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部屋でひとりぼっち 3人とも個人のお仕事で、1週間ほどバラバラに過ごす。 僕は1人東京に残っていて、、 若井は韓国へ、りょうちゃんはりょっピー企画で九州へ、行っている
寂しくないって言ったら嘘になる いつも、呑まれそうになる
今も制作をしてるんだけど、 自分の書く歌に納得がいかない 何が正しいのか分からなくなって、全然進まない
自然と涙が溢れて、震えが止まらなくて。 そんな時は2人に傍にいて欲しい でも今はそれは叶わない
M
怖い…
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二宮
不在着信
二宮
通話
07:00
ニノ、さん? どうして……
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二宮
二宮
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二宮
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二宮
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二宮
二宮
二宮
二宮
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二宮
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二宮
二宮
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二宮
二宮
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ガチャ
二宮
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二宮
ドアを開けた瞬間、僕はニノさんの胸に飛び込んだ 恥ずかしいのは分かってる ニノさんがびっくりしてるのも分かってる でもね、そんなの気にならないくらいに、 今は誰かの温もりを感じたかった
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二宮
二宮
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二宮
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子供みたいに泣きじゃくる僕を、ニノさんは優しく抱きしめてくれていて。 無理に話させることもなく ただ静かに、僕が落ち着くのを待っていた
・・・
二宮
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二宮
二宮
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二宮
二宮
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二宮
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僕は、ニノさんの言葉に甘えて、感じていることを全て吐き出した 2人が居なくて寂しかったこと 制作に納得がいかなくて自分が嫌になりそうなこと 夜に呑まれそうで怖いこと 正解が分からないこと 涙ながらに話す僕を、 ニノさんはまた、静かに待ってくれていた。
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二宮
二宮
二宮
二宮
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二宮
二宮
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二宮
二宮
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二宮
二宮
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二宮
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二宮
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・・・
二宮
M
二宮
あの後僕は眠ってしまったらしく、ニノさんはずっと傍にいてくれたみたいだ。 改めて考えるとすごい迷惑かけたな 感謝の気持ちを込めて深くお辞儀をする
二宮
と、そこに聞き覚えのある声が重なる
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H
M
M
R
H
M
H
R
なんだ、2人も寂しかったんじゃん。 俺だけじゃなかったんだ… やっぱりずっと一緒に居るだけあるな、 思考が同じだ笑
M
二宮
泣き笑いの顔をした俺を見て、 笑いあう俺たちを見て、 ニノさんは微笑みながらこっそり帰っていった あの人には救われたな… もし昨日ひとりぼっちだったら、今の俺はいないだろう 感謝しかない、本当に。
……今度アイスでも奢ってあげるか、