テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

アーサー

き、菊、上がったぞ!

あら、おかえりなさいアーサーさん。

?どうされたんですか?そんな決心したような顔をして。

アーサー

いや、別に何でも無いぞ!!

アーサー

(計画実行は菊が寝てから俺が部屋に入る、それで菊を攻めるんだ!よし、完璧だな!)

アーサー

あー菊、俺髪乾かしたら寝るわ〜。

(えっ、早くないですか?夜はこれからだというのに…まぁ手を出す訳でもないんですけどね、あぁっ、私の意気地無し!本当はアーサーさんにあんな事やこんな事をしたいというのに…!!!!)

……もう寝てしまわれるんですか?

もう少しアーサーさんとお話していたかったですけど……寝られるのなら仕方がないですね、

アーサー

んなっ…!

アーサー

ま、まぁ?別にもう少し起きてやらねぇ事もねぇぞ?

本当ですか…!?

アーサー

べ、別にお前の為なんかじゃないんだからな!!俺の為だからな!!!

アーサー

(流れで言っちまった…………けど………ん?待てよ?この間に菊と良い感じになれれば夜も上手いこと行くんじゃねぇか?)

アーサー

(何だ俺、今日は冴えてるな!)

アーサーさん?大丈夫ですか?

アーサー

ん?あぁ、大丈夫だぞ、

…、何だかアーサーさんの髪、少し濡れているからでしょうか。照明が反射してキラキラしていてとてもお綺麗ですよ。金髪が良く映えてらっしゃいます…、

アーサー

!?な、何だ急に褒めるなよ、!

え?あぁすいません、思った事が口に…、

アーサー

あー何だ。まぁ、その…菊の髪も……黒髪が、何つーか、き、綺麗だぞ、?

…!私なんてそんな…アーサーさんの方がお綺麗ですよ、本当に。

アーサー

………………きょ、今日はやっぱりもう寝るぞ!!!

え!?や、やっぱり寝てしまわれるんですか!?

アーサー

何か眠くなってきたからな、悪いが!

ぁ、でもアーサーさん、私のお家……

寝室……1つしか無いものでして……、

アーサー

……………………

アーサー

……………そう、きたか………

はい……この通りでして……

アーサー

………………とりあえず、一緒に寝るしかないよな。

はい…そうなります………

アーサー

菊は、いいのか?

え?わ、私ですか?(そりゃあアーサーさんと一緒に寝られてアーサーさんの寝息や体温を感じられるんだからそりゃあ一緒に寝たいですよ!当たり前じゃないですか!もちろん)私は構いませんよ。

アーサー

!そうか、じゃあまぁ、寝るか…。

そうですね。

アーサー

……電気消すぞ、?

はい、ありがとうございます。

アーサー

(待ち望んでたこの時が来たぞ、ほら、いけ俺!)

アーサー

…待てよ、無理やりやるのは…一体その行動は紳士なのか…?

天使

(おい辞めとけよ!)

アーサー

(はっ!俺の中の天使!)

天使

(無理やりやって菊に拒否られたらどうするんだよ!最悪、今までの関係にも戻れなくなるんだぞ!!)

アーサー

確かに……それならやっぱり…

悪魔

(でもさぁ〜これ以上関係をぐだぐださせる訳にもいかねぇだろ〜?)

アーサー

(俺の中の悪魔!!)

悪魔

(さっさと手出しちまえよ〜♡しかも、もし菊がOKしてくれたら晴れて菊と恋人だぜぇー?♡)

アーサー

(うぐ、それもそうだ……)

天使

(おいおい辞めとけよ…!何も今ここでやらなくても良いだろ!もっとゆっくり距離を縮めていけば恋人にはきっとなれるんだぞ!)

悪魔

(こいつにそんな気力無いと思うけどなぁ?今ここで距離詰めた方が絶対良いと思うぞ?♡)

アーサー

(ぅ……ぅぐ……)

天使

(おい!お前は…)

悪魔

(邪魔すんなよ!普段英国紳士の欠片もねぇくせに!)

アーサー

(一言余計だばか!)

天使

(「紳士」なんだろ!?)

アーサー

(紳士……)

アーサー

(紳士……確かにそうだな……)

アーサー

(そうだ!俺は紳士だ!誇り高き英国紳士様なんだぞごらぁ!!こんなところで自分の欲望を優先するのは紳士とは程遠いんだぜ!!!)

アーサー

(決めた、菊に手は出さねぇぞ、こっからどんどん距離を縮めていくんだからな!ふんっ!)

アーサーさん。

アーサー

(だから……、)ん?

何か今日の事で不満があったのなら言って下さい……その、今日私の家に来てから、様子がおかしい、というか…

(将来的にアーサーさんが私の家に住むことになったりしますし)アーサーさんには快適に過ごしていただきたいんです。

何かご不満があれば、

アーサー

な、何も特に無かったぞ!ただ、今日はちょっと体調があれでな…

あら!そうだったんですか!?それなら早く言ってくだされば良かったのに……!

アーサー

え、あ、別に大丈夫だぞ、!それ、いッ!?

すいません、私の手が冷たくて…熱は…無いみたいですね…

アーサー

えぁっ、いや、さっきのぅそっ……、

あまり無理なさらないでください、体調が悪いんですから、ちゃんと寝て下さいね。

(…っふふ、嘘なんて事は知ってるんですよ♡でも、信じたフリをすれば沢山貴方の体に触れられるじゃないですか♡)

寝れないなら、羊を数えてさしあげますよ。

アーサー

へ?別に問題ないから…

ほら、無理しないで横になって下さい。

体の力を抜いて……そのままリラックスしてくださいね……

アーサー

え、うん…

それでは、羊を数えますよ…

アーサー

(な、何か寝かしつけられる流れ2なってきてないか!?)

羊が…一匹……

羊が…二匹……

羊が…三匹……

アーサー

(何か…すっげぇいい声で囁かれてる……)

羊が…四匹……

アーサー

(ん…俺、やっぱ菊の事好きなんだなぁ…)

アーサー

(心臓うるさ…、)

羊が…五匹……

羊が…六匹……

羊が…七匹……

羊が…八匹……

羊が…九匹……

羊が………

アーサー

ん…き、く………

どうか……………あら、寝てしまわれました…

(寝息が凄く可愛らしい……はぁ、アーサーさん可愛い………)

本当は寝ているアーサーさんに色々したいんですけど…

ぐっすりな様なので、今回はキスだけにしましょうか…

チュッ

ふふ、おやすみなさい、アーサーさん。

アーサー

……………ふぁ……

アーサー

ん"ー、、

アーサー

昨日の記憶あんまねぇけど…

アーサー

…………何かすっげぇ良く寝れた気がする…

友達以上恋人未満

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

452

コメント

2

ユーザー

身体の健康に本当良い、、! 朝よ、健全に紳士なのも良いが、相手を手引きするえちちな紳士でも良いのですよ😊 そこを逆に攻められると尚、良い、、!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚