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短編集 第一弾
「君の中にあるもの。」
私は、今日も声をかける。
「それじゃ、きっとつまんないよ。」と。
また、私は学校へ向かう。
…あの子を救うために。
今日もまた、あの子は笑ってる。
疲れているのに。
どうして周りは気づいてあげられないのだろう。
あの子の笑いは
「作り笑い」
なのに。
ずっとあの子を見てる。
みんなも見ているはずなのに
気づいてくれていない。
私だけか。
今日も声をかけた。
「それじゃ、きっとつまんないよ?」
あの子はずっと心に何かを抱えている。
自分でも気づいているのに。
誰にも相談しないんだ。
みんな心配してくれているけど
クラスの子
って聞かれたら
「大丈夫だよ。」
って答えるしかないじゃん。
周りに心配されたって…
なにも変わらない。
「本当の友達」なんかいない。
どうせ、みんな裏切るんだ。
何をしたって…
誰も認めてはくれない。
生きてる意味ってあるのかな?
また、誰かが寄ってくる。
今日は何を言ってくるのだろう。
クラスの男子
「ただ生きてる意味ってあるのかなー?って」
って言ってもどうせ
「あるよ!」
しか答えてくれないじゃん。
でも、たまには言ってみるか…
新菜−ニイナ−
クラスの男子
…は?
クラスの男子
クラスの男子
クラスの男子
クラスの男子
新菜−ニイナ−
なぜか、涙が溢れてきた。
こんなに真剣に話をしてくれたのは君がはじめてだ。
もっと君の事を知りたい。
ねぇ…
新菜−ニイナ−
END
ミニ解説
「私」は「あの子(新菜)」の心の中を表している。
そして、どんどんあの子と同化していく。
次回予告!
「君と歩いた。」
それでは!
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コメント
16件
「明日はきっと明るい」沙耶は「こんな世界なくなればいい…でも、明日はきっと明るいと願う…」短編なのであらすじが短い…(。>д<)ごめんなさい!
題名とあらすじ教えますね!
マジですか?!じゃあ、あらすじだけでも…!!