会長を振り向かせるには。

昨日公開した桃青の連載 書いてた時まじくそ眠過ぎて

こんなこと書いた記憶ない

多分他人取り憑いてたこわい

今日は朝から席替えをした

今日から僕の席は窓際の1番後ろ

いわゆる“主人公席”

甘い恋愛漫画だったら 間違いなく何かが起こる席

予鈴が鳴って 段々と教室が静かになる

莉犬くんが席に戻るのを見届けて 校庭に目をやると

そこには僕の好きな人がいた

会長のクラス 朝から体育あるなんて鬼畜だな

まぁ、おかげで 朝から僕が会長を拝めるんだけど

授業中も校庭にいる会長ばかり 気になってしまって

集中なんて出来なかった

9月とはいえ まだまだ照りつける太陽が暑い

会長を含め 校庭にいる生徒たちは 汗をたくさんかいている様だった

先生からの注意なんて気にしない

数学なら得意だから 後から勉強すればどうにかなる

事が起こったのは それから10分ほど経った頃だった

暑さのせいか なんだか会長の動きが鈍い

本当にサッカー部なのか疑うほど 僕でもしないようなミスばかり

心做しか表情も苦しそう

僕がボソッと声を出した瞬間

会長が倒れた

先生と体育委員の男子により 会長は運ばれて 僕の視界から消えた

それから約20分間 授業に集中なんて出来るはずがなかった

(保健室のベッドだと思ってください)

朦朧とする意識の中 保健室に運ばれた

養護の先生に なんだか色々語りかけられたが あまり覚えていない

授業終了のチャイムが鳴る

せっかく僕の好きな サッカーだったのに… なんて、頭の片隅で考えるが

今はそれどころでは無い

倦怠感に頭痛に吐き気

夏休みも終わったことだし 暑さはもう大丈夫だと 油断していた

言葉を発する元気もなくて 口を開いても ため息しか出ない

体調崩したの 久しぶりだな

ころちゃんの声だ

ころちゃんも体調悪いのかな

…僕…？

思考が鈍っていて 生徒会長=僕 だという事実に気付くのに 時間がかかった

本格的にやばいかもしれない

起きてます。 頭の中の僕がそう言ってるけど 口から言葉が出ない

保健室に来た直後の事を 回らない頭で思い出す

汗で濡れてて火照ってて 顔がとろんとしてて えっちですね

…なんて 言えるはずがなかった

保健室から出ると ドアの前にさとみくんが居た

今回はここまで！！ 微妙なとこで切ってすみません！！！