tg
pr
俺が罰ゲームで女装してお散歩へ出かけた時、 傘もささずびしょ濡れの地面に座り込む少年の姿ば見えた。
街ゆく人は見て見ぬ振りをし通り過ぎていく。 だって、誰がどう見ても家で少年。 誰も自ら面倒ごとに足は突っ込まない。
俺はそんな少年に傘を差し出した。
tg
こちらを見上げる顔は、深くフードを被っているためあまり見えないが容姿はとても整っているように見える。
でも、俺が話しかけてから何も話してはくれない。 ずっと、何も発さずにこちらを見つめるばかり。
tg
俺は少し困ったが、少年をたき抱えた。 すると少年はある方向を指差した。 どうやら家の場所を指しているらしい。
俺は身に付けることを強制された短いスカートに震えながら歩いた。 心なしか、男性からの視線が痛い。
家、いや城に歩みを進める度に、俺は少しずつ血の気が引いてく。 だって、国王殿下のお城を指差しているから。
そこにつくまでに雨はとっくに降り止み雲ひとつない晴天だ。
tg
少々焦りながらも問うと、そこで初めて、少年は言葉を発した。
pr
その言葉に俺はだいぶ動揺したと思う。
tg
数秒の間、その間に少しの圧を感じとても焦りを感じる。 勢いよく頭を下げて謝罪した。
tg
よく見れば、上着の生地も高そうなもの、 雨に濡れた後も、香りは上品。
下手したら打ち首もあり得るかも知れない。 と思っていたのだが、そんな俺を第三王子様は笑った。
tg
pr
その言葉に俺はホッと安堵した。 感謝という言葉に疑問を持ちつつ俺は言う。
tg
くるっと振り返り俺は街に降りていく。 ふと振り返った時には、もう少年の姿は無かった。
tg
早く帰ってお風呂入りたいツ、髪長いとこんなにも暑いのかツツ。
無彩
無彩
♡100以上、視聴数前回合わせ100以上
無彩
無彩
コメント
4件
初コメしつれいします! 続きが気になる!ちぐちゃんの女装か…よし、今なら空飛べる(?)
まさかのちぐちゃんなの!? 予想外だったw続きまってるね!
普通に女の子かと思たわ( ˇωˇ ) (見事に騙されたやつ)⤴ てか、物語も書けるってなんなん?あなたは天才か?最高すぎるんじゃよ? 続きも楽しみにしてるわよ🫶✨🩵