選ばれし6人の魔女

ｼｭｯ

月夜『じゃあ帰るか』 ハル『はーい』 瑠璃『行くよ 咲鬼』 咲鬼『了解』 彼岸『おばあちゃん！？』 蒼葉『おばあさーん！？』

月夜『はい。腕出して？』 ハル『やだ。痛い』 月夜『ここで子供みたいなだだこねるんじゃないよ』 『それにこんな深かったら出血量多くて死ぬぞ？』 ハル『...やってください』 月夜『よろしい』

瑠璃『あなた 今なんて言った？ﾎﾞﾜｯ』 少年『妖怪に妖怪って言っただけだもーん！』 咲鬼『あんた...命おしくなかったのか？』 少年『んぇ？』 瑠璃『ﾋﾟｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰしてﾋﾟｰｰｰｰｰｰしてやる...ｽﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｫ』 少年『ぎぇやぁぁぁぁぁぁぁ！！？』 咲鬼『ちょっと落ち着け？？』 ﾎﾞｽﾝｯ 咲鬼『おい！これ乗って逃げろ！』 少年『え、自転車？どこから...』 咲鬼『死にたくねえならはよいけやぁぁぁ！！』 少年『はぁぁぁぁぁい！？』

彼岸『おばあちゃん。お願いだから急に消えないで？』 婆さん『ナンパされたもんで ﾃﾚﾍﾟﾛ』 蒼葉『もう...彼岸ちゃん凄く心配してましたよ？』 婆さん『すまんのぉ...』 彼岸『次からは急に消えないでね？』 婆さん『どうじゃろうな ﾎｯﾎｯﾎｯ』 彼岸『もう...』

ﾋﾟｯｯｯ

ﾌﾞﾂｯ

ﾋﾟｰｰｰﾝ...

瑠璃と咲鬼

ｼｭｯ

ﾊﾞｷｯ

ﾊﾟﾝｯ（手を叩く）

え...？