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桃青、黄赤、黄青です! 地雷、腐が苦手な人、純粋さんバイバイ 字が間違ってても脳内変換してね♡ 通報ダメ絶対( ^∀^)

僕は慌てて布団の中に潜りこむ。

たとえ知らない人でも泣いてるところなんか見られたくない。

驚いたせいかいつのまにか涙は止まっていて、 入ってきた人がいなくなるのを声を殺して待つ。

早く出てって……

でも、そんな僕の願いなど無視するように、 ギィと音を立てて僕のいるベッドに座る誰か。

いきなりのことで思わず声をあげそうになったけど、 慌てて口をふさぐ。

て、ていうか……

僕がいることに気づいてない?

あ、でも気づかないのも無理ないかも。

布団にくるまってるし……

で、でも、 ここを出ていくのは勇気がいる。

どうしよう……

そう考えていると、 ゆっくり布団を……

めくられた。

はっとしたときには、 もう布団は肩の下。

そこにいた人と目が合う。

一瞬、 時が止まったように感じた。

綺麗な藍色の瞳が僕をとらえる。

そこには、 ぽかんと驚く僕がうつっていた。

ピンク色の艶のある髪に、 目も鼻も口もすべてのパーツがそろっている顔立ち。

ほどよく着こなした制服。

身長は……

座っているからよくわからないけど多分高そう。

今まで見たことないくらいの美少年で思わず息をのんだ。

 

……誰

僕を見ながら眉間にしわを寄せる彼。

彼が発する声に、 背筋がぞくっとした。

でも不快ではなく、 なんだか不思議な感じ。

優しい声でも怖い声でもかわいい声でもない。

ただ、 綺麗な声だ。

顔が綺麗な人は声まで綺麗なの?

えっと、

あなたこそ誰?

身長高そうだし見たことないし、 先輩かな……?

桃野桃

もものもも?

聞いたことない……

これだけかっこよければ名前くらい聞いたこと あるかと思ったのに

で、

お前は?

僕は青宮青

僕がそういうと彼……

桃野君は、 なにかを考えるかのように口もとをギュッとひきしめる。

そしてなにか思い出したかのように「あっ」とつぶやいた。

お前……

もしかして、

黄瀬ってやつの彼女?

"黄瀬"という名を聞いて自分の顔が引きつったのがわかる。

……うん

なぜかすぐに『うん』と言えなかった。

ちがう

言っちゃいけないような気がしたんだ。

続き♡100

僕の彼氏は親友とデキていました(1)

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416

コメント

6

ユーザー

続きがめちゃくちゃ楽しみです❗️ ブクマ失礼します🙇‍♀️

ユーザー

ここからどうなるんだ...ブクマ失礼致します!

ユーザー

ももの.....もも、

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