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主です。
要人
潤
凌太
主です。
潤
凌太
要人
全員
主です。
主です。
要人と手を繋いで並んで歩く、放課後の帰り道。
少しだけ冷たい風が頬を撫でていくけど、 繋いだ手のぬくもりは、それを打ち消すくらいに優しくて、心地よかった。
——「潤、それってもう恋なんじゃない?」
ふと、凌太に言われたあの言葉が蘇った
あのときは、否定も肯定もできなかった。 でも今は、あの言葉が妙に胸の奥に響いてる。
“恋”って、こんな気持ちのことなんだろうか。 ただ隣にいるだけで安心できて、 笑ってほしくて、泣いてほしくなくて――
潤
要人
要人が不思議そうに見上げる。
俺は少し口ごもってから、 でも目を逸らさずに言った
潤
要人
要人の目が少し揺れるのが見えた。 俺はゆっくり、言葉を繋ぐ。
潤
潤
要人は息を呑んだようだった。 沈黙が少しだけ流れて、 それでも俺は逃げなかった。
潤
はっきりとそう言葉にすると、 胸の奥がじんわり熱くなる。
恥ずかしさよりも、 伝えたいって気持ちが勝っていた。
潤
要人は驚いた顔のまま、何も言わずに立ち尽くしていたけど、やがてゆっくりと笑った。
少し涙を浮かべた目で。
要人
いいじゃん。俺も、ずっと好きでいるか
ぎゅっと手を握り直すと、 要人の手も力強く握り返してくれた。
夕焼けの中、俺たちはふたりで笑いながら また歩き出した。
好きだと伝えるって、こんなにも心が 温かくなるんだって、 初めて知った帰り道だった。
END。
主です。
主です。
全員
凌太
潤
要人
主です。
主です。
凌太
潤
要人
主です。