(ネタ思い付きませんでした無念…)
壇一雄
公園のベンチに、俺は座っていた。
遊具で遊ぶ子供がよく見える。
他にそれを見守る親子、ハトに餌をやる老人。
こんな平和な光景を見るのは、はじめてかも知れない。
壇一雄
昨日、ポートマフィアに襲撃された時に、芥川と共に行動していた少女のことだ。
彼女の言う事が本当なら、六ヶ月で三十五人殺した…らしい。
壇一雄
脳内で何度再生されたか分からない、かつての友人の遺言。
「人を救う側に成れ」…と。
今はまだ、人を救う側で無くても…俺はあの少女に、なにかしてやれないだろうか。
あの少女を、暗闇から救ってやれないだろうか。
そう思った。
…否、そう"思いたかった。"
壇一雄
今分かっていることは「六ヶ月で三十五人殺した異能力者」という事だけだった。
壇一雄
壇一雄
全くもって良い案とは云えないが、一つだけ彼女を"知れる"方法が思い付いた。
壇一雄
そう小さく呟くと、俺は立ち上がり公園を後にした。
「外の景色を見れなくなる前に、 外の景色を見ておきたい。」
街中をフラフラを歩いていた時だった。
壇一雄
そう心の中で呟くと、回りを見渡した。
壇一雄
「もう少し歩くか…」と呟き、再び歩き出した。
壇一雄
「うずまき」という喫茶店の前に来た。
「…此処で良いか」と呟き、喫茶店へ入って行く。
カラン、という音色と共に店内へ入っていく。
中はとても落ち着く雰囲気の場所だった。…もっと早くここへ来れば良かった。
空いているテーブル席へ座ると、目の前に水がコトンと置かれた。 水は女定員が持ってきてくれたものだった。
チラッと女定員の方を見ると、ニコリと微笑まれ「ご注文お決まりしたらお呼び下さい!!」と云われた。
軽く頷くと、女定員は笑顔のまま店の奥へと消えていった。
壇一雄
(長くなるので食事シーン(??)は割愛させていただきます… (書くのが面倒臭くなったなんて云えない…))
女定員
女定員が微笑む。
この喫茶店で食事をしたのは良い思い出になった、料理も美味しいし…何より店内の雰囲気が落ち着ける。
壇一雄
そんな事を思いながら、俺は店を出た。
壇一雄
そんな事を考えながら、再び歩き始めた。
+_______________+
???
突然、懐かしい気配とすれ違ったと思い振り返った。
…だが、そこにはなにも無かった。
?
?
???
???
「さ、入ろうか佐々木さん!!」と、太宰は何事も無かったかのように微笑んだ。
__翌日、夜
俺は泉鏡花を知る為に、夜ある場所へ来ていた。
此処へ来れば、彼女へ会えると思ったからだ。
壇一雄
ここら辺を探しても、あの子の人影すら見当たらない。
暫く黙り込み、「…はあぁ……」と深い溜め息を付いた。
壇一雄
再び歩き始めようとした時、突然腕を掴まれた。
???
聞き覚えのある声に振り向くと、そこには___
俺の弟子である、太宰治の姿があった。
コメント
8件
お久しぶりです生きてます。 いや、言い訳させて下さい。(は?)何故更新しなかったと言いますとね、普通にネタが思い付かなかったのもありますし、原神っていうゲームにハマってて更新出来ませんでした無念