男性

でも。

こたつ

例え全員乗れても
二人が戻るまでは
残るつもりでしたから。

男性

じゃあお言葉に甘えて。

こたつ

はい。
そうして下さい。
タロー。
女子のこと頼んだぞ。

タロー社長

分かったよ。
こたつも言い出したら
曲げないからな。

こたつ

そうだな。

タロー社長

じゃあ先行ってるな。

こたつ

うん。

そうしてこたつ以外の皆は ボートに乗った。

続く

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