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貴方は誰?
ワタシは
アナタだよ
私をそのまま移した異能
この狭間からは逃れられない
ここは 何処だろう
なんだか……冷たいけど
暖かい
でもよく見えない
私_どうしたんだろ
蒼空 アオイ
蒼空 アオイ
蒼空 アオイ
目の前に映るのは
人か ましてや人外か
今の私にはよく分からない
蒼空 アオイ
蒼空 アオイ
身体の痛みで目が覚めた
与謝野
横目で隣を見ると 椅子に腰をかけ
時間潰しに医学書を読んでいる与謝野さんがいた
蒼空 アオイ
蒼空 アオイ
身体の痛みと 喉の掠れ声に嫌気がさす
一体……私は 何をしていたのだろうか
与謝野
その言葉に私は 背筋が凍った
蒼空 アオイ
与謝野
席を外し 与謝野さんは何かを探しながら 言葉を続けた
与謝野
与謝野
蒼空 アオイ
蒼空 アオイ
与謝野
与謝野
与謝野
蒼空 アオイ
怪我人が零だったのは奇跡だ
そもそも アオイとは 私の異能力が_
「ガラガラッ」
病室の扉を騒がしく 開け
やけに息をきらせた敦くんが 中に入ってきた
敦
私が首を縦に振ると ほっと安心したかのような顔をし
緊張が切れた人形のように 地面に尻餅をついた
蒼空 アオイ
蒼空 アオイ
私は無理矢理何時も通りの声を出し
安定の笑みを創った
敦
敦
蒼空 アオイ
蒼空 アオイ
また笑顔を創る
創るというよりかは貼るといった方が近いかもしれない
そのせいか 敦くんが首を傾げた
敦
蒼空 アオイ
私の口から出たのは〖焦り〗のえ? だった
蒼空 アオイ
その途端 視界が歪んだ
蒼空 アオイ
少しだけクラっとしたけど……
特に以上はない
手を再度開いたり閉じたりを繰り返したけど
何時も通りだ
敦
敦
首の痣……?
どういう事だろう?と首を傾げると与謝野先生が戸棚から手鏡を出してきてくれた
鏡に自分の顔と首を写すと 確かに首筋あたりに群青色をした痣がある
蒼空 アオイ
与謝野
与謝野
蒼空 アオイ
もしかして 先程の夢と関係あるのだろうか
……いや 関係ないか
敦
敦
ふと先程から気になっていたであろう疑問を口にした敦くん
蒼空 アオイ
蒼空 アオイ
与謝野
与謝野先生は 首を縦に振り 無言で医務室から出ていった
敦
蒼空 アオイ
蒼空 アオイ
蒼空 アオイ
鏡花
蒼空 アオイ
蒼空 アオイ
鏡花
蒼空 アオイ
蒼空 アオイ
私の心の不安から生まれてきた感情だよ
敦
鏡花
蒼空 アオイ
蒼空 アオイ
蒼空 アオイ
蒼空 アオイ
敦
蒼空 アオイ
蒼空 アオイ
蒼空 アオイ
蒼空 アオイ
鏡花
蒼空 アオイ
蒼空 アオイ
蒼空 アオイ
蒼空 アオイ
蒼空 アオイ
敦
敦
蒼空 アオイ
蒼空 アオイ
暗く光なんて差し込まれなかった
鈴桜 リオ
そう…私は この時期
蒼空 アオイ
この異能力に悩まされていた
鈴桜 リオ
鈴桜 リオ
蒼空 アオイ
ただでさえ 異能力を操作出来なかったものだから
私が発言した下劣な言葉は 全て異能力の力が 敵 味方関係なく傷つけた
だから とてもストレスが溜まっていた
私は 発言しただけでも誰かを傷つけてしまう
そんな気持ちに呑み込まれそうになった
だから
昔からとても仲の良かった妹の鈴桜とは距離を置いた
鈴桜だけは 傷つけたくなかったから
鈴桜 リオ
蒼空 アオイ
鈴桜 リオ
鈴桜 リオ
蒼空 アオイ
蒼空 アオイ
蒼空 アオイ
傷つけたくなかった一心で放った言葉だったが
異能力には それを下劣な言葉だと認識されてしまった
そう 鈴桜が血を流しながら 倒れたのだ
蒼空 アオイ
どんどんと赤い血で濡れていく地面
鉄の匂いが辺りを支配する
蒼空 アオイ
鈴桜 リオ
鈴桜 リオ
目の前の彼女は ただそれだけ
謝罪を遺して この世を去った
あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"ぁ"ッ!
この後の事は 正直言うと覚えていない
後から聴いた話によると 異能力を何度も使い 瀕死に陥っていたらしい
そう 死へ向かう暴君のように…
敦
蒼空 アオイ
蒼空 アオイ
蒼空 アオイ
蒼空 アオイ
蒼空 アオイ
蒼空 アオイ
蒼空 アオイ
蒼空 アオイ
蒼空 アオイ
蒼空 アオイ
蒼空 アオイ
蒼空 アオイ
敦
鏡花
鏡花
鏡花
蒼空 アオイ
蒼空 アオイ
蒼空 アオイ
鏡花
敦
与謝野
敦
蒼空 アオイ
蒼空 アオイ
与謝野
与謝野
与謝野
与謝野
蒼空 アオイ
蒼空 アオイ