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黒尾鉄朗

じゃあまた夕方な〜

孤爪研磨

👋🏻

三毛屋〇〇

んー

学校に到着して、校門で分かれる。

二人はこれから部活だけど、

帰宅部の私は まだ生徒が少ない校舎に向かう。

朝の教室で勉強をするのが 私の日課だ。

友達

おはよう〇〇〜

三毛屋〇〇

おはよ

勉強をしていれば 時間はあっという間に過ぎ、

教室に生徒がちらほらと来はじめる。

ノートや教科書を仕舞っていると、

友人が私の腰を指さした。

友達

なにそのジャージ

三毛屋〇〇

……あ

テツにジャージ返すの忘れてた。

午後の部活の時困るだろうし、

HRが始まる前に返しに行こう。

三毛屋〇〇

幼馴染に借りたんだった

三毛屋〇〇

ちょっと返してくる

友達

あー、黒尾先輩ね

友達

いってらー

トイレに寄って スカートを長くしてから、

階段を降りて三年生の教室へ。

三毛屋〇〇

あのー

三年生

あ、黒尾の幼馴染ちゃんじゃん

三年生

ちょい待ってて

三毛屋〇〇

あ、はい

認知されてるんだ…。

なんて思いつつ、 ジャージを腰からほどいた。

三毛屋〇〇

ふわりとテツの匂いがして、

火照る頬をどうにか誤魔化す。

黒尾鉄朗

〇〇どうした?

三毛屋〇〇

じ、ジャージ

三毛屋〇〇

返すの忘れてた

黒尾鉄朗

あぁ、ありがとな

黒尾鉄朗

ちゃんとスカートも長くなってる

三毛屋〇〇

分かるの怖

ジャージを手渡すと スカートを見て言うテツ。

すると腕が頭頂部に伸びてきた。

黒尾鉄朗

えらいえらい

くしゃりと頭を撫でられて、

昨日みたいに 喉がむず痒くて何も言えなかった。

こ の 恋 は 、ソ ー ダ

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