テラーノベル
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今日はレコ終わりに3人でラーメン食べに来ました 元貴が見つけてくれたお店 いや、マジで美味かったなぁ、、 お会計は俺が代表して一括で払うことになった …あ、もちろん割り勘だよ? 俺が奢るわけなi…((
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お会計を済ませて俺も外に出る
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その時だった
ダダッ
足音がして、男がこちらへ走ってくる 気付いた時にはりょうちゃんに向かって何か銀色に光るものを突き立てようとしていた
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必死で手を伸ばし、 驚いたのか固まっているりょうちゃんを自分の方に引き寄せて背に隠した
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男は鋭い眼光を放ちながら容赦なくナイフを向けてくる
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死をも覚悟して、目をきつく閉じた
痛みを感じない そう思った時、目の前に気配を感じた そしてむわっとする嫌なにおいがした
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恐る恐る目を開くと。
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目の前に元貴が倒れていた お腹から大量に血を流して。 男はもういなくて、 りょうちゃんは、元貴を止血しようとしてくれていたのか手を血で濡らしながら座り込んでいる どうやら気を失っているようだ
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なんでなんでなんでなんで!! 俺が刺されるんじゃないのかよ?! 俺がかっこつけて守ろうとしただけなのに! 俺が死ぬはずなのに! 何で元貴がッ!!!
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俺の声で目を覚ましたらしいりょうちゃんが声をかけてきた
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元貴が吐いたのは、真っ赤な鮮血だった
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ふらふらな状態で戻ってきたりょうちゃんも、元貴の姿を見て目を見開き、 元々血の気のなかった顔を更に白くして固まってしまった
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もう元貴の意識はなくて。 りょうちゃんも元貴の隣に崩れ落ちた
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か細く息をする元貴を前にして何も出来ず、 それが虚しくて2人でただ泣き続けることしか出来なかった
その後すぐ救急車が到着して、元貴は病院に運ばれた
一時は危険な状態だとまで言われたが 何とか持ち堪えてくれ、手術は成功した
元貴の容態と俺とりょうちゃんの精神状態を考慮して、 暫くの間面会は禁止になった
病室に入ることが出来たのは3日後の夜 ベッドには、包帯と点滴が痛々しい元貴が眠っていた
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元貴を見た瞬間、 元貴が生きていることへの喜びと 目覚めなかったらという不安があるのだろう、涙で頬を濡らすりょうちゃん
俺も涙を堪えることは出来なかった
2人で元貴のベッドサイドに座り込み、布団に顔を埋めて泣いていると ふと頭を撫でられる感覚が。
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顔を上げると、元貴が静かに微笑みながら頭を撫でてくれていた りょうちゃんと目を見合わせ呆然とする そして再び止まらなくなる涙
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生きててくれて本当によかった、 これから全力でサポートしていかないと。
コメント
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Mrsを傷つけたやつはシバキ倒す