眠る前までモヤモヤと考えていた あの違和感も、
翌日の朝には忘れてるのが私。
三毛屋〇〇
おはよ
黒尾鉄朗
はよ〜
孤爪研磨
おはよ、〇〇
いつものように 朝食をとって支度をして、
玄関を出れば既に待っている二人。
三毛屋〇〇
昨日は何のゲーム買ったの?
孤爪研磨
昨日は───
なんて他愛もない話をしながら
駅までの道を歩いていた。
その時。
黒尾鉄朗
ちょいちょいちょい
黒尾鉄朗
〇〇さん?
三毛屋〇〇
はい?
黒尾鉄朗
スカート、短いですよ
三毛屋〇〇
え
ちょいちょいとテツが指差す先は
私の折られたスカートだった。
スカートの長さは 気分で変えるんだけど、
今日は何となくいつもより 短くした。
三毛屋〇〇
目敏くない?
孤爪研磨
クロちょっと気持ち悪い
黒尾鉄朗
研磨???
黒尾鉄朗
はぁ、まったく
黒尾鉄朗
今日は風も強くなるらしいし、学校着いたら長くしろな
三毛屋〇〇
はいお父さん
黒尾鉄朗
お父さんじゃないです
ほんとテツは過保護だ。
昔から、私と研磨に対しては特に。
まあそういう面倒みの良さが
バレー部の主将たる所以なんだろう。
と、テツはスクールバッグの 中を漁ると、
真っ赤なジャージを取り出して
私の腰に巻き付けた。
三毛屋〇〇
!
黒尾鉄朗
これでよし
孤爪研磨
過保護 ボソッ
黒尾鉄朗
研磨!!!







