学校登校
空
はぁ
雫
おい溜め息とか生意気
イジメっ子A
うっわマジだ
イジメっ子B
お前生意気だな
空
(泣)
イジメっ子B
うわっコイツ泣いたぞ
イジメっ子A
キモ〜
雫
お前もう学校来んなよ
イジメっ子B
つか、なんできてるの?w
イジメっ子A
たしかにww
雫
来るな
イジメっ子B
そうだそうだ
イジメっ子達が手を叩きながら言ってくる
僕はもう死にたいと思ったその時だった
校長
おいっ何してるんだ!
校長先生が教室のドアを開け入ってきた
雫
何にもしてないです
イジメっ子A
そうですよ校長先生
校長
いいや君らがイジメているのは知っている
雫
雫
えっ
雫
誰が
校長
この珪という子が教えてくれた
空
空
えっ珪が?
校長
そうだよ
校長
ほらここへおいで
珪
はい
空
珪がどうして?
僕は頭が混乱しながら聞いてみた
校長
ほら自分の口で言ってみなさい
珪が頷き話し始めた
珪
珪
俺は空が助けてくれた時は嬉しかった
珪
けど、俺は空がイジメられているのに助けようとしなかった
珪が泣き始める
珪
お前の家の事情が大変なの知っているから
珪
それで
珪
珪
空がもし自殺したらって考えて
珪
どうにかしないとって思って
珪
この前動画にお前がイジメられている所を撮ったんだ
校長
そしてそれを私に見せてくれたんですよ
空
うっ(泣)
空
珪ありがとう(泣)
珪
俺こそゴメン
校長
さて、登校早々ですが君達校長室に来てください
校長
あと〇〇先生もけてくださいね
担任
担任
分かりました
それから僕と珪は早退した
そのあと担任は退職雫達は留年という形で終わった
帰宅後
空母
空!(泣)
空
うわっ
玄関に入った瞬間母さんが来て僕を抱きしめてくれた
その後ろには、父さんが居た
空母
ごめんね気づいてあげられなくて
空
母さんのせいじゃないよ(泣)
空父
空父
空
空
父さん
空父
父さんもお前がイジメられているのに勉強勉強言って
空父
すまなかった(泣)
空
ありがとう父さん
そのあと僕の家族はまた平和な家庭に戻った
そして僕は今でも珪と遊んでいる
イジメを最後までお読みくださり有難うございました