冴宮
もうすぐだな
冴宮
時間的に
紫苑
何言ってるの?
克光
そうっすよ
王冴
何かあったのか?
冴宮
僕は今日ここを脱走する
紫苑
は?
克光
え
冴宮
お前等はどうする
王冴
なあ
王冴
何があったのか教えてくれ
王冴
急に脱走をするってなると近い間に何かあったんだろ
克光
確かに
紫苑
教えてちょうだい
冴宮
、、、
冴宮
わかった
冴宮
僕等と同じ実験をしている人が昨日の夜爆発した
冴宮
それは実験結果にてだ
克光
え
王冴
それは本当か?
冴宮
ああ
冴宮
そして、昨日の夜、柳の部下が言った
冴宮
後1年でこの実験をしている奴は爆発する
紫苑
でも、爆発って言っても小規模じゃ、、、
冴宮
街を一つ消したんだ
冴宮
その爆発によって
王冴
な
冴宮
そして、柳が言っていた
冴宮
明日、殺すと
克光
え、僕等殺されるんですか?!
冴宮
せっかくこの大きな力を手に入れたんだ
冴宮
その力を使わずに死ぬのは勿体ない
紫苑
え、私達、、、死ぬの?
柳
よお冴宮
紫苑
冴宮?
克光
だれすか?
冴宮
、、、なんだ
王冴
は?
王冴
お前名前無かったんじゃ
冴宮
すまない
冴宮
後程話そう
柳
悪いが今、君達には死んでもらう
冴宮
させるかよ
冴宮
もう分かってるんだ
冴宮
僕等は逃げる
紫苑
、、
柳
逃げれると思うな
柳の後ろから複数の部下がやってきた
その部下は銃を持っている
柳
死ね!
冴宮
ふふふ
冴宮
そのようなもので死ぬとでも?
元最強の殺し屋の脳は澄んでいた
何が危険で何が安全か
周りへの迷惑
爆発
完全に我を失っていた
冴宮
殺すことがこれ程楽しいとは、、、
紫苑
ねえ!
紫苑
冴宮、、だっけ
冴宮
、、、
王冴
一度落ち着け!
克光
冴宮!
彼等の声は冴宮には届いていなかった
柳
くっ
冴宮
部下は始末したぞ
冴宮
後は貴様だ
そして、銃を拾う
柳
ま、まて
柳
殺すつもりは無いだろ!
冴宮
お前は、、、馬鹿だな
柳
な
冴宮
柳の人体実験の拷問に耐えて最強の力を手に入れた
冴宮
感謝するぞ
柳は悟った
この実験は自分がコントロールしていたのではなく、冴宮によってコントロールされていたと
柳
ぐ、、、
冴宮
チッ
冴宮
逃げたか
王冴
おい冴宮!
冴宮
!
紫苑
あんたいい加減にしなさい!
克光
もう、、、やめて、、、
彼等の声が冴宮にようやく届いた
冴宮
、、、
冴宮
悪かった
紫苑
このまま私達が止めなかったら人殺しを続けてたでしょ!
冴宮
!
紫苑
もう、、、殺すのは終わろう?
冴宮
、、、ごめん、、
冴宮
ごめん
紫苑
もういいのよ
紫苑
ただ約束しなさい
紫苑
もう暴走はしないと
紫苑
暴走しないように私と暮らしましょう
紫苑
あんたたちもね
克光
え、僕等も?!
王冴
まぁいいが
紫苑
それで
紫苑
事の発端を教えてくれる?
王冴
真実を教えてくれ
冴宮
分かった
冴宮
僕の名前は冴
冴宮
最強の殺し屋だ
紫苑
貴方が?
冴宮
そう
克光
それで、僕等にはどんな実験をしてた?
冴宮
細胞の限界を超えるとどうなるかっていう実験だ
冴宮
そして、やり方が間違っていた
冴宮
3人共別々に実験していた
冴宮
そして君等も最強の力を手に入れている
冴宮
紫苑は回復
冴宮
克光はキセキの力
冴宮
王冴はスピード
冴宮
身体能力だな
王冴
え
克光
マジすか
冴宮
そして、、、
紫苑
、、、ん?
冴宮
や、何でもない
冴宮
変なこと思っていた
克光
そう
冴宮
(体内に爆弾があるけど、、、取り除いたからいいか)
冴宮
(でも流石に自分のは出来なかったな笑)
紫苑
今、約束する
紫苑
この力を極力使わない
紫苑
弱い者殺さないと
冴宮
!
冴宮
(ガストロ、、、)
王冴
それじゃ、家に帰るか
克光
家、、、無くね?
紫苑
キセキの力使って家貰えば?
克光
そーする!
冴宮
そして、今に至る
紫苑
忘れてたわ
果歩
そんな、、、過去が、、
冴宮
質問はあるか?
全員首を横に振っている
冴宮
そして柳はプライドの高い奴だ
冴宮
また復讐しに来るだろう
冴宮
そして、僕の体は後1ヶ月
紫苑
嘘、、、
冴宮
もう、どんな事をしても無駄だ
冴宮
僕は君等の爆弾を取り除く事が出来たが
冴宮
自分自身では無理だからな
凄く空気が重い
克光
ま、まぁ事情は分かったっす
紫苑
そうね
王冴
ま、帰る、、、か
冴宮
1ヶ月後の事考えておけよ
冴宮
どうするか
冴宮
僕は君等に殺してもらいたい
冴宮
一番長く付き添ってもらったからな
冴宮
それが無理なら僕は自殺をする
果歩
、、、、
王冴
分かった、、







