テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
28
ぽ。
5
狸宮はじめ
54
rn
hr
jpp
いつも通り、笑い声が響いていた
その時
「い い 加 減 に し て く だ さ い"ッ!」
部屋中に響く、大きな声
全員の動きが止まる
ur
dn
tt
誰も信じられなかった。
あんなに穏やかなnaが
あんな大きな声を出すなんて
次の瞬間
「だ か ら 違 う っ て 言 っ て ん じ ゃ ん ッ!」
今度はetの声
いつも明るく笑っている二人の怒鳴り声が、壁越しにぶつかり合う
rn
hr
「 も う 知 ら な い " ッ!!」
「そ う や っ て い つ も 逃 げ る じゃ な い で す か " ッ!!」
jpp
全員が立ち上がる
廊下を駆け抜ける
近づくたび、声は大きくなっていく
「 そ ん な 言 い 方 し な く て も い い で し ょ ッ!?」
「だ っ た ら ち ゃ ん と 聞 い て く だ さ い ッ!!」
rn
rn
jpp
rnの足が震えてる、
こんな空気初めてだった
jpp
俺はドアノブに手をかけた
jpp
こわい、
心臓がうるさいくらい鳴っている
あの二人が……
ドアを開ければ、もう元には戻れない気がした
手は震えたまま動かない
tt
jpp
小さく首を振る
jpp
ガチャ
勢いよく扉を開けた
そこにいたのは——
机を挟んで向かい合う二人
et
肩で息をするet
na
目に涙を浮かべながら、それでも真っ直ぐ見つめるna
今にも壊れてしまいそうな空気が、部屋いっぱいに張り詰めていた
jpp
誰も動けない
こんな二人、見た事がなかった
na
震えた声が部屋に響く
na
et
na
拳をぎゅっと握る
na
na
et
na
その一言に、etの肩がぴくっと震える
jpp
tt
na
落ち着かせようとしたけど、
二人には届かない
et
na
etは何か言い返そうとする
でも
声が出ない
唇だけが震える
na
一歩前へ出る
na
一瞬の沈黙
na
その言葉が出た瞬間だった
na
顔から血の気が引く
na
言い直そうとした
でも
もう遅かった
et
大きく目を見開く
ぽろっ
et
一粒、涙が頬を伝った
rn
et
慌てて手の甲で拭う
ぽろっ
ぽろっ
次から次へと涙があふれてくる
et
何度拭っても
袖で乱暴に拭っても
涙は止まらなかった
et
et
小さく、それだけ呟く
くるりと背を向ける
jpp
etは振り返らない
扉へ向かい、
勢いよく部屋を飛び出した
バタンッ!!
naは扉を見つめたまま立ち尽くす
震える声で、小さく呟いた
na
na
その場にしゃがみ込み、
ぽろぽろと涙をこぼす
jpp
声を掛けたかったけど、
俺にはそんな勇気なかった
jpp
重い沈黙が、部屋を包み込んでいた
コメント
1件
うわぁ…なんでこんなに苦しいの、この話…😭 普段あんなに穏やかなnaが怒鳴って、etが泣くまで……正直、読んでて胸が張り裂けそうだったよ。 特に「大っ嫌い」って言った後のnaの顔色がサッと変わる描写、etが涙拭いても止まらないところ——一文字一文字が刺さった。 jppの「こわい」って心情にもすごく共感した。一緒にいるだけで息苦しくなる空気、すごく伝わってきた。 次(下)絶対読むね。でも心の準備が必要かも……😢🤍