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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

文化祭1日目

モブ視点

俺はただのモブだ。

花の国、一般家庭出身、 王立魔法学園1年のただのオタク陰キャ。

この優秀な学校に通えてるだけの優秀さはあると思うが、

この学園の優秀さはレベチな為、

つまり、ここでは俺は凡人である。

そして、学年一のモブでありオタクであることを自負している。

オタクである俺が推しているのは、

この学園で1番優秀な班、通称、

“irregulardice”

ちなみに名付けたのは俺だ。

なんでこう呼んでるかって?

irregular=やばいくらいに優秀で尊い

dice=6人

だからである。

因みに、実はこの6人を推してる生徒は他にもいる。

そりゃそうだ、

優秀・顔良しのこの方々を推さない人なんているわけが無い。

そして、

最推しという概念はこの世に存在しているものの、

ただし、俺は箱推しだ。

それぞれの推しポイントも言える。 今ここで言ってやろうか

りうら様 →第1学年の首席、優秀でイケメン ノリが良くこんなモブオタクにも優しい 推せる

ほとけ様 →最強加減がとてもかっこいい つよつよのイケメンかと思えば意外とアホキャラ 可愛い

初兎様 →闇を抱えてる感じがかっこいい 笑うとすごく優しい、え、好き ギャップの神様

ないこ様 →生徒会長様っっ!尻に敷かれたい! 規律を守る姿が大変良き かっけぇ

いふ様 →最強感がただひたすらにかっこいい 大人な雰囲気がすごく好き 何かえr……

悠佑様 →真のアニキ、もはやお母様、そこが好き 料理、魔法、何でも出来る。ご飯作ってほしい。 一生着いていきたい

0.0000001%だけ語るとこんな感じだ。

そして、こんなオタクの俺に朗報が舞い降りた。

先日、文化祭のラインナップを見ていた。

17班、メイド喫茶

それを見て、

思わず頭がフリーズ、 宇宙への扉にオープン&GOした。

そして次の瞬間叫んだ。

ピャァァァァァァァ!

死ぬかと思った。

命日だろうか。

あのかっこいい6人がメイド服

温度差で死んでしまう。

無理だ。

生きて戻ってこれる勇気は無いが、 メイド喫茶へ進む足が止まらない。

もはや留まることを知らない。

俺はどうすればいいんだ。

おそらくこの先の俺には尊死の道しか残されていないだろう。

俺はひとつのドアの前で立ち止まり…………

恐る恐る、そのドアを開けた。

モブ

…………ぁ、あの、

次の瞬間、視界に飛び込んできたのは、

りうら

お帰りなさいませ、ご主人様っ!

メイド服のスカートの1部をつまみ、 上目遣いでこちらを見るりうら様。

モブ

あっ………

ナチュラルに死ねる。

りうら

さ、早くこちらの席へ!

モブ

あ………

りうら

メニューは、この通りになっていまーす!

りうら

りうらのおすすめは、
この萌え萌えオムライスっ!

モブ

じゃ、それで……お願いします、

りうら

わかったにゃん!

モブ

あ"っ……

え、にゃんって言った?

にゃんって言ったよね?

死んでいい?

マジ可愛いんだが

え?

りうら

あにきぃ〜……

悠祐

どしたんりうら

りうら

りうら、もうライフ0………

悠祐

もう?w

りうら

だって、萌え萌えとか、
きゅんとか、ご主人様とか……

悠祐

りうら慣れてなすぎw

りうら

へっ、だって、初めてだもん……

悠祐

…………、

悠祐

あれを見ろ

ほとけ

萌え萌えきゅんっ!
あなたのハートにラブ注入っ!

初兎

お帰りなさいませご主人様ー
………どこの席がええ?何?僕の膝?

ないこ

えー、ご主人様すごーいっ!
照れちゃいますってっ!

オムライスにハートを描くほとけっち、

ツンデレ感を見せながら客に詰め寄るしょにだ、

距離をゼロ距離まで縮め、可愛らしい仕草をする現生徒会長。

りうら

うわぁ………

りうら

え、本職?

悠祐

やべぇんだよ………

悠祐

初兎はともかく………
名家の跡継ぎ息子と生徒会長がやってるんやぞ……

りうら

終わってるて………

りうら

ないくんに至っては露出が激しいし、

りうら

…………………ってあれ?まろは?

悠祐

まろ?

悠祐

あぁ、あそこ

If

………、

If

………調味料どこやっけ……………

りうら

うわ

悠祐

極限まで客との関わりを遮断し、
無言で料理を作り続けるその姿勢。

悠祐

もう賞賛に値するわ。

りうら

ずる………

りうら

ここまで来ると清々しいね………

りうら

アニキは何してんの?

悠祐

料理を作りつつ、収入を確認。

悠祐

ぶっちゃけ一番楽。

りうら

うわっ、まろにきずるっ!

If

りうらー、オムライス出来たでー、はよ持ってけー

りうら

あっ、はーい!

りうら

お待たせしましたっ、

りうら

萌え萌えオムライスでーす!

モブ

…………………、

モブ

あっ、ありがとうございます〜……

やべぇ可愛い

萌え萌えとか言ってる

りうら

あ、あなたのハートに……ラブ注入っっ!

うわ照れてる

照れながら頑張ってる

死ぬ?俺

俺の今日の最終ミッション死ぬ事だったりする?

りうら

ご主人様召し上がれ!

いや食べたい。

召し上がりたい

切実に美味しく頂きたい。

正しくはオムライスではなくメイドの方を。

モブ

あ、いただきます………!

ぎこちなく描かれたオムライスのハート。

バカ可愛い。

え、これ誰作ってんの?

悠祐先輩?いふ先輩?

え、無理、

こんなん俺なんかが食べていいの?

注文を終え厨房の方へ戻ってゆくりうら様。

振り返りざまにこちらを見てウインクしてた。

死にてぇ。

文化祭、2日目。

グラウンド前方では、屋台やら何やらが開かれ、

後方では結界を張り、魔法戦の観戦が行われている。

左方では花火の準備が行われ、

右方ではライブ会場設置されている。

文化祭は2日にわたって行われ、

1日目に出し物をした班は 2日目を自由時間とし、

1日目を自由時間とした班は 2日目に出し物をする決まりとされている。

俺らは2日目が空き時間のため、

適当に校内を見たあとグラウンドへ来ていた。

初兎

ほぇ〜、すごいなぁ

ほとけ

広っ、中学校の文化祭がショボく見えてくる………

ないこ

どこ回る?

りうら

何があるの?

ないこ

屋台はお化け屋敷とか食べ物とかで、
ライブは軽音サークルのやつで、
魔法戦は自由参加。

りうら

へぇ〜

If

俺魔法戦行ってこよっかな

悠祐

お前はダメ。

If

やっぱり?

ほとけ

え、なんでダメなの?w

ないこ

コイツは去年、相手に向けて、
結界を破壊する大魔法を使って観客を驚かせた。

If

怪我人出てないやん。

悠祐

観客びっくりしとったやろ

初兎

加減知らんの?w
アホやんww

りうら

やっば

ないこ

で?

ないこ

どこ行くの?

りうら

各自自由に屋台回るとかは?

悠祐

ええんやない?せっかくの文化祭やし。

If

おー、じゃ俺呑みに行ってくるわ

ないこ

お酒売ってるわけないでしょ

ほとけ

じゃ、僕りうちゃんと初兎ちゃんとお昼食べに行く!

初兎

ええで〜!

りうら

りうらも!

ないこ

じゃ、2、3年で適当に遊び歩いてるね。

りうら

わかったー!

次回、

文化祭2日目

星夜空

こんばんわー、

星夜空

投稿サボりにサボった主でぇーす

星夜空

何か、ずっとお勉強してましたー

星夜空

週末漢検やって、来週テストです

星夜空

死んできます☆

星夜空

漢検なんですけど、

星夜空

受けるの3級なんですよ。

星夜空

習ってない範囲まで出てるので死にそ

星夜空

しかも、テスト期間なのに……
んな漢検の勉強してる暇なんてねぇよ……

星夜空

まぁ、というわけで数日くらいずっと投稿サボってました。

星夜空

遊んでた訳じゃないんです。
どうか許してください。

星夜空

あと、

星夜空

お知らせっていうか予告なんですけど、

星夜空

文化祭編終わりましたら、
徐々に最終章に向かっていきます。

星夜空

文化祭、9月くらいなんですけど、
そっから特に入れたい行事も無く。

星夜空

で、時系列的に12月にクリスマス番外編が入りますでしょ?

星夜空

なので、9〜12をすっ飛ばします☆

星夜空

日常系入れようかと思ったのですが、
主が日常系書くの得意じゃなくて。

星夜空

その代わり、1月~のストーリーはすごく時間かけます。

星夜空

10、20くらい使うかな?

星夜空

安心してください、最終章とは言いましたが
まだまだ続きます。

星夜空

ていうかここまでのは所詮前座です。
こっからが本番です。

星夜空

じゃ、

星夜空

文化祭編さっさと終わらせましょう!

星夜空

バイバイ!

とある魔法使い達

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