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ナチ
ソ連
ナチ
話さないと、
これ以上何か迷惑をかける訳には行かない…、
…自分で言うのもあれだが俺は勉強は昔から出来る方だった。
ナチ
毎日毎日本を読んで、知識をつけ、その繰り返しだった。
教育係
この人は俺の教育係、何故居るのかは昔の俺には理解が出来なかった。
ナチ
…だが俺はまだ幼体、子供だった。生まれてからたった数年の、
生まれた時から勉学や体術を学ばされた。俗に言う、英才教育のようなものだろうか?
英才教育、そう思っていた。でも違った。
ナチ
ある日、突然目の前に山積みの資料が置かれた。
教育係
演説や論文、本に載っていたから意味は分かる。
ナチ
だけど、何故俺がやるのか、その意味が分からなかった。
俺はまだ演説や論文を書いていいほどの歳ではないし、勉学が出来るからと言って子供が抜けきっているわけでもない。
ナチ
そこから書き方、やり方を学ぶ日が続いた。
最初の方は指摘されてばっかりだったが、次第に慣れたのか指摘されるようなことは無くなった。
頭は良くなっていってるという自覚はあったが、何故俺がやるのか、それはずっと疑問に残っていた。
俺は夜に、よく今までの事を整理していた。
ナチ
俺は"政治家"のもとに生まれ、社会的な教育をされている。
ナチ
"政治家"それは俺にとって切っても切り離せない者だった。
ナチ
こういう時にばかり感の良さは働いてしまう。
俺はこの次の統領になるんだって、
…責任はとても重かった。
勘違いだと思いたかった。でも、確定してしまった。
感づいた次の日、それは確信へと変わった。
ナチ
部屋を出た後、たまたま聞いた。
教育係
ドアを少し開け、口を見た。
" 次は彼奴が統領になるのだからしっかりと教育しなければならない。 "
ナチ
嫌だった。嫌と言いたかった。
…でも、それは俺には出来ないこと。
昔から独り孤独が嫌で、誰かがついていないと安心出来なかった。
嫌われたくなかった。怖かった。俺の意見で俺自身の未来が変わることが、
…でも、もっと無邪気に遊びたかった。
外に出れるのなんて月に1回ぐらいだし、毎日勉強ばっかりだし、
羨ましかった。何処かの誰が、外でいっぱい遊べる誰かが、
窓から外をみた。
外は明るく、澄んでいた。
あぁ、俺もあのようになれたなら、あの明るく澄んだ空気の一部になれないものか。
ナチ
ナチ
…元々俺に選択肢なんてものは無かった。
"絶対に"やらなければならないこと、…正直どうでもよかった。
もっと自由に生きられたなら、もっと自分らしく生きられたなら、どんなに幸せだったろう?
ナチ
勉学なんかよりもぬいぐるみで遊んでる方が楽しいし、論文書いたりするのよりもお絵かきをするほうが楽しい。
でも、もうそれは叶わない。
従うしかなかった。抗う勇気なんて俺には持ち合わせていない。
抗っただけ俺の扱いが悪くなるだけ、それは子供の俺でもわかった。
ナチ
寂しがり屋で、どうにも出来ない自分が憎く苛立つことも多かった。
月日が経っても俺の毎日は変わらない。
毎日論文を書いて演説文考えて、本を読んで勉強して
歳を重ねるにつれ周りの期待も多くなっていった。
ナチ
教育係
ナチ
もう何百回も注意され、俺も慣れてきてしまったのかもしれない。
でも、ずっと恐怖は感じていた。背後から感じる、責任感と自分に対する増悪も合わせて。
ナチ
また月日が経ち、俺は"統領になる"と伝えられた。
その頃には、自分でも分かるぐらいに上の人形になっていた。
俺に決定権も否定権もない。すべて上の奴らが決めると、
尚更俺が統領になる理由が分からなかった。
…論文書いたり演説文考えたりする毎日が、少しずつ変わった。
ナチ
ナチ
毎日怒号を浴びせられる、嫌な日々へと変わっていった。
…、多分、俺の意思を完全に消したかったんだろう。
そっちのほうが上の奴らにとって都合が良いから。
ナチ
逆らえなかった。ずっと、
返事は「はい」だけが許され、「いいえ」なんて言ったら怒号を浴びせられる。
…俺の心はとっくの昔に壊れていたのかも知れないな。
2人と初めて会ったのは俺がもう既に意思を無くしている時だった。
ナチ
その頃には、「嫌われたくない。」「孤独は嫌だ。」という気持ちが強くなっていた。
気に入られないと。独りになっちゃう。
そんな事を考えていた。
日帝
日帝は…今よりも真面目なイメージが強かった。…今は少し抜けているところが…、
イタ王
イタ王は今と特に変わったところは無かった。
ナチ
イタ王
一応イタ王は俺より長く生きているはず…だが
かなり幼いように思えた。
ナチ
日帝
お互い緊張はほどけて無くて、堅苦しいまんまだったけど、それが何故か居心地が良かった。
イタ王
日帝
ナチ
それから、自分についてもう少し詳しく話す時間になった。
日帝は、自分の文化や好きなこと、3人でしたいこととか歴史、色々な事を話してくれた。
その時の日帝は、目を輝かせながら自信満々で話していたっけ。
ナチ
羨ましかった。幸せということが。
イタ王は尊敬する人や自身の趣味、好きなこと、沢山の事を話してくれた。
その時のイタ王は、にこにことした明るい笑顔で、子供のような感じだった。
ナチ
思ってはいけないのに、妬ましいと思ってしまった。
ナチ
ナチ
ナチ
その時の表情は自分でもよく分かっていない。
日帝
日帝は優しい目で俺を見てくれた。今でも変わらず。
落ち着いてて、優しくて、誰かを守りたいという気持ちがよく伝わってきた。
イタ王
イタ王はキラキラとした目を向けてくれた。
こっちと仲良くしたい。いっぱい遊びたい。そんな気持ちがよく伝わってきた。
話していくうちに、気づくことがあった。
日帝は家のことの話になると、泣きそうな、苦しそうな表情をしていた。
…幸せ、というのは俺の勘違いだったのかもしれない。
すぐさま話を変え、その場を上手くまとめる事には成功した。
イタ王は、外について沢山の事を話してくれたが、それに違和感を感じてしまった。
話してくれた事全て、やった事があるではなく、こういう遊びがあるという、外に出たことがないような話し方だった。
イタ王は外交とかで俺に会う前から外に出ているはずなのに。
…2人に聞いてはいけないこと、そうとはわかっていた。
家のこと。…それでも、不意に口に出してしまった。
ナチ
日帝
日帝の苦しそうな表情。しくじってしまった。
イタ王
イタ王
ナチ
幸せと答えとけば、上の奴らからはいいと言われるだろう。
でも、その言葉とは裏腹にあの家で幸せを感じたことなんて一度もなかった。
日帝
ナチ
ナチ
甘えてしまった。まだあって間もない2人に。
この2人なら分かってくれるかもって。
イタ王
イタ王
イタ王はポジティブで、すぐに皆を笑顔にできる。
日帝
日帝は優しくて、すぐに安心をくれる。
ナチ
その時には、もう完全に2人を信用しきっていた。
イタ王
日帝
緊張はほどけ、敬語からタメ口に変わった。
ナチ
日帝
こんな雰囲気ではあるが、戦争のための訓練をしていた。
イタ王
そう言いながらも、イタ王の身のこなしは流石だったな。
ナチ
日帝
イタ王
2人は変わらず優しくしてくれた。
でも、いつかは嫌われちゃうんじゃないかって、そう思っていた。
だから、いつまでも好かれるように、嫌われないように動いた。
ナチ
日帝
イタ王
声をかけたら2人は必ず返事をしてくれる。
俺の声なんか必要ない上の奴らのもとで育ったから俺の声に耳を傾けてくれるのは嬉しいことだった。
ナチ
このときには俺の意思もちょっとずつ戻って来ていたんじゃないか?
ナチ
ソ連
嫌われたくない…、独りは嫌だ…か、
ソ連
ナチ
…12年?
ソ連
いや…12年でも国だから…大人か…?
ソ連
ナチ
ソ連
ナチ
ナチ
理由とかは分かんなそうだな…
ソ連
ナチ
ソ連
ナチ
ソ連
ソ連
ナチ
ナチ
ソ連
ナチ
ソ連
ナチ
話でこいつの適応力の高さはよく分かった。
過去が辛いことも分かった。…後は…
ソ連
ナチ
ナチ
もっと歳にふさわしく、いっぱい遊ばせてやんねぇとな。
ソ連
ナチ
教育係
ナチ
教育係
ナチ
教育係
ナチ
教育係
ナチ
…、痛かったな。
おちゃのまおもち
おちゃのまおもち
おちゃのまおもち
おちゃのまおもち
おちゃのまおもち
おちゃのまおもち
おちゃのまおもち
おちゃのまおもち
おちゃのまおもち
おちゃのまおもち
おちゃのまおもち
おちゃのまおもち
コメント
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今回も神すぎますって毎度投稿される度に尊死よ自分的な考えというか変なんっすけどナチの隠してない方の目の色って緑じゃないですか隠してない方の目の色グレーな気がするんですよ何故か