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目の前で俺の為に頑張ってくれた ロボロ。 そんなロボロを見るもつかぬま、 すぐに敵がこちらを睨みつけてくる。 ロボロがみぞおちにナイフを指した、 これ以上立てないはずだ。
絶好のチャンスだった。
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俺はナイフを向けた。
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心臓めがけ一撃、
睨みつけ、言葉も言わず、 ロボロの元に向かう。
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眠ってしまっているロボロを 優しく抱き上げる。
そして、皆の元へ向かう。 皆意識が戻っているようだった。 …まぁ、少し血が出ていたり 火傷だったりと、大変そうだが…、
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頭をぐしゃぐしゃと撫でられる。
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と言おうとした瞬間、 自身の意識は無くなり倒れてしまう。
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優しくグルッペンが俺と、ロボロを 支えてくれた。
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目を覚ます。
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キツイ薬の匂い。 でも、…知ってるところだった。
カーテンから日差しが差し込む。 窓が開いているようでゆらゆらと風で靡いている
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今は…朝なんかなぁ、…
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体を起こそうと動かすと 体のあちこちが痛かった
上半身を痛みに耐えながら あげると、隣にはロボロとトントンが眠っていた。
自分の体には、点滴されているのか 針が刺さっていた
手には包帯はグルグルと巻かれていた
それはロボロもトントンも同様 のようだった。
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痛い体を無視して、ゆったりと ふらふら歩きながら足を無理やり動かしてロボロの頭を撫でに行く
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昔、ロボロにやって貰ってた 嬉しかったから。よくロボロにやって貰ってた。ロボロの髪はさらさらしてて黒髪に少し光る綺麗な色に 俺はとても飲み込まれてしまいたい そんな気持ちに襲われた。
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撫でていると気持ちいいのか 少し穏やかな表情になるロボロ
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ゆっくりと、薄めに瞳を開ける 綺麗な桃色の瞳。
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その瞳を見れて、本当に 嬉しいから。ゆったりと言葉を出した
ロボロと話す。 これだけの行為をずっと、ずっと 俺は待っていた。
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目をいっぱい開いて 俺の名前を呼ぶロボロ。
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ハクハクと口を頑張って動かすロボロ
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涙を貯めながら頑張って喋るロボロ
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小さく笑って、俺は優しくロボロの頭を撫でる。
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そんな時赤色と目が合う
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…俺が傷つけてしまった肩の傷が痛々しい。お前を傷つけてしまった俺が、 そんなに軽々しく話していいわけない
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そう言うと、眉を曲げて 少し困ったように…呆れたようにトントンは声をこぼす。
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ぐるりと、瞳の中の光は回る。 優しい瞳、
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トントンがインカムを使うと、 ドタドタと大きな音を立てて 直ぐに来る皆、
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頭をぐしゃぐしゃと撫でられる
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これは何時もの日常だ。
なんてことの無い日常で、 俺の事を置いてけぼりにしていた日常 でもある。でも、その日常は今。 自分もその場に居るよう にしてくれている
笑っていると風が強く吹き、自分のフードが取れてしまう。すると、皆驚いた顔をしてこちらを向いた。
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……、
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おれ、…?俺が、?
こんないい場所で?
身勝手な行動ばっかして、裏切って 迷惑沢山かけた…そんな俺が?
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不安な気持ちはぐるぐると頭を回る
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俺は、…俺は 心のままに生きる。
俺は、心にずっとある。
不安な厄介な気持ちを飲み込んだ。
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そして俺はこの優しい気持ち。 好奇心という気持ちのピースを はめ込んだ
自分の気持ちを押し込むなんて、良くない事だ。でも、それは… 自分を強くする魔法でもある。
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我慢すればきっと報われる。 そんなことは無いかもしれない、
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でも、…それでも、 俺は希望を抱えて前を向いた。
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操り人形だった。そんな俺は、 不安というマイナスな 感情を飲み込んだ
【操り人形は感情を飲み込んだ】END
コメント
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完結お疲れ様です! リメイク前も感動しましたが、リメイク後は一人一人の言葉がカッコ良すぎたのでより感動しました!!