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夢乃
夢乃
3本ほど線が刻んである左腕
ふらついた足元
信じたくない事実
いつもより何倍も重い足取りで教室へ向かった。
y
いつものように、明るく振る舞う。
n
y
また来た。これだから学校は嫌なんだなぁ…
n
y
nの話を聞きながら、カバンから荷物を出す。
いつまでも着いてきて話し続ける姿に、限界を感じていた。
だから、今日は親友の元に話にいった。
y
I
でもやっぱり、気まづい。
あんなに話してたら、俺の事嫌いなのかな
そんな考えがぐるぐるまわる。
y
I
n
y
I
会話の少しの間に、すぐ話を突っ込んでくるn。
一気に雰囲気が変わり、nの独壇場になってしまった。
n
キーンコーンカーンコーン
y
I
y
I
昼休み
y
I
y
I
y
廊下で会話していると、偶然sに会った
s
s
y
背筋が凍った。
本当に避けられていた。
怖かった。悲しかった
こっちを見た瞬間、目を逸らしてすたすたと歩き去っていった。
まるで俺の事を視界に入れたくないかのように。
y
目を凝らした。
そうしたら、奥にlがいるのが見えた
y
iに呼びかけた
I
y
y
I
おかしいな
俺の方が、iと仲良いのに
優先順位、違うんじゃないの
結局、絵は書けなかった。
マーチング練習にて
y
俺は金管のトロンボーンを担当していた。
パートリーダーだったが、トロンボーンの中で1番劣っていた
ほか2人は上手いから、俺はますます自信を無くしていた
トロンボーンの仲間
トロンボーンの仲間
y
y
聞こえるようにわざと言われた陰口が頭の中でループする
y
パートリーダーはなりたくてなった訳じゃない
新しいトロンボーンだって相応しくないのは知ってる
こんなの、自分がいちばん分かっている
練習を放棄したせいで
変に真面目だったせいで
先輩が新しいトロンボーンだったせいで
こんなにいじめられるなんて聞いてない
先生
〜〜〜〜🎶
y
y
トロンボーンの仲間
y
いつもいつも、上手くいかない
自分のせいって事は知ってる
だけど
だけど
直せるほどの気力がもうない
先生
y
水筒に手を近づける
それと同時に、同じ金管の、sが近くにいるのが見えてしまった
s
y
直ぐに目をそらされて、遠回りして行った。
俺のせいでこうなってるの?
なら俺って、学校来ない方がいいじゃん
「死にたい」初めてそう思った日だった
y
電話中
俺は耐えきれなくなり、つい話してしまった
y
I
y
y
震えた声で言った
精一杯の勇気を出した
I
y
I
I
y
I
I
I
I
I
y
あまりの優しさに涙が溢れた
I
y
y
I
y
I
I
I
I
y
I
I
y
やっぱり、1番大好きだ
翌日
y
I
y
I
I
y
y
I
I
y
今まで背負ってた苦しい感情が
一気に浄化される気がした
夢乃
夢乃
夢乃
夢乃
154たっぷおつかれ!
コメント
6件
夢乃ちゃんーっ!!🥹💘 夢乃ちゃんの小説久しぶりに見た!! 一気見しちゃった👀 いやかくのうますぎるよやっぱ...😭💖 今回の作品結構安心したぁあ😖💞 夢乃ちゃんの物語毎回好きすぎるよッッ😭💕 次も楽しみにしてる!!🥺💓
こんな感じだったんだ……支えてあげれなくてごめんねぇ……