作者
作者
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零
タミヤ
俺の隣の席でひたすら何か鉛筆を走らせているのは
最近転校してきた、石神 零。
ジャイボや雷蔵みたいに顔立ちがよく、皆より小柄な青年。
美術部に入っているらしく、常に学校では真っ白なノートを抱えては
今みたいに鉛筆を走らせて絵を描いている。
学校ではちょっと有名になりつつある。いわゆる変人扱いされてるやつ。
タミヤ
零
零
何を必死に描いてるのか気になって声をかけてみた。
タミヤ
タミヤ
零
タミヤ
タミヤ
零
タミヤ
タミヤ
タミヤ
零
タミヤ
タミヤ
タミヤ
零
タミヤ
零
小声で宜しくと言ってから、視点をノートに戻してしまった。
放課後
タミヤ
タミヤ
カネダ
ダフ
零
タミヤ
カネダ
ダフ
タミヤ
零
タミヤ
零は早歩きで教室を出た。それより、カネダとダフのあの態度に
タミヤは疑問を持った。
タミヤ
タミヤ
カネダ
タミヤ
ダフ
タミヤ
カネダ
カネダとダフは周りをキョロキョロしながら、タミヤを連れ
学校の外へ。
カネダ
タミヤ
カネダ
ダフ
カネダ
タミヤ
タミヤ
カネダ
ダフ
カネダ
タミヤ
タミヤ
タミヤ
タミヤ
カネダ
ダフ
カネダ
タミヤ
ダフ
カネダ
カネダ
カネダ
カネダ
タミヤ
タミヤ
タミヤはさっきのレイのことを思い返していた。
タミヤ
タミヤ
カネダ
ダフ
タミヤは学校へ戻り、美術室を目指す。
タミヤ
タミヤは美術室をあちこちを見て回る。
タミヤ
あちこちレイを探したが美術室内にはいなかった。
タミヤ
タミヤ
タミヤは一枚のキャンバスに目が行った。
タミヤ
タミヤ
一枚のキャンバスには木炭のようなもので描かれた自分の絵。
零
タミヤ
零
自分が描かれた絵に見惚れていると、背後からレイの声がしたので
びっくりして振り返るタミヤ。
タミヤ
タミヤ
零
零
タミヤ
零
タミヤ
零
タミヤ
零
タミヤ
零
零
タミヤ
零
タミヤ
零
零
零
タミヤ
零
零
タミヤ
レイは急に制服のボタンを外し、Tシャツを捲る
タミヤ
零
レイの胸にはさらしが巻かれ、よくみたら体つきが女性に近かった。
タミヤ
タミヤ
零
いそいそと服を元に戻して、レイは席についてキャンバスの前に移動する。
零
零
タミヤ
零
零
タミヤ
タミヤ
零
タミヤ
零
零
零
タミヤ
零
零
レイは木炭の塊を持ち、絵に最後の仕上げをする。
零
零
タミヤ
タミヤはノートの切れ端に鉛筆でメモ書きをしたものをレイに渡した。
タミヤ
タミヤ
零
タミヤ
タミヤ
零
零
レイが渡したのはその大学の名刺だった。
タミヤ
タミヤ
タミヤ
零
タミヤ
二人は指切りをした。
数年後....
レイ
タミヤの母
タミヤの母
レイ
あれから数年後。
タミヤは齢14という若さで死んでしまったらしい。
その他にも同級生が数名と、地理の先生も。
レイ
タミヤの母
レイは一枚のキャンバスをタミヤの母親に渡した。
そのキャンバスに描かれていたのは、あの時描いたタミヤの絵。
タミヤの母
レイ
レイ
レイ
レイ
タミヤの母
レイは座布団に座って、手を合わせ
祈りを捧げて目を開けて
その人はすぐ目の前、額の中で
笑っていた。
レイ
線香をあげ、田宮家を後にし、あの海岸へと足を運んだレイ。
すると、一人の青年が話しかけてきた。
??
レイ
??
レイ
レイ
??
??
レイ
??
??
眼帯をした青年はうつ向いて行ってしまった。
あの青年は何処かで見た気がしたが、レイは思い出せなかった。
一瞬、その誰かの面影と重なった。
あの青年は一体、誰だったのかしら?
完
コメント
1件
小説の作り方が天才すぎ😭