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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

ゆき❀

今回で6話目になります!

ゆき❀

💜💙が少し続くので、苦手な方はご注意くださいっ

ゆき❀

それでは…本編へどーぞ!✨

C side

なーくんの想いに甘えた日。

なーくんの告白を受け入れた僕は、泣きすぎて疲れてたのもあって、そのまま寝てしまっていた。

ゴソッ…

ころ💙

…ん、、ぁれ?

ころ💙

ここ、なーくんの家…?

ころ💙

…そっか、昨日そのまま寝ちゃったんだ

あの時は、苦しみから解放されたいという気持ちが強すぎて

すぐに受け入れちゃったけど…

ころ💙

…さとみくんとは別れた方がいいよね、、

ころ💙

ッ、、、

さとみくんへの想いを忘れるためになーくんと付き合ったのに…

なのに、心がズキズキする

未だに彼との思い出が、僕の心に残ってるんだ。

ころ💙

この思い出を背負ったままなのは…ッ、きついなぁ…ポロポロ

早く忘れてしまいたい、でも忘れちゃいけない。

矛盾した気持ちが、心の中をぐるぐると回っている

ころ💙

ッ、グスッ……

ゴソゴソ…

ななも💜

…ん、ころちゃん、、?

ころ💙

ッ!!

ころ💙

なー、く、、ポロポロ

ななも💜

ッ、、ころちゃん、

ギュゥ…

ななも💜

大丈夫、大丈夫だよ。

ころ💙

ッ、、ポロポロ

なーくんの温かさで、僕はさらに泣いてしまった。

そんな僕を、なーくんは落ち着くまでずっと抱きしめてくれた。

ななも💜

…落ち着いた?

ころ💙

…うん、ごめんねッ

ななも💜

ううん、ころちゃんが謝ることじゃないよ?

ななも💜

俺のせいで泣かせちゃったんだと思うし…。

ころ💙

ッ!?  ち、ちがう、!

ななも💜

…え?

ころ💙

そ、そうじゃ、なくて…

ころ💙

さとみくんへの想いを抱えたまま、なーくんと付き合うのはダメだなって…

ころ💙

分かっては、いるんだけどね…

ころ💙

やっぱり、ッ、まださとみくんのことが好きみたい…ッポロポロ

ななも💜

ッ、そ、うだよね…

ななも💜

俺、ころちゃんが弱ってる時に漬け込んじゃったけど

ななも💜

俺は、ころちゃんを裏切らない。

ころ💙

ッ、!

ななも💜

ころちゃんが俺を必要としてくれるならそばに居るし、何かあったらすぐに駆けつける。

ななも💜

もう、1人で泣かせたくない。

ななも💜

俺を利用していいから、だから

ななも💜

ころちゃんにとって、幸せになれる道を選んで欲しい。

ころ💙

、、ぅんッ…グスッ

ななも💜

…もー、そんなに泣いたら腫れちゃうよー?

もちろん不安はある、けど

なーくんのことだったら信じられる気がする

なんでこんな僕を大切に想ってくれているのかは分からないけれど

それでも今は、なーくんの温かさに包まれていたいな…

ころ💙

グスッ…なーくん、、

なーくんはきっと、ずっと辛かったんだと思う。 告白は勇気がいるし、覚悟もいる。

ななも💜

んー?なぁに、ころちゃん

僕も…覚悟を決めるべきだよね

ころ💙

…僕、ね

ななも💜

うん…?

彼から離れる覚悟を。

ころ💙

さとみくんと…別れる。

ななも💜

…ッ

ななも💜

ころちゃんは…それでいいの?

ななも💜

もう、戻れないんだよ…?

あぁ、やっぱりなーくんは優しいな

最後まで僕の気持ちを尊重してくれる。

ころ💙

…うん、いいの

けど…、もう決めたことだから。

ころ💙

僕もね、なーくんの気持ちに応えたいんだ ニコッ

ななも💜

ッ!?

ななも💜

〜〜ッ…あり、がとね…ポロッ

ころ💙

こちらこそ…ッポロポロ

お互い落ち着いて、今はリビングにいる。

僕には、しなきゃいけないことが残っているから。

ななも💜

…無理しなくていいんだよ?

ころ💙

、ッ、、うん

ななも💜

ほんとに1人で大丈夫…?無理そうだったら、俺も行くよ?

ころ💙

…んふふっ、なーくん過保護やなぁ

ななも💜

ころちゃんが心配で言ってるのに…ムスッ

ころ💙

ごめんごめんw

ころ💙

…うん、大丈夫だよ

これから僕は、あの人に別れを告げに行く。

もしかしたら、まだ好きでいてくれてるのかもしれないって思うこともあったけど…

先程の連絡で、そんな考えは吹き飛んでいった。

ころ💙

それじゃあ…行ってくるね。

ななも💜

うん、行ってらっしゃい

色々な想いを抱えたまま、僕は家を出た。

何本かの電車に乗って、徒歩20分

ころ💙

…ふぅ、

ようやく、彼の家に着いた。

ころ💙

ッはは、震えてる…

彼の家に近づくにつれて冷えていた手は、今ではカタカタと震えている。

これは寒さからなのか、怖さからなのか

今となってはどうでもいいけどね。

ころ💙

…よしッ

ピンポーン

ガチャッ『…入って。』

あの時から変わらない冷めきった声に、また泣きそうになる

ころ💙

…うん

ガチャッ

ころ💙

おじゃま、します…ッ

さと💖

…座って。

ころ💙

ビクッ …う、うん。

俯いていて顔は見えないけれど、雰囲気でわかる

僕を拒絶していること。

さと💖

…んで、話って何?

ころ💙

ッ…え、っと、、

さと💖

……

ここまできて、まだ怖がってる自分がいる

それでも…やるしかない。

ころ💙

…さとみくん、

さと💖

ころ💙

僕と…ッ、別れてください

さと💖

…ッ!!

ころ💙

今までありがと…じゃあッ

早くしないと涙がこぼれそうだったから

だから、早く帰ろうとしたのに

さと💖

…っ、まって

さと💖

ガシッ

ころ💙

ッ!? な、なに?

さとみくんの方を振り返ったときに見えた顔は

ころ💙

…ッ?

今まで見たこともないくらいに、苦しそうだった。

さと💖

ッ…、なんでもない

さと💖

じゃーな…ッ

ころ💙

…うん

なんであんなに苦しそうな顔をしていたのかわからなかったけど

これで、終わったんだなぁ…。

ころ💙

さよならッ…ボソッ

そうして僕はさとみくんの家を出た。

ころ💙

ッ、ポロポロ…

溢れる涙と共に。

-end-

ゆき❀

以上、6話目でした!

ゆき❀

さとみくんが苦しそうな表情をしていたのはなぜなのか…

ゆき❀

次回は💖くんsideになります!

ゆき❀

良ければ、次の話もお願いします!!

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コメント

3

ユーザー

フォロー&ブクマ失礼します!

ユーザー

浮気したのは本心じゃなくて りいくんに無理あり付き合わされていたとか… それか今更ころんくんの、ことを本気で好きだったことに気付いたか…?

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