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メンタル保たれてるうちに 物語書くお

えチは書く気になれないから ちょっと待ってね

日曜日一日中模試で リレー見れないのしんどい

深夜枠だったら見れるかなって思ったけど 流石に模試前オールは出来ねえ

あ、お、おんぶって…そんな、!

だいじょぶ、です…

…だって立てないんだろ?

あ、え、あ…、まぁ…

でも僕重いですし、

僕よりちっちゃいくせに何言ってんだよ

ほら、乗れ

あ…ありがとう…ございます…、

怖かった?

…まぁ、

ごめんな、助けるの遅くなって

いえ…

元はと言えば俺のせい、だからな

すまん

さとみくん何も悪くないよ、

まぁ…会長ところちゃんの距離近付いたし

良かったじゃん

…は?

な、何言って…ッ//

え、どゆこと

…あ、

ナンデモナイデス

僕たち生徒会室戻るけど

莉犬とさとみくんは?

俺帰る

俺もさっき資料終わらせたからー、

さとみくん一緒に帰ろ

え?いいけど

るぅとくんころちゃんまたね〜

ばいばぁい

もう9月だというのに まとわりつくように暑い

じめじめした空気と 日頃の憂鬱で心が重く 隣にいる莉犬も何も言葉を発さない

あっちー、

ほんとに9月かよ…

気まずさを誤魔化すように 俺は口を開いた

俺の知ってる9月の夜はもっと涼しいぞ…

いや分かる

またすぐに沈黙の時間がやってくる

ねえ、

今度は莉犬の方が沈黙を破った

ん?

るぅとくんところちゃんってさー、

うん、

好き同士だと思わない?

正直、

めっちゃ思う

ころちゃんは割と分かりやすいんだけどさ、

問題はるぅとだよな

何でころちゃんあんなに分かりやすいのに

るぅとくん気付かないかな…

俗に言う鈍感って奴だろ

鈍感にも程があるっつーんだよ

え、やっぱりさ

生徒会メンバーから見ても

るぅとはころんのこと好き?

んー、だと思うよ

前々から女の子を好きになれないって話は聞いてたから…

ふーん、

アイツら付き合ったら激アツだけどなぁ

ね、笑

見てみたいわ

こうして俺と莉犬による 作戦が幕を開けたのだった

あの…、

わざわざありがとうございます

ん、別に…

お礼を言って それぞれの席に着く

会長かっこよかったですよ

はぁ?笑

少し、 本当に僅かだが

会長の頬が緩んだ

照れている証拠

僕が会長をいちばんよく見ているから

照れると笑って誤魔化す癖も知っている

そしてその笑顔が 僕をまた惹き付けるのだ

無限ループで まるでドツボにはまっているよう

これも会長の作戦なのではないか なんて考えてしまう

おーい…

え、あっ、はい…!!

…ッッ!?//

いつからだったのだろう

目の前に片手で頬杖をついて 僕を見つめる会長がいた

ぼーっとしてたから

何考えてんのかなって

別に、

会長のこと考えてたなんてこと無いんですからね

…言っちゃってんじゃん

あ、え…っ、?

分かりやすすぎ、笑

この資料終わったら帰ろ

え、

一緒に?

莉犬もいないし…

たまには2人きりでも良いだろ

は、はい…!

ふ〜っ、疲れた…

お疲れ様です

生徒会室を出た彼は “会長”ではなく 1人の“男子高校生”に見える

会長としての彼を見慣れた僕にとって 少し新鮮な姿だ

じゃあ…また明日ね

はい、また

ばいばい、(にこっ

…ほんとずるい、

暑さも忘れてしまうほど 彼の笑顔は爽やかだった

会長を振り向かせるには。

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コメント

11

ユーザー

最近まだ暑くてキレそう めっちゃ分かりやすい青くんと好意感じさせない鈍感な黄くん付き合ったらどうなんるんだよ まぁ幸せそうなカップルになるのは目に見えてる

ユーザー

青君分かりやすすぎるの可愛い

ユーザー

黄くんたしかにずるいですなぁ、、 9月になっても暑いねぇ〜

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