サキ
痛い!痛い!やめて!
アミ
は?何言ってんの?
ミサ
あんたに拒否権なんてないからw
マイ
あんたは目障りなの、だから早く死んでw
いじめられているのは、わたしがアミとぶつかり階段から落としてしまった。
サキ
(あの時もっと周りを見ればこんなことにならなかったのかな?)
アミ
ほんとあんたって目障りw
ミサ
ほんとそれ〜
マイ
お前なんかいなくても誰も悲しまないし ねぇ、アミ!
サキ
(ミサとマイは所詮アミの手下。)
サキ
(せめて、2人がいなかったら・・・…)
アミ
おら!どこみてんだよ!
サキ
っ、痛い!
ミサ
は?アミのほうがもっと痛かったんだよ?
マイ
アミと同じ痛さをあんたは味わって死んでw
アミ
それなら明日の放課後、屋上から飛び降りて死んで。
サキ
・・・・・は?
アミ
いまさっきマイが同じ痛みを味わえって言ったでしょ。
マイ
言った言った!
ミサ
ま、さ、か、・・・!
アミ
そうよ。死んで償え。
ミサ
いいね!
マイ
賛成!
アミ
決まり。明後日からあんたの姿が見られないのが楽しみだわ。
サキ
嫌だ、嫌だ嫌だ!
アミ
お前の意見なんか聞いてない!
サキ
・・・…
ミサ
お!賢いね!
マイ
と、言うことで!
アミ
決まりね。
プルルルルルルルルルルルルルルプルルルルルルルルルルルルルル
サキ
不在着信
アミ
あら、電話?
ミサ
誰?誰?
マイ
地獄からの電話?
アミ
ま、今日は終わり。
マイ
バイバイ〜
サキ
今のは誰の電話だったんだろう。
サキ
掛けてみよ
プルルルルルルルルルルルルルルプルルルルルルルルルルルルルル
ノノ
もしもし?
サキ
まさか、ノノ!
サキ
どうしたの?
ノノ
いいもの見つけたの! 今から家に来て!
サキ
え!わ、わかった。
サキ
で、どうしたの?
ノノ
おどかないで聞いて。
ノノ
これを見て!
サキ
小説の大きさの本?
サキ
でも、題名がないね。
ノノ
これね、実は書いたことが現実になる本なの!
サキ
嘘だよ〜
ノノ
ほんとだよ。今書くね。
ノノ
「○時○分にりんごが現れる。」
サキ
ほんとだ!
ノノ
サキは本を書いてみたかったんでしょ。
サキ
まぁ、夢だったし、
サキ
それがどうしたの?
ノノ
わからないの?
ノノ
あいつらに復讐出来るのよ。
サキ
え?ほんとに?
ノノ
ほんとだよ。マイを実験体としてやってみよ。
サキ
・・・…わかった。
サキ
「今日の夜9時、親のタバコの消し忘れで火事にあいマイだけ死亡」
サキ
これでいい?
ノノ
バッチリ!
サキ
(あの本どうりになるかな?)