TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

父に憧れて…

一覧ページ

「父に憧れて…」のメインビジュアル

父に憧れて…

3 - あの日から5年〜仲直り〜

♥

70

2021年09月06日

シェアするシェアする
報告する

ラウ

〜〜〜〜〜〜
(ヴァイオリンの音色)

(観客) ヴァイオリニストで勝てるの ラウールさんしか居ないわ…

高嶋 ちさ子

〜〜〜〜〜〜
(ヴァイオリンの音色)

(観客) あの2人のコラボかっこいい…

ラウ

高嶋さん、今日はありがとうございました。

高嶋 ちさ子

いいのよ。

高嶋 ちさ子

20年前とは違うのね。

ラウ

っ…あの時はまだ
ジャニーズだった…でも…
俺はやめた。

高嶋 ちさ子

どうして?

ラウ

ただ…スキャンダル2回したから…
無理矢理解散させられ
この状況です。
辞めてから昔から習っていた
ヴァイオリンを始めただけです…

高嶋 ちさ子

そうなのね…

ラウ

はい…

(女性) 20年前って…私が産まれた年…

ラウ

これだけは…言わないでもらいたい…

高嶋 ちさ子

相当お辛い事ですよね?

ラウ

はい…

数時間後…

ラウ

今日はありがとうございました!

高嶋 ちさ子

ありがとうございました。

ラウ

久しぶり。

阿部

おう。お前
ヴァイオリニストとして
やってるんだってな。
さっき見に来たよ。

ラウ

ありがとう。

阿部

高嶋さんとの共演
綺麗だったよ。

ラウ

ありがとう…🥴

ラウ

ほんで大変やわぁ〜…(酔)

阿部

酔ってんだろ?

ラウ

まぁ〜ねぇ〜…ヒック(酔)

阿部

大丈夫か?笑笑

ラウ

無理〜…ヒック(酔)

阿部

っとに…笑笑

久しぶり笑笑
ラウもう酔ってるの?

ラウ

ウヘェ~…ヒック(酔)

ヴァイオリン弾いてる
時のラウとは全く違う笑笑

ふっか

3人ともいたんだ〜…(酔)

ふっかも酔ってんだな…笑笑

ラウ

グガァァ~…!!

康二

あんなんだっけ?
ラウって…

目黒

先輩…笑笑

ラウ

フッ…ガッゴ…ゔっ…

目黒

えっ…

ラウ

ヴゥ…ア"…ァ"…

ラウ

はっ…ハァハァ…

目黒

どうしたんですか?

ラウ

いや…なんでもない…

阿部

いびき煩かったぞ…

ラウ

ごめん笑笑

ラウ

なぁ…この後…俺外国行く事になってんだ…
だから…多分暫くの間…
日本には帰って来れない。
あいつらにも…

目黒

裕月さん達ですか?

ラウ

あぁ…5年前…
娘のみやびと喧嘩してから
会ってないんだ…
ただ…俺が…泣
みやびを救ってやる事が
出来なかった…泣
全て…俺のせいだ…泣
あの日も…20年前のあの日も…

阿部

それはお前のせいじゃない!!
お前だけじゃない…
俺らなんだよ!!

ラウ

昔から…人が嫌いだった…
同級生にも親にも親戚にも…
変な目で見られた…
もう嫌だった…
生きてるなんて嫌だった…
そこでジャニーさんと出会い
人生が180度変わった…
ジャニーさんに出会えたおかげで
俺は今ここに居る…
だから…ヴァイオリニストとしての俺…
ヴァイオリニストのラウール…
ジャニーズ…SnowManのラウール
じゃない…ヴァイオリニストとしての
俺だ。

阿部

さっきのは納得は行かないが…
ヴァイオリニストとしてのラウールって
いいんじゃないか?

ラウ

ありがとう。

ラウ

この紙を裕月に渡して欲しい。
プルルルル
はい、オッケー今から向かいますね。

ラウ

じゃ…行ってくるわ…

数時間後…

裕月

ここにラウ居る?

阿部

数時間前に仕事だって
言って空港に行ったよ。
あっ…これ。
ラウからの手紙。

裕月

ありがとうございます。

裕月へ… 3人とも元気にしてるか? してるのだったら俺はそれでいい。 みやび本当にごめん 俺お前を愛してたのに 嫌いになったよな 本当にごめん 誘拐されたって聞いた時 優斗のおかげだし。 俺が警察を呼んだ。 見つかるまで探し続けた でもその後あんなこと言われるなんて 思ってなかったな そして優斗決して母さんを 捨てたわけでも 置いて行ったわけじゃない 苦しんで欲しくなかった でも余計に苦しめた それは本当に 申し訳ないって思ってる… それだけはわかって欲しい… 本当にごめんな… こんな俺には会ってくれないだろ? 会いたくもないだろ? だから3人で幸せに暮らして欲しいし… 立派な社会人になって欲しい。 なってると思うが… ヴァイオリニストになりたいなら 俺が認めれるほど 腕を上げろ。わかったな。

みやび

お父さん…

優斗

親父…

みやび

お父さん…‼︎

優斗

行って来な、姉ちゃん。

優斗

うん。

ラウ

はぁ…ハァハァ…
ハッハッハッハッハッハッハッハッハッ…!

大丈夫ですか!?

ラウ

ゴホッ…ビチャ…

ラウール様!!大丈夫ですか!?

ラウ

ただ…過呼吸になると…
吐血するだけ…
大丈夫です。

みやび

パパ!!

ラウ

みやび…

みやび

会いたかった…泣

ラウ

大きくなったな…

みやび

パパ…私ヴァイオリニストになる!!

ラウ

そうか…笑笑
その言葉待ってたよ。
43歳の俺…
教えれるかな?

みやび

師匠が帰ってくるまで腕あげるね!!

ラウ

これでいいのかな?

高嶋 ちさ子

えぇ、いいわよ。
体調不良で行けなくなったから
って言っとくわね。

ラウ

ありがとうございます。

高嶋 ちさ子

じゃあ、行ってくるね。

ラウ

はい。

みやび

パパ、帰ろ?

ラウ

そうだな…

この作品はいかがでしたか?

70

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚