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湊(かなで)
上の段は姉が使っており 下の段とベッド下が 私のテリトリーでした
湊(かなで)
お姉ちゃん
湊(かなで)
ですが2段ベットを使用していた 期間は2年間と長くは 続きませんでした
元々5年以上使用されていたものだったので老朽化が進んでいたのか 壊れてしまって処分せざるを 得なくなったのもありますが…
奇妙な体験をしたんです
2段ベットを使いだした時から 私が布団に入ってから 眠りにつく直前に体が5センチ 下に沈む感覚が何度ありました
敷いていた布団はちょっと硬めな 普通の布団なので飛び乗ろうが 寝返りを打とうが 沈むことはありません
初めて感じた時は「地震かな?」 と思って飛び起きたのですが 姉と親に聞いても何も 無いと言われるしニュースを 見ても地震速報は入ってきません
そもそも地震の少ない土地に 住んでいたので当時は地震の 体験があまり無くどんな感じなのか知らなかったのですが 今なら違うとはっきりわかります
起きている自覚がある時には その感覚はなく決まって目を 閉じてしばらくしてから 夢現をさまよっている 状態の時に起こりました
湊(かなで)
湊(かなで)
同じベッドの上段で寝ていた 姉ももしかしたら同じ 感覚があるかもと思って 聞いてみましたが…
お姉ちゃん
湊(かなで)
湊(かなで)
お姉ちゃん
湊(かなで)
お姉ちゃん
試しに1週間寝る場所を 代わってもらいましたが…
お姉ちゃん
と怒られ気味に戻されました ちなみに上の段で寝ていたと時 私は1度だけいつのもスッと体が 沈む感覚を感じました
湊(かなで)
その感覚は1週間に2回くらいのペースで起こっていたので 別に怖いと感じなかったため
湊(かなで)
くらいに思ってそれからも 普通にベッドで寝ていました
ある日寝る前に読んでいた漫画を いつものように枕元へ置いて 布団に横たわりました
布団の中でうとうとしていると だんだんと意識が 暗くなっていきます
湊(かなで)
すると案の定体が垂直に スッと下がる感覚を感じたのですがその日はいつもと違って更に 下へ下へと下がっていきます
目は閉じているのになぜか壁と 布団が見えていてそのまま ベッドの下まで視界が スライドしていきました
ベッドの底板のベニヤとベッド下に置いていたおもちゃ箱が見えた時
湊(かなで)
湊(かなで)
慌てて体を起こすと そこは普通に自分の布団の上でした
湊(かなで)
ほっとしてまた眠りに つこうとした時
湊(かなで)
───
そこにはニヤリと笑いながら 私を見る血まみれの 女の姿があった
湊(かなで)
湊(かなで)
湊(かなで)
湊(かなで)