ピピピピピピピピピピ
蒼
...起きるか
俺は蒼
さっき目覚ましに起こされた
俺の家は結構貧乏で
母ともう一人がやっと入れるぐらいの
小さな家に住んでいた
でも
母が頑張って俺を高校に行かしてくれた事は
とても感謝しているんだが
蒼
ゔぅー
蒼
また''あのクラス''に行くのか...
そう思うと気分が悪くなる
蒼
部屋から出よう
蒼
おはよぅお母さん
母
おはよう
母
パン焼いたから食べててね
母
仕事行ってくるから
蒼
わかった
母
行ってきます
蒼
うん
少し焦げたパンを口に頬張る
蒼
...
蒼
はぁぁぁ〜
あのクラスに行きたくない...
色々考えた結果
これだけが頭に残る
蒼
でもな
お母さんに迷惑かけたくないし...
蒼
どーすればいいのかな
考えてたってしょうがない
そろそろ家を出なければ
荷物をまとめて外に出る
蒼
...行ってきます
ボーッと今日の事を考える
蒼
...今日は何もない一日になってくれ
蒼
おはようございます...
ふと横を見ると
クラスのみんなが俺をみて笑ってる
蒼
(今日もか)
机にはびっしりと
油性ペンで落書きがしてあって
しかも机には
スノードロップが飾られてあった
蒼
...
いじめっ子A
あ!そうだった!
いじめっ子A
お前の靴捨てといたからさ
いじめっ子A
明日から裸足で登校しな?
蒼
...
いじめのリーダーはこいつだ
いつも何かしらしてくる
例えば
体育があった時は制服がずぶ濡れになったり
悪口が書かれた手紙を何枚も送ってきたり
更には殴られたこともあった
蒼
(もう慣れてしまったな)
いじめに
蒼
...
今日も耐えるか
放課後
蒼
帰るか
いじめっ子A
ねぇちょっと待って?
蒼
...
蒼
(今からこの花を持って帰ろうとしたのに)
いじめっ子B
これ見て?
いじめっ子が持っていたのは
切れ味が良さそうなナイフ
いじめっ子C
これで実験したくてさ!
いじめっ子C
体に刺して死んでくれない?
蒼
...
いじめっ子B
おい?お前ならやるよな?
蒼
あぁ、勿論さ
いじめっ子A
...は?
いじめっ子A
何言ってんの?
いじめっ子A
冗談に決まってんじゃん
蒼
そこまでいうなら死んでやる
俺はいじめっ子からナイフを奪った
いじめっ子C
は?
蒼
ありがとう。
蒼
はは...
蒼
ははははは...
蒼
お前らが悪いんだ
蒼
自殺に追い込んで
蒼
しかも凶器を渡したのもお前らだ
蒼
訴えられるのは
蒼
時間の問題だな
いじめっ子A
あ...あああ!!!
蒼
ありがとう
俺は鮮やかに咲いたピンクの薔薇を
握りしめて死んだ
神様
...
神様は
どこか苦しそうだった
蒼
生まれ変わりたい
神様
わかりました
蒼
うん
蒼
ばいばい






